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「風のクロノア」シリーズ・・・「クロノアヒーローズ」という作品と「夢」にまつわる話

風のクロノアシリーズ、ご存じですか?

コアなゲームですし今の時代の観点から見れば「レトロゲーム」に分類されると思います。ゲーマーであれば「風のクロノア Door to phantomile(以下無印クロノア)」、「風のクロノア2 世界が望んだ忘れもの(以下無印2)」は知っていらす方がいるのではないでしょうか?

〇風のクロノアシリーズについて メジャーな作品とか

2023年で風のクロノアシリーズ25周年だったみたいです。
特に無印版と2はリメイクがよく出ていますね(Wiiでも出ていた)。

風のクロノアと言えばこの上記2作品がメイン!と言っても良いのかもしれませんし、そういった認識の方が多いと思います。

風のクロノアシリーズはシリーズを通じて「夢」(意味としては 一抹の夢という意味合いの夢の方が、無印とかは強いかも)をテーマにしています。(これ、めちゃくちゃ大事な事なので後述する作品のところでもう一度書きます)

実は風のクロノアシリーズは結構他にも出ていて、「風のクロノア 夢見る帝国(←結構自分は好き)」であったり、「クロノアビーチバレー」とかが出ています。

クロノアビーチバレーは確かに異色の作品(ビーチバレーするなんというかファンメイドというか、ファンディスク的な立ち位置)ですが、基本的に上述した無印、2、夢見る帝国やその他の作品はクロノアシリーズの系譜と言っても過言ではない「パズルアクション」に分類されます

主人公であるクロノアは「風のリング」という武器を用いて敵(幻獣 げんじゅう)を攻撃でき、攻撃して倒した幻獣は風を吸い込んで膨らみます。膨らんだ幻獣はリング先に1匹抱え込むことができ、抱え込んだ膨らんだ幻獣を投げたりしてギミックを解除したり、二段ジャンプしたり・・・、そういった形でギミックを解除していき次のステージへ行きつつ、そのステージのボスを倒したりするゲームです。基本的には「パズル要素」が強いゲームですね。アクション性はシリーズを通して薄めです。横スクロール2Dアクションになります。

主人公のクロノア 一応モチーフは「猫」らしいです
でっかい耳が特徴で、この耳を使って数秒ホバリングできたりします。
帽子に「パックマン」が居ますね ちなみにナムカプでも(後述するヒーローズで)出てます

そしてストーリーが「良い」という事で良い評判ですね大体無印版とかは特にストーリーがよくて、ニコニコ動画全盛期とかで有名なゲーム実況者の人とかは大体一通りやってるんじゃないでしょうか?あとは普通に後世というか今の時代のYoutuberの方だったりVtuberの人も実況してたりするんでしょうか?(多分してるんじゃないかと思っています)。まだしていない方がいらしたら、是非してみてください!と思っています。配信映えするかは分かりませんが、凄く良いストーリーなので・・・。

又、基本的に無印版等では「ファントマイル語」という独自の言葉を使ってクロノアとかが喋るのがポイントですね。日本語とかではなく、独自の言語でしゃべります(勿論字幕は出る)。そこも結構地味に人気ポイントだと思います。

〇コアなゲームのさらにコアな一応最新作扱いになってるやつ

ここまで長くなりましたが、基本的に「風のクロノア」シリーズで見ると上記の方が有名ですし売り上げ的な意味でもリメイク的な意味でも、ここまでで話が完結するのです・・・が。

実はクロノアシリーズ最新作として出ている作品があって、コアゲーのクロノアシリーズの更にコアなファンが知っているというか・・・そういうゲームがあって・・・。

〇「クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル」(2002年発売 GBA作品)

これが書きたくてこの記事書きました。ここまで前置きメチャ長くなっちゃったんですけど、自分はこの風のクロノア作品が「初めて触れたクロノアシリーズ」だったので、こっちの思い入れが滅茶苦茶強いです。

ちょっと今までのシリーズとは毛色が違います
後、リメイクがされてないんで・・・待ってます、待っています・・・。

〇コンセプトというかモチーフというか

上述した風のクロノアシリーズが「泡沫の夢」といったような、一晩に見る夢・・・、寝ている間に見るような「夢」をメインにとらえているのであれば、こちらの作品はそういった一抹の夢という意味も含めつつ、どちらかと言えば「将来の夢」という意味合いでよく使われる「夢」をメインタイトルにしています。いい意味で「子供向け」なんだろうって思います。

