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Vol.123:制度の前に、人を見る。

〜柴田直也さんとの出会い〜 🌿

Vol.122では、松田里佳先生から学んだ
「専門職の枠を越えて、人をつなぐこと」
について書きました。

今回は、私が「制度ではなく、人を見る」という姿勢を学び続けている方について書きたいと思います。

栃木県那須塩原市社会福祉協議会 
柴田直哉さんです。

【1】出会いは、尊敬する人からの紹介

柴田さんとの出会いは、私が尊敬する一般社団法人えんがお代表理事 濱野将行さんからのご縁でした。
「活躍されている社協職員で、ぜひ会った方がいい人はいますか?」
そう相談した時、真っ先に名前が挙がったのが柴田さんでした。

そのご縁から直接お会いし、それ以来、毎年さまざまなお話を聞かせていただいています。

濱野さんとの出会いについては、次回改めて書きたいと思います。

【2】制度ではなく、人を見る

柴田さんは、現在那須塩原市社会福祉協議会で福祉総合相談を担当されています。

赤ちゃんから高齢者まで、分野や制度を問わず相談を受け止める仕事です。
柴田さんのお話を聞いていて、私が一番印象に残っていることがあります。

それは、「制度から考えない。」ということでした。

まず、その人は今どんな生活をしているのか。

何に困っているのか。何を大切にしているのか。

そこを丁寧に見て、制度はその後についてくる。

この考え方は、地域包括支援センターで働く今の私にも、とても大きな学びになっています。

【3】地域には、やりたい人がたくさんいる

柴田さんのお話で、もう一つ共感したことがあります。那須塩原市では、子ども食堂が大きく増えています。

でも、「代表になりたい人」を探すのではなく、  「子どものために何かしたい。」そう思っている人を地域から見つけ、一人ひとりの役割をつくっていく。

料理ならできる。宿題を見るならできる。

子どもと遊ぶならできる。地域には、何か役に立ちたいと思っている人がたくさんいる。

その人たちをつないでいくことが、社協の役割なんだと教えていただきました。

これは、私が生活支援体制整備事業で学んできたこととも重なり、とても共感しました。

【4】一人ひとり違うからこそ

柴田さんは、ひきこもり支援や不登校支援にも携わっています。

その中で印象に残っている言葉があります。

「同じひきこもりでも、一人ひとり状況は違う。」

「だから、オーダーメイドの支援が必要なんです。」

その言葉を聞いた時、改めて思いました。

支援は、マニュアルどおりではない。
目の前の一人に合わせて考えるもの。
私自身、地域包括支援センターで相談を受ける中で、この言葉を思い出すことが何度もあります。

【5】支援者も、一人で抱え込まない

もう一つ、柴田さんから学んでいることがあります。それは、支援者も困ったら相談すること。

「困っていることを言わないと、周りは困っていないと思ってしまう。」

その言葉は、今でも強く心に残っています。

地域づくりも、相談支援も一人ではできません。

だからこそ支援者同士がつながり、助け合える関係が大切なんだと学びました。

【最後に】

柴田さんとお話しするたびに、

「地域福祉って面白いな。」

そう思わせていただいています。

制度を知ることも大切。

でもその前に、目の前の人を見ること。

一人ひとりに合わせた関わりを考えること。

その積み重ねが、本当の地域福祉につながっていく。

私も、そんな社会福祉士でありたいと思います。

柴田さん、いつも本当にありがとうございます。

これからもたくさん学ばせてください。

💬 次回予告|Vol.124

「人は、人との出会いで変わる。」

私が地域づくりの考え方を大きく変えるきっかけとなった方。

一般社団法人えんがお代表理事 濱野将行さん。

「制度の外にあるつながり」の価値と、地域に人の居場所をつくる意味について学んだことを書きたいと思います。

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