「過去の自分に書く」ってどういう意味? ─ 潜在ニーズの話 ─
みなさん、ライティングノウハウを集めてますか?
noteを軌道に乗せたい人ほど、noteにハマっている人ほど、ついノウハウに目がいきやすいのではないでしょうか?
私もいろんなノウハウ記事を読んできました。
正直、無料記事だけでも初心者さんに必要な情報はほとんど揃っていると思います。
あとは、自分に合うものを見つけて、実践できるかどうかだけかなと。
今日はよく見かけるノウハウ
記事は過去の自分に向けて書いてみよう!
これについて、少し深掘りしたいと思います。
「読者は他人なのに、過去の自分を想定する意味ってあるの?」
「相手を自分にすると筆が進むからでしょう」
「自分の経験を書けば、同じ悩みを持つ人に響くかも」
そう思った方、間違っていません。
でも、もう少しだけ一緒に考えてみましょう。
その本質を知るだけで、書きやすくも届きやすくもなりますよ。
🌱「過去の自分に」と言われる本当の理由
たしかに、過去の自分に向けて書くと書きやすいですよね。
誰かを想定しようとすると「わかりやすく伝えなきゃ!」と急に難しく感じるのに、過去の自分なら手紙を書くようにスラスラ筆が進む。
そもそもこれはなぜでしょうか?
それは
ー自分の心の奥にあった本音までわかっているからー
当時の自分がどんな気持ちで、どんなことに悩んでいたのか。
その裏にあった「本当はこうしたかった」「こう言ってほしかった」まで思い出せる。
難しい言葉でこれを「潜在ニーズ」と言います。
表には出てこないけれど、心の奥でずっと求めていた“根っこの想い”…本音です。
たとえば、「文章力を上げたい」と思ってノウハウを探していたとしても、
本音は「伝わらない悔しさをなくしたい」のかもしれません。
この“本音”に気づけるかどうかで、文章の質は大きく変わります。
「過去の自分」に向けて書くと、その気持ちを思い出しながら、解決まで描ける。
読者の“痒いところ”に手が届く文章になるんです。
誰だって、心の奥ではちょっとは思っている本音があります。
考えていることなんて、実はそこまで違わない。
だからこそ、過去の自分が何を考え、どう乗り越えたのかを思い出してみる。
それを手がかりに書くことで、本音に寄り添ったリアルな文章が書けるようになるんです。
それが、「過去の自分に向けて書こう」と言われる本当の理由です。
🌱「過去の自分」に向けて書くと、なにが変わる?
ただノウハウのやり方だけを真似るよりも、その“意味”を理解したうえで過去の自分に向かって書くと、記事にこんな成長が見られます。
🔶感情を具体化できる(=リアリティ)
過去の自分が覚えている空気をそのまま表現できます。
たとえば…
「辛かったけど」→「泣きたくても涙も出ないほど」
「忙しかった」→「がむしゃらだった」
「嬉しかった」→「飛び跳ねるほどうれしかった」
🔶上から目線にならない
隣の席で話しているように寄り添う表現ができます。
・気持ちがわかるから、教える→寄り添う に
・自分もそうだったから、不完全な状態を理解できる。
・同じ悩みを想定しているから、身近に感じてもらえる。
🔶自分の成長が見える
実は記事を作ろうと思った時点で感動するほど成長していることに気付けます。
・前は悩んでいたことが、いまは言語化できている。
・できなかったことが、できるようになっている。
・あの頃より、少しだけ視野が広がっている。
🌱まとめ
ー「過去の自分」に向けて書くー
それは、自分の心の奥を思い出しながら、誰かの心にも触れる書き方です。
記事を作るときは難しく考えずに、「あの頃の自分が欲しかった言葉」を書いてみたらいいと思います。
きっと、それが今の誰かの励ましになりますよ。
かつてのあなたはどんな手紙を欲しがっていますか?
想像しながら書くと楽しいかもしれませんね。
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