「情報肥満」の脳をほどく旅——日常を置いて3日間、宮古島リトリートのこと
窓を閉めていても、指先から絶え間なく流れ込んでくる情報の波。
現代の私たちは、気づかないうちに脳がパンパンに膨れ上がる「情報肥満 」の状態にあります。
「3分間、ただ目を瞑る」
そんなシンプルなことが、今の私たちには何よりの贅沢なのかもしれません。
栃木のタイ瞑想の森で、デジタルデトックスリトリートを3回開催してきた中で、私が見てきたのは「自然」に触れた瞬間に緩んでいく参加者の皆さんの表情でした。
そして今回、舞台を宮古島へ。
観光地ではない、波の音と風の音が心地良い狩俣地区での3日間。
そこには、スマホの画面越しでは決して味わえない「野生の海亀」との出会いや、深いリラックスがありました。
今回のリトリートで私たちが何を手放し、何を持ち帰ったのか。 忙しい日常
を生きるあなたの脳に、少しだけ「凪」の時間をお届けできれば幸いです。

リトリートって、なに?
リトリートとは、日常から離れる・日常を置いてくる・日常を切り離す。
そういう意味を持つ言葉。
私は瞑想をこう定義しています。
「一定時間、外からの刺激を遮断し、思考と感情を鎮めるトレーニング」
リトリートそのものが、大枠で瞑想と一緒。
日常の刺激から離れ、自分の内側に意識を向けていく時間のことです。

なぜ、自然の中で?
日常の中では、3分と目を瞑っていられない方がいます。
でも自然の中では、小鳥の声、風で木の葉がすれる音、海の波の音に耳を傾け、頬を撫でていく風を感じる。
それだけで「心地がいいな、このままでいたい」と感じる。自然に、身体も心もリラックスしていきます。
実際に、2時間以上山の中で瞑想していて、昼食の時間を過ぎたことに気づかなかった方もいらっしゃるくらいです。(私も1回やってしまったことがあります。)

栃木から宮古島へ
私のフッとした思いつきから始まり、デジタルデトックス×自然を感じるリトリートをこれまで栃木のタイ瞑想の森で3回開催してきました。
(タイ瞑想の森は、また別記事で紹介させていただきます。)
そして今回、初めての宮古島開催!
きっかけは、脳スタイル®︎学校(脳スク)の生徒さんに宮古島在住の方がいたこと。 その方からいろんなお話を聞くうちに、 15年ほど前に見た宮古島の美しい海が ふと蘇ってきました。
海辺で瞑想したい!
それも3月の気温を聞くと20℃とのこと。まだ、東京ではその時期の朝は8℃くらい。寒いのが苦手な私にとって、それだけでも開催する理由は充分でした。
一足早く、春を感じるリトリートin宮古島!!
場所は、海と自然をそのまま感じられる、静かな場所にこだわり、宮古島の中心地からはなれた狩俣地区に決めました。
宮古島の3日間
初日は、現地の友人に案内してもらって宮古神社などを巡りました。
その神社で出会ったのが、まるでその場所の主のような猫。どっしりと構えて、私たちを迎えてくれました笑。
昼間はとっても天気が良かったのですが、日が落ちた頃から雨と風がひどくなり、夜も海岸で瞑想をしようと思っていたのですが、それは叶わずでした。
ですが、この度のリトリートでお借りした宿泊施設が、とても綺麗でこだわりいっぱいでした(サウナも完備されていました)ので、移動の疲れを癒しながら、ゆっくり長い夜を堪能することができました。
翌日、雨上がりの海岸を散歩していた時のことです。海の波間から、海亀がひょこっと顔を出してくれました。思いがけない来客に、3人で思わず声を上げました。(向こうから見れば、私たちの方が来客なのですが笑)
もし普段通りスマホを持っていたら、撮影に夢中になっていたか、そもそもスマホを見ていてこの来客に、気づかなかったかもしれません。
スマホを通してではなく、自分の目で、五感で、今目の前にある自然をそのまま感じる。それがリトリートで得られる、とても大切なものだと感じた瞬間でした。
強風の中、どうしてもきびジュースが飲みたくて、レンタサイクルで池間島まで足を伸ばしたのも、良い思い出です。

後泊して、大神島へひとりで
リトリート終了後、1人で船に乗って大神島に渡りました。
地元の方でも行ったことがない方がいる。気軽に行くところではない。という言葉から、島の方たちが、その場所をどれほど大切にしているか伝わってきます。
島からは、貝殻一つ、砂や花も何も持ち出してはいけない。という決まりがあり、それを訪れた方も守っている。
自然を大切に想い、自然と共に生きるという文化に触れる時間になりました。
秋は、宮城で
宮古島の海岸を歩きながら「旅する瞑想クラブ」という言葉が浮かびました。
ご縁のある場所の、自然を感じるところに旅行し、みんなで瞑想する。
目的は、デジタルデトックスし、自分の中の感じるセンサーを使い楽しむ。
想像するだけで、楽しくなってしまいました。脳スクのクラブ活動として立ち上げていけるとよいな。と画策中です。
そんな中、リトリートから帰ってまもない3月半ばに、仙台の脳スクの生徒さんからのご紹介。牛舎を改装してコワーキングスペースを作った社長が、瞑想やヨガのイベントをやってくれる先生を探している。とのこと。
お話しを伺うと、宮城県加美町と少し山の方で、夏でも夜は涼しいとのこと。(お写真でしたが、とてもおしゃれな施設でした✨)
つぎは、避暑地リトリートin宮城に決定!!

さいごに
こうやって、私の思いつきが実現するのも、現地のたくさんの方のご協力あってこそ。本当にありがたい。
連れて行っていただいた美味しいお店などはまた次の記事で
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■ 執筆者プロフィール
白竹洋子(しらたけ ようこ)
合同会社ビジネスめいそう 代表
脳スタイル®スクール 学長
脳医科学×瞑想を20年間実践し、5,000人以上にお伝えしてきました。
外資系金融機関マネージャーとして
コロナ禍にチーム過去最高売上2回達成。
「メンタルの土台が整えば、人は自立し、組織は自走する」 を確信し、2023年に起業。
瞑想を用いた企業人材育成研修・人事アドバイザーとして活動
2024年1月に脳スタイル®︎スクール開校。
