市販バジルパスタソースひとり食べ比べ大会
パスタといえば、日本人ならカルボナーラ、ミートソースやペペロンチーノなんかが真っ先に思い浮かぶことでしょうが、バジル(ジェノベーゼ)はどうですか。普段食べますか。
結構好み分かれそうですし、パスタといえば、で真っ先に挙がる味って感じはしないですよね。日本よりも本場イタリアで愛されてそう。イタリア製の瓶ソース結構種類あるイメージです。
そういうわけで、日本ではメジャーとマイナーの間みたいなポジションのバジルパスタを食べ比べていきます。

そして更に、検証開始後に入手したものを追加。

MCCの冷凍ソースについては定期宅配系サービスのラインナップにあったもので店頭で見かけたことはなく、さらにパスタソースと明記されておらず万能ソースの扱いなので取り上げるか迷いましたが、
バジル系に強そうなMCC製品なので常温品と比較したく採用。
というわけで今回15種類。イカスミの11種類を上回りますが、これでもいくつか諦めたものがあります。サクッと買えないものについては「ワンチャンいけたら」くらいの気持ちで収集してるのでご容赦ください。
それにしても気持ちいいくらい皆緑緑しています。
麺はこれです。いつものやつ。

1.ディチェコ「ジェノベーゼペースト」




ジェノベーゼを食べ比べるにあたり、まずは本場のスタンダードを知っておきたい。スーパーでよく見かけるのは2.バリラだけども、ディチェコの麺美味しいからソースもおいしいのではと思いトップバッターに。
瓶を開けた瞬間青みのあるバジル香が漂い、麺に絡め一口含んで感じたのは生々しいハーブっぽさ。きっとこれは美味しいんだろうけど、日本人には少しクセが強く感じられる。草っぽいというか。
ただ慣れてくればチーズやナッツのコクを楽しむ余裕も生まれた。原材料に他のナッツ類だけでなく、伝統的なレシピ通り松の実を使用しているあたりにこだわりが感じられる。
2.バリラ「ペースト ジェノベーゼ」




初っ端から本場の味の洗礼を受けたので警戒しつつ食べてみると、ディチェコより青っぽさ控えめでより日本人受けする味。そしてよりクリーミー。
カシューナッツが入ってるんですね。バジルは程よく香る。日本でもよく見かけるわけが分かった。食べやすさもありつつちょっと本格寄りの絶妙なフレーバー。
満足度高くカロリーも高い。仕方ない。だってカロリーが高いほど食いモンは美味くなるから。
3.ピエトロ「おうちパスタ バジル」




イタリアメーカー2種の次は国内メーカーのこちら。一応松の実が入ってますがほとんど感じることはなく、あっさりしたオイルソース。
正直あまり期待してなかったのですが、食べてみたらこれはこれでいいと思いました。鷹の爪を足してバジルぺぺみたいな感じにしたらすごく合いそう。旨味要員で昆布茶が入ってるのでちょい和風に仕上げても良いかもです。
4.エム・シーシー食品「業務用 兵庫県産バジルのジェノベーゼソース」




ジェノベーゼ=バジル+チーズ+ニンニク+松の実(ナッツ)だと思っていたら、こちらはナッツ類不使用でジェノベーゼの定義が分からなくなる。
バジルとチーズでペーストになってたらジェノベーゼと呼べるのかもしれません。
当然ディチェコやバリラのようなクリーミーさはありませんが、チーズがしっかり入っているのでコク深さを感じます。ソース量に余裕があるので具材を少し足すのが良さそうです。
5.エム・シーシー食品「ラ・クッチーナ 兵庫県産バジルのジェノベーゼソース」




4.の家庭用製品。こちらもナッツのクリーミー感は無くチーズのコクとエキス類の旨味に支えられている。材料ほぼ同じだが、よく見ると業務用の方はこちらよりソース量が5g多く、フライドガーリック、ローストガーリックペーストが入っている。具材を加えることを考慮して家庭用よりも若干パンチ強めに仕上げているのかも。
あと、家庭用はフライパンでソースをあたためる場合オリーブオイルを少量加えるよう書いてあります。
同時に食べ比べているわけではないのもあり、私は大きな差は感じませんでした。MCCのジェノベーゼソースはOEMでも活躍しているようで、納得の美味しさ。
6.エム・シーシー食品「ジェノベーゼソース(バジル)」




パスタソース食べ比べシリーズで初の冷凍ソース。お湯に数分浸けて解凍し器に出してみると、これまでとは緑の鮮やかさが明らかに違う。原材料は3.や4.と同じだが、バジルペーストはアメリカ製造とのことでアメリカ産?国産にすると価格上がっちゃうのかな。あと油量が少し多くカロリー高め。
湯切りした麺を小鍋に戻しソースと和えた際にフレッシュな香りが際立った。常温品のような加圧加熱殺菌をしていないから香りが残るということだろうか。これはうまい。おすすめ。
7.カルディ「くりぃみぃジェノベーゼパスタソース」(終売)