名前の「ヒーローズ」というのもそれにまつわる内容になっています。
まず前作品までとは異なり、主人公たちは名前を借りているだけのような存在で、ほぼ別作品というかキャラ付けが新しく一新されています(設定の引継ぎはあります)。

クロノアも例外でなく、一人の少年として描かれます。クロノア自身割とというかかなり幼くなっている感じですね。前作品までに比べるとひとケタ~10歳くらい?な感じ。「ヒーロー」に憧れる王道主人公な感じで描かれます。

そう、この作品のクロノアは「ヒーロー」になることが将来の夢なちんまい少年なんです。そこら辺の設定が今までの作品とは全く異なる点ですね。

〇今までと違った「アクション重視」のゲーム

今までのクロノアシリーズでは「パズル」要素が強かったですが、今作品はアクションに重視を置いており横スクロールではなくトップビューになります。武器防具システムが実装されており、主人公のクロノアはシリーズ恒例である「風のリング」系の武器を装備できる以外に、
風の剣である「ウィンドブレード系列」や「ハンマー」、敵のビームをかき消せる「ビームジャノメ系列」や敵を貫通する「クラッシュボール系列」、投げてから自分に戻ってくる「ブーメラン系列」等多くの装備を身につけることができます。他のプレイアブルキャラもおり、後述しますが・・・、攻撃の種類が3種類用意されていたのです。このゲームには敵モブに「赤HPバーの敵」「青HPバーの敵」「黄色HPバーの敵」の3種類が用意されていたのです。

右画面に上からバーでHP、必殺ゲージ、経験値ゲージ

〇1:赤攻撃→Aボタンで赤い攻撃を出すことができます。風のリングであれば赤風玉、ブレードであれば赤刃を出して敵を攻撃します。赤HPバーを持つ敵に効率よくダメージを入れることができます。

〇2:青攻撃:Bボタンで青い攻撃を出すことができます。基本赤攻撃と一緒ですが、青HPバーを持つ敵に効率よくダメージを入れることができます。

〇3:必殺ワザAボタン長押しで全体攻撃必殺ワザ、Bボタン長押しで極致攻撃の必殺ワザが繰り出せました。必殺技を出すためには特定までストーリーを進める必要があったほか、敵に攻撃を当てることで「必殺ゲージ」をため、それを消費して発動する必要性がありました。「黄色HPバーを持つ敵」は必殺技でしか攻撃が通りません。グリッヅ系列であったりササルン系列はこちらに分類されました。また無印にでも出てきた「銀・金よろいムゥ」も鎧を剥がすためには必殺技でゲージを削る必要がありました。

敵は幻獣おなじみ「ムゥ系列(ムゥ、よろいムゥ、盾ムゥ槍ムゥ、フラムゥ等・・・」や「プヲン系列」「ササルン系列」「グリッヅ系列」「ササミィ系列」等前シリーズまで出ていたモブが軒並み勢ぞろいで出てきます。多分出てこないのはホント数種類くらいのモブで(テットンは出てこなかったかも)、前シリーズまでのモブは基本出てきてくれてます。

無印とかだと無敵オブジェクト扱いのササルンも今作は倒せないわけではないんです

〇他にプレイアブルキャラクターが居たこととキャラのプロフ

最近の新規イラストの元気いっぱい感は「ヒーローズ」っぽいかも

〇クロノア:多分10歳前後くらいに今作は幼くて元気の塊のような子。男の子です(多分←ヒロインが女の子なので ただ中性的ですね)。ヒロインの幼馴染の女の子「ロロ←2で出てきた子」が巫女みならいとして「天空寺院」に住み込むこととなり、夢がかなうお守りとして「ヒカリサクラ」を渡す・・・と言ったところからゲームが始まります。子分引き連れて生まれであるブリーガルを駆け回る元気いっぱいな主人公ですね。将来の夢は「ヒーローになる事」。使う武器は風のリング、ブレード、ハンマー、ジャノメ、クラッシュボール、ブーメラン。
足が速い分防御力、HPが低いです。モデルは「耳が長い猫」らしい。ちなみに「カナヅチ」設定。
必殺技は「クロノアトルネードアタック」と「クロノアサンダーハリケーン」です。

