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「代償動作」をどう捉えるか〜良い代償・悪い代償の違いとは〜

本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON723日目を担当しますデイサービスRe:BEST管理者、触診講師で理学療法士の橋本一平がお送り致します。

①「代償だからダメ」は本当に正しいのか?

「それは代償動作だから修正した方がいいですね」と言われた経験は、臨床に出ているセラピストであれば一度はあると思いますし、あるいは無意識のうちに自分自身がその言葉を使っているかもしれません。

例えば、立ち上がり動作で体幹を過剰に前傾させるケースや、歩行時に健側へ大きく体重を逃がすような動き、さらには上肢で強く押し出すようにして動作を成立させている場面を見ると、多くの人が「理想的な動きから逸脱している」と感じてしまいます。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのは、その動きが本当に「誤り」なのか、それとも「適応」なのかという視点です。

臨床経験を重ねる中で強く感じるのは、代償動作は単なる崩れではなく、その人が現在持っている身体機能や感覚、環境条件の中で最も安全かつ実行可能な方法を選択した結果であるということです。

つまり代償は失敗ではなく、「成立させるための戦略」として捉える必要があります。

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このマガジンでは今まで投稿してきた全ブログ170本以上が入った詰め合わせパックとなっています。 このblogは、臨床BATONと言って脳外臨床研究会メンバーが日頃から思っている臨床の悩みや発見を読者の皆様と共有し、さらに全国のセラピスト達とバトンを繋いで、一緒に学ぶ成長していくことを目指したblogです。そんな想いをもったメンバーが集まってblogを書いています。

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