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⑰【試験によく出る空調編 空調システムと換気他】2級管工事施工管理検定 一次検定計算しない・常識で解くそうちゃん流



第1章|空調方式は“建物規模”で切る


空調方式の問題でつまずく人の特徴があります。

全部覚えようとする。

構造図を暗記しようとする。
メリット・デメリットを丸暗記しようとする。

だから混乱します。

2級管工事施工管理技士・一次検定でまずやることは一つ。

👉 建物の規模を見る。

方式は“性能”ではなく、
“使われる建物”で切る。

これだけで、選択肢は一気に整理できます。



ファンコイルユニット(FCU)

特徴は明確。

👉 部屋ごとに温度調整
👉 水で冷暖房
👉 個別制御が可能

ホテルの客室。
テナントビル。
病室。

「個別」「客室」「テナント」という言葉が出たら強い。

なぜか?

一括制御では困るから。

人によって暑さ寒さが違う。
用途も違う。

だから“部屋単位”で制御できる方式が選ばれる。

一次検定では、
“個別制御が必要な建物”=FCU
と覚えるのではなく、

👉 規模+用途で判断する。



パッケージ形空調機

これは最も身近。

👉 小〜中規模
👉 店舗・事務所
👉 設置が簡単

コンビニ。
小規模事務所。
路面店舗。

「店舗」「小規模ビル」とあればこちら。

なぜなら、

中央熱源を組むほどではない。
施工も簡単に済ませたい。

コストと規模がヒント。

大規模建物にパッケージだけで対応、
と書いてあれば疑う。



ダクト併用方式(中央方式)

👉 大規模ビル
👉 一括管理
👉 初期費用高め

百貨店。
大規模オフィス。
公共施設。

「大規模」「中央管理」「一括制御」
この言葉が出たら中央方式。

熱源をまとめて管理する。

規模が大きいほど、
中央方式が合理的。

ここも構造を覚えるより、

👉 建物が大きいかどうか

これをまず見る。



VAV(変風量単一ダクト方式)

ここは少しだけ踏み込む。

👉 温度はほぼ一定
👉 風量で調整
👉 省エネルギー

重要ポイントは一つ。

最小風量は必要。
ゼロにはしない。

換気・室内環境維持のため、
完全停止はしない。

一次検定では、

「風量をゼロにして温度調整する」

とあれば誤り。

ここは狙われる。



まとめ

空調方式は、構造暗記ではない。

👉 建物規模
👉 用途
👉 管理方法

この3つを見る。

小規模か?
大規模か?
個別か?
中央か?

これでほぼ切れる。

方式は“建物に合わせて選ばれる”。

建物を見れば、答えは見える。

これが、一次検定向けの空調方式攻略の入口。


第2章|空気清浄装置は“粒の大きさ”で考える


フィルター問題で迷う人は、
性能表を覚えようとします。

捕集効率〇%。
粒径〇μm。

覚えきれません。

でも一次検定で必要なのは、たった一つ。

👉 細かい粒を取るほど、高性能・高抵抗。

これだけ。

粒が小さいほど、通りにくい。
だから圧力損失が大きい。

まずはこの物理的常識を押さえる。



基本の並び順

順番はこれ。

プレフィルター
→ 中性能フィルター
→ 高性能フィルター(HEPA)

空気は段階的にきれいにする。

いきなり高性能から始めない。

なぜか?

すぐ詰まるから。

大きなホコリを先に取らないと、
細かいフィルターは一瞬で目詰まりする。

だから、

粗いものから順に取る。

これは空気清浄の鉄則。



試験が狙うワナ

「最初にHEPAで除去する」

とあれば疑う。

効率は良くても、運用として不合理。

プレフィルターなしで高性能使用
→ 不適切

ここは常識で切れる。



HEPAはどこで使うか

高性能フィルター(HEPA)は、
非常に細かい粒子を除去できる。

でもその分、抵抗が大きい。
ファン動力も増える。
コストも高い。

だから、

病院の手術室
クリーンルーム
精密機器工場

など、清浄度が必要な場所で使う。

一般事務所や店舗で常用
→ やりすぎ

ここも狙われる。



粒の大きさで考える

ホコリは大きい。
花粉は中くらい。
ウイルスは非常に小さい。

粒が小さくなるほど、
取るのが難しい。

だから性能が上がるほど、
圧力損失も増える。

👉 細かいほど高性能・高抵抗

これだけ覚える。

あとは常識で判断できる。



まとめ

空気清浄装置は暗記ではない。

順番を見る。
粒の大きさを見る。
用途を見る。

いきなり高性能は使わない。

必要な場所だけ使う。

これが一次検定での切り方。

第3章|換気方式は“圧力”で切る


換気方式の問題で混乱する人は、
「第1種・第2種・第3種」を暗記しようとします。

数字で覚える。
語呂で覚える。

だから本番で飛ぶ。

でも、一次検定で見るべきは一つ。

👉 室内が正圧か、負圧か。

これだけ。

空気は圧力の高い方から低い方へ流れる。

この物理法則から逃げない。



第1種換気

給気:機械
排気:機械

両方ともファンで制御。

つまり、

👉 圧力をコントロールできる

正圧にもできるし、
負圧にもできる。

だから、

・病院
・ビル
・住宅

幅広く使える。

「安定した換気量が必要」
とあれば第1種が強い。



第2種換気

給気:機械
排気:自然

機械で空気を押し込む。

ということは?

👉 室内は正圧

中の圧力が高くなる。

空気は外へ漏れ出す。

だから、

外から汚染空気を入れたくない場所に使う。

例:
・クリーンルーム
・無菌室

ここで覚えるのは用途ではない。

押し込む=正圧

これだけ。



第3種換気

給気:自然
排気:機械

機械で外へ引っ張る。

ということは?

👉 室内は負圧

外気が自然に流入する。

臭気や汚染空気を
外へ逃がしたい場所に使う。

例:
・トイレ
・厨房
・喫煙室

引っ張る=負圧

これだけ。



試験での切り方

数字で覚えない。

まず考える。

押している?
引いている?

押すなら正圧。
引くなら負圧。

そして用途を見る。

清潔を守りたい?
→ 正圧

臭いを閉じ込めたい?
→ 負圧

ここまで分かれば、
選択肢はほぼ消える。



まとめ

換気方式は暗記科目ではない。

👉 圧力で切る。

第1種は制御型。
第2種は正圧。
第3種は負圧。

空気は高い方から低い方へ流れる。

この常識だけで戦える。

数字を思い出せなくても、
圧力を思い出せば解ける。

これが、一次検定向けの換気攻略法。

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