ガンツ 公式で美形設定 親父の形見のマークを使っているあたり、
父親のことは今でも尊敬している様子 父親も「賞金稼ぎ」「トレジャーハンター」です

〇ガンツ:10代半ば~20代前半くらいかも?初登場は「クロノアビーチバレー」。今作はプレイアブルとして登場します。ひょんなことから一緒に旅をするわけで・・・普段は「賞金稼ぎ」として生計を立てています。銃についている×のマークは父の形見のマークで、父の名前は「バッツ」。既に作中では故人であり、バッツは「だれかに」殺されたようで仇をうつために旅をしている目的もあるようです。公式で美形設定であり、イケメンでモテる設定。ただ本人は異性があまり得意でないようで、クールキャラですね。
ちなみに船に弱いという設定があります。使う武器は連射が効くマシンガン、連射が効かない代わりに盾を貫通できるバズーカ、3Wayのミサイルポッド、連射が効き射程が短いが弾を消せるショット武器、敵を貫通し画面外まで届くレーザー武器を装備できます。足は普通、防御も普通。
必殺ワザは「しにがみファイアー」と「しにがみラッシュ」です。しにがみラッシュが本当にザコを蹴散らす必殺ワザとして有能でした(その代りしにがみファイアーは微妙な性能)。
モデルになった動物は「犬と猫」です(両方のいいとこどりらしい)。

パンゴ

〇パンゴ:多分30代くらい(Wiki拝見したら33歳のようでした)。普段は花火師をやっている「ばくだんオジサン」。流行っているといわれている「眠り病」にかかった一人息子を治療するために各地を旅しているときにクロノア一行と出会い、旅の仲間に加わる今作品から初登場のおじさん。やはり伊達に年を食っているわけではなく、一行の諫め役として活躍するけれど息子のことになると我を忘れそうになりクロノアたちに止められることもあるほど家族愛は本物です。パンゴは武器に爆弾を装備でき、設置できる数や爆風範囲に違いがあり、3つまで置ける通常爆弾のボンバー系列、爆風が大きい代わりに2個までしか置けないスプレッド系列、小さい代わりに5つまでおけるボム系列、設置した瞬間に爆発するマイト系列を装備できます。設置したボムは蹴っ飛ばすことができ、敵にあたると爆発します。必殺ワザは「ギガンティックボンバー」と「ローリングブラスター」。足がものすごく遅い分防御力が高めでした。後必殺技が強すぎる。他の二人と比べるとモデルになった動物が結構明らかで「センザンコウ」がモデルになっています。

〇かんたんなストーリー と現在見れるストーリーのYoutube

この作品はGBAで発売されておりGBA自体がもう「超レトロゲー」で、ゲーム内バッテリーも恐らく切れているものが多そう+超名作なんですが今までのコンセプトやストーリーからはある意味で「別路線」になったぶん既存のファンを引っ張り切れなかったのか「リメイク」が出ていないのと、公式でも言及がされていないコア中のコアなゲームになっており入手が現状大変厳しいので、割と途中までのストーリーまで書いちゃおうと思います

主人公のクロノアは生まれの地ブリーガルで元気いっぱいに過ごす子で、毎日子分を連れまわして釣りとかを楽しんでいました。クロノアの将来の夢は「ヒーローになること」。この世界ではヒーローは皆「ヒーローメダル」というものを身につけており、そのヒーローメダルを手に入れたいと思って日々を過ごしていて・・・。そんな折に・・・、
ヒロインに該当する「ロロ」が巫女みならいとして天空寺院に留学が決まったので、夢がかなうお守りにとブリーガルの地の名産である「決してつぼみが開くことは無いけれど、もし開くことがあれば願いが叶うといわれるヒカリサクラ」を手に取りロロに渡そうとします。そのタイミングでブリーガルどころか世界各地で「幻獣」が湧いて湧いての大騒ぎ、ヒーローになれる一歩になると思ったクロノアはロロの旅路を開く目的も含め、ブリーガルで暴れまわる幻獣を倒し回りだすのでした・・・。
そんな矢先、大量の幻獣に追われることにクロノアはなってしまいますが・・・。その時バイク「レッドクラン」に乗った金色のしにがみとあだ名が付けられる「ガンツ」に出会い救われます。窮地を救われたクロノアに対しガンツは「助けた駄賃」としてヒカリサクラを奪ってしまいます。ヒカリサクラを取り返すためにクロノアはガンツに「決闘」を挑み、勝利します。決闘に勝利してヒカリサクラを取り返したクロノアはロロにヒカリサクラを渡してロロを見送ります。
ガンツは決闘に負けバイクがおしゃかとなってしまいましたがクロノアに潜在的な強さを見出し、「一緒に来ないか?」と誘うのです。そしてクロノアは悩みながらも、じっちゃん(育ての親)の無言の後押しによってガンツと旅に出る、といったのが一連の最初のストーリーになりますね。ここまでが1章だとすると、このゲームは多分7章くらいまであってかなりボリュームがあります。どうにかしてやる方法が無いのかなあと思いながら・・・。

