無料コラム〜治療見学で気をつけること〜
おはようございます!
本日も臨床BATONへお越しいただきありがとうございます!
第612日目を担当する理学療法士のシミーです!
今回のコラムのテーマは『治療見学』です。
4月に入り新人セラピストの方々も少しずつ臨床現場に慣れ始めている頃でしょうか。
見学するに当たって気をつけることはたくさんありますが、今回は「自身の治療へ反映させること」を意識した治療見学という視点でお伝えします。
治療見学では誰につくか、何を見るか、何を聞くかという視点があります。
まず、誰につくかです。
これは選べる場合もあれば選べない場合もあるかと思いますが、理想で言うならば、「自分のなりたいセラピストに近い人」です。ここは非常に重要です。自分の理想のセラピストとかけ離れた人の見学についてもなかなか興味が湧きにくくモチベーションも上がりません。そうなると自身の治療効果も上がらず、結果として患者様へいい影響を与えることはできません。
また、見学についたセラピストから「なんで見学に来たの?」と質問されたときに「〇〇さんみたいに治療できるようになりたいので見学に来ました」と伝えられます。すると、先輩セラピストも積極的に教えようというマインドに変わります。
このようにポジティブな要素を多くするためにも誰につくかから考えていく必要はあります。
そのためにはまず、自信がなりたいセレピスト像をはっきりさせておきましょう。
次は何を見るかです。
見学の際には、先輩がどんなことを考えた上で治療しているのかを予測しながら見ていきましょう。あるいは、自分ならどうするのかを考えながら見学してもいいです。
リハビリテーションは外見上ではその本質を見抜くことが難しいです。やっていることの裏側には詳細な評価とアプローチの計画があります。そして、治療見学で学びたいのはそういった裏側の部分です。治療の手段も重要ですが、新人セラピストの方々には評価の部分にフォーカスしてもらいたいです。なぜならば評価が間違っていれば治療計画は一から練り直さなければならなくなるからです。
また、先輩の立ち位置や言葉遣いや態度、患者様との距離感などのコミュニケーション面でも学ぶ部分は多いはずです。患者様から人気があるセラピストには理由があります。それを知るために見学につくのもアリですね。
最後は何を聞くかです。
ここでは何を見るかでお伝えした、治療の裏側について質問すると、自分にとって学びが深まります。
治療の組み立ての順番や声かけの仕方、患者様の現象に対する対応、タッチの感覚など先輩セラピストの思考を引き出せるような質問ができるといいです。
質問する力はそのまま患者様とのリハビリテーションの中でも活用することができますし、必須と言っていいスキルの一つですので、ついでに練習としてもいい機会です。
質問では全て聞くのではなく、自らの考えも含めて聞くことができるとより学びは深まります。
例えば、「先ほどの歩行を見ていて私は立脚中期に問題があると感じたのですが、〇〇さんは立脚初期にアプローチしていたのはなぜでしょうか?」と言うように自分の考えを伝えた上で質問すると相手にとっても好意的に受け止められます。
気をつけることなどはさまざまですが、せっかく先輩の治療を見学するので学びを深められるように取り組んで見てください。職場内でこの様に見学できるのはこの時期しかありません。担当する患者様が増えると見学する時間は無くなります。関係性を構築するという意味でも積極的に関わってみてください!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回の更新は4月25日(金)です!
では、臨床BATONどうぞ!
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