実はYoutubeに「ストーリーのみまとめた」シリーズがあるので、置いておきます。もうここくらいでしか十分ストーリーを履修できる機会は無いかなと思うので・・・。

〇魅力的な「ヴィラン(悪役)」がせいぞろい

風のクロノアシリーズと言えば、「魅力的な悪役」ですよね。
ジョーカーとかジョーカーとかジョーカーとか。今作も出ます。ジョーカー。

これは無印版の「ジョーカー」 ビジュアルは全く変わっていません。全作品皆勤賞
ストーリーの引っ掻き回し役、トリックスターのジョーカーさんです

〇ジョーカー:全作品登場、クロノアに並ぶ皆勤賞のジョーカーさんです。
モチーフはまんま「ピエロ」でしょう。どの作品でも大体「トリックスター」的な立ち位置で立ち回るイヤ~な奴です。本人のポリシーとしては「一番の悪役より二番手がベスト」といったキャラ。
虎の威を借りつつ、場を盛り上げて引っ掻き回すことを心の底から楽しむキャラクターです。
話し方は 「超・慇懃無礼(いんぎんぶれい)」です。過度に敬語を使いすぎると逆に失礼に聞こえたりしますよね?それをあえてやってくるキャラクターです。
無印クロノアでは「ビーストジョーカー」に変身しますが、今作も変身形態があり、今作は「フラワージョーカー」に変身します。

ボスとしても戦うのですが、「子供向けゲーム」に加え「ボスとして絶対に使っちゃダメだろという」

「回復魔法」を使ってきます(ドラクエ2のシドーのベホマ的な)。それも結構な頻度で回復されるのでコイツを相手にしだすタイミングでボスの難易度が激インフレを起こします。

口調は慇懃無礼に加えてちょっとオカマ口調かも。ただ名言製造機ですね。

「積み木は 積み上げるのが 楽しいって ことですよ」
これはその通りだと思いますし、いいセリフを吐くな~って思います。

あれ?帽子のマーク・・・?

〇ジャンガ:猫ですね。まんま猫のキャラです。元・現賞金稼ぎであだ名は「どくのつめジャンガ」。その名の通り爪先には致死毒が塗ってあり、「プワズンブロウ」が必殺技。喰らったら昏睡し目を覚ますことは無いとされる毒を使います。ちなみに毒を使わずとも銃の名手でもあり、過去には有名な銃使いとコンビを組んでおり敵なしとされてたとか?そのころから帽子にあるマークは・・・?

今作では登場時から「ジョーカー」とつるんでおり、二人一組で動いてたりしています。この二人は「ジョーカー」と「ジャンガ」の名前から「JJコンビ」とか言われてたりします。こいつも良いキャラですね。


ガーレン1
左からジャンガ、ガーレン、ジョーカー。

〇ガーレン:ジョーカーとジャンガを雇って世界征服を試みる悪の親玉。
世界中の「あくむ」を束ね、とある「英雄」を呼び覚まそうとしますが・・・?
「ヒーローたるものは 力こそすべて」という考えを持つキャラクターです。
「力なくしては 志だけでは 人は救えない」というポリシーを持つキャラ
敵とは言え、「ヒーロー観」は結構キッチリしています。彼もまた「ヒーロー」に憧れるキャラクターです。

〇主題歌「Sign of HERO」

このゲームはGBAで発売されたんですが、ストーリーの長さもさることながら、主題歌「Sign of HERO」がフルボイス音源で流れるんですね。これは要領的にも結構ギリギリ攻めたなア!って感じの、しかもいい曲なんです。
そしてプレイしてクリアした後だと多分聞き手も感想変わるやつ。
GBA音源は↓ 元々容量の限界か、1番(EDでは+3番)が流れており、音源化もされず長らく2番は歌詞しか存在していなかったのです。

曲がイイ、曲がイイ、お願いしますお願いします、音源化を・・・音源化を・・・と根強いファン(私も含めた)が声を上げ続けた結果、なんと9年越しの2011年にGBA音源ではないのですが「フルコーラスのFull版」がリリースされたのです。感涙ですよホント・・・!GBA版はピコピコ音と渡辺久美子さんの声が・・・
コーラス版は音源もリッチになって・・・長らく謎であった2番も繋がって・・・。コーラス版は↓

主題歌人気もとんでもなくあります。ホント・・・リメイクとかリブート、そこまでの贅沢は言わないのでせめてSwitch移植とか・・・していただけないかな・・・って思うのです。

〇今作の「ヒーローたるべきものはなんぞや?」という命題

子供向けゲームではありますが割としっかりした難易度でもあり、ホントに子供向け?と思うところがあるシリーズではありますが・・・。

特にこの「ヒーローってそもそも何?」といった根本的な「英雄とは?」という命題に足突っ込んでストーリーが進みます

確かに子供向けであるよくある「勧善懲悪」ライクではあるのですが、所々に差し込まれる「お前の思う本当のヒーローって何?」という問いかけや、ヴィラン側も独自の「ヒーロー観」を持っており、

言ってしまえば「意見の相違」で敵側とクロノア陣は戦うことが結構多いです。

これが割と深いとこまでついてて・・・。「人を助けることがヒーロー?」「力を持つことがヒーロー?」「人を救う気概を持つことがヒーロー?」「助けようって気持ちが大事?」「ヒーローになるってのは自分が気持ちよくなりたいからじゃないの?」とか。「ヒーローってそもそも何?身分?」とか。

何をしたら「ヒーロー」で、「ヒーローは何をしちゃいけなくて何するべきなの?」とか。「人助けすることは必ずしもヒーローに必要?」「人に無下に手を差し伸べることは悪?」といったような・・・。

いい意味でプレイヤーにクロノアを通して「問う」ているんですよね。ヒーローとは?正義とは?正しさとは?って。

結局答えは「プレイヤーの解釈」になるんですけど、多分、多分製作陣が本当に伝えたかったシーンが一瞬だけあるんです。

製作陣が「これがヒーローの本質」って言っているシーンが。


〇製作陣が伝えたかったんだろうなと思う「ヒーローという命題」


↓ネタバレあり

じぶんのためとか、だれかのためとか、そう言ったものではなくて・・・
前に進みたい!失敗しても、後悔しても、前に進みたい!次の一歩がほしい!

助けるためのいっぽが!
守るためのいっぽが!
挫けない為のいっぽが!

「ただの強がりでも、強がって強がって、本当に強くなるための

最初のいっぽが 欲しいから!」

だから!だから僕は 「ヒーロー」になりたいんだ!

(ここで 一瞬だけ 一瞬だけ クロノアのヒーローメダルが
伝説の スターメダルに輝く演出が入る)

このシーンがたぶん「一番大事な 一番伝えたかったシーンなんだろうなって」


きっとこれがすべてなんだろうなって思うのです。

製作陣の方たちが、プレイしてくれているプレイヤー、特に子供たちに伝えたかったのはこの「ヒーロー観」なんじゃないかなって、強く思うんです。

確かにヒーロー、英雄、正義・・・全部正しくて、現実の戦争とかでも互いの正義でぶつかり合ったりしますよね。お互い正しいと思っているし実際それは正しさのぶつかり合いだったりもするわけで・・・。ひとケタ向けの戦隊ものであったりライダーものであったりしても簡単に言ってしまえば「勧善懲悪」で、悪い奴が出て来てそれをコテンパンにする。それがお決まりのシチュエーションですよね。

でも現実はそうじゃなくて・・・。だからこそ、だからこそこの「ヒーロー観」を製作陣の方々は伝えたかったんじゃないかなって強く思うのです。

多感なひとケタの時期に私はこれをプレイしたので、それはもうハマってハマって。多分GBAというか携帯ゲーム機で2個目に買ってもらったゲームだったかなあと思います。買ってもらったというか・・・クリスマスプレゼントだったかも。どうしてクロノアのクの字も知らない自分がこのゲームを「欲しい」って言ったのかはもう覚えていないのですが・・・。

プレイしてよかった、買ってもらってよかった、何度も全クリして、ホントに噛みしめました。今でもガッツリ自分の根幹にこの「ヒーロー観」は影響しているんだって思います

最高の名作、食わず嫌いなくプレイしていただければ・・・と思います。
その前に、移植してほしいですね。結構ずっと声は上がっているし、「自分が選ぶゲーム10選」みたいなTwitter(X)のハッシュタグでは結構名前が挙がっていたりするのですが・・・。版権元とかそういったごたつきも無いでしょうし、移植するのってそんなに難しい事なのかなアって思うのです。

待ってます・・・待ってます・・・お願いします・・・お願いします!

そんな記事でした!