こちらはMCCが製造するいわゆるOEM製品。しかしこれまでのMCCのジェノベーゼとはコンセプトが全然違う。たっぷり100gのソースにカシューナッツペーストや乳、小麦粉などが使用されコッテリした仕上がり。絡めた感じはバリラにちょっと似ている。
味はバリラに及ばないものの、手軽にクリーミーなジェノベーゼを楽しみたいときには丁度良い選択肢になると思う。私は粉チをちょっとかけて風味を足しました。
8.無印良品「素材の旨みひきたつパスタソース ジェノベーゼ」




こちらもMCC製造。具材入りのため1人前130gとボリューミー。約1cm角のジャガイモとインゲンがたっぷり入っていて嬉しい。
パッケージ表面に「おすすめパスタ コンキリエ(貝殻のような形のショートパスタ)」とある通り、具材との一体感を高めるにはコロンとしたショートパスタが最適だろうと思う。
チーズが後ろの方に記載されてるので使用量控えめなのかも。トッピングで足すと良さげ。
9.無印良品「あえるだけのパスタソース 手摘みバジル」




こちらは同じ無印でも一番食品製造。4月下旬ごろ発売だったはず。
香りが爽やかでフレッシュな印象。緑も鮮やかだがこちらは冷凍品じゃないので色素で調整しているもよう。チーズ系原材料2種に加え水あめや砂糖も入っておりお手軽ラインながら適度なコク味。
10.キユーピー「キユーピーあえるパスタソース バジル」




こちらのパスタソースシリーズは個人的に何味でも安心して手に取れる。なんかこう、多くの日本人がイメージする味のど真ん中に来てくれる印象がある。バジルも例外ではない。バジル片の緑色がちょっと鮮やかすぎるけど、バジルパスタは緑!という脳内の色イメージを反映させた結果なのかも。
11.創味食品「あえるハコネーゼ アンチョビとチーズ仕立ての絶品ジェノベーゼ」




「アンチョビとチーズ仕立て」とある通り、わりとはっきりしたコク味が感じられる。
ニンニク系原材料が2種類入っているのでニンニクも結構強め。少しパンチや旨味強めのバジルソースが欲しい人におすすめかも。
12.エスビー食品「まぜるだけのスパゲッティソース バジル」




第一印象としてバジル感はもちろんありつつも比較的穏やかで、チーズやガーリックっぽい香りを強く感じたのでガツン系かなーと予想したが、食べてみるとクセの無いシンプルなバジルパスタ。
オイル系は結構似たような感じなので違いを見つけるのが難しい。同時に食べ比べるぐらいじゃないと正確な比較できないかも。ここまで来てそんなこと言うなよって話だけど。
13.日清製粉ウェルナ「青の洞窟 ジェノベーゼ」




青の洞窟はジェノベーゼが美味いという評判を耳にしたことがあるし、実際スーパーでこのシリーズの売り場を見ると高確率で置いてあるイメージ。
たしかに、麺と和えたときしっかり香りが立ち上って他製品との違いを感じた。
バジルペーストだけでなく通常のバジルも原材料に書かれているのでそのおかげかも。魚介やチーズのコクにあまり頼らずバジルの風味で勝負している感じがする。人気なのも納得。
14.ピエトロ「あえるだけパスタソース コク旨香るバジル」




ピエトロから2品目。調理時に裏面を見て1品目のボトルタイプ「おうちパスタ」と同じソースであることが判明。完全に順番間違えた。おうちパスタの次にこれもってくるべきだった。原材料同じなので味も恐らくまったく同じ。


というわけで、両者の違いはBOSCOエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)の有無。つまり店頭に両方とも並んでいた場合、家にEVOOがあるならボトルタイプを選んだ方が圧倒的にお得ですね。
パッケージのとろみはソースのとろみではなく別添オイルの存在を強調した演出だったんだなあ。
15.日清製粉ウェルナ「マ・マー あえるだけパスタソース 香るバジルソース」




隠し味的な材料は特に無いシンプルな構成で、シンプルな味わい。このちょっと大きめのバジルが青の洞窟に似てるな〜と思いつつ途中まで食べ進めたところで、どちらも日清製粉ウェルナであることに気が付く。製造所も同じ。そういうことですね。
こちらの味を基準とするなら、青の洞窟は味の方向性は同じながらもバジルW使いでより豊かな香りを楽しめる上位互換と言えそう。
まとめ
本場っぽいこってりしたジェノベーゼを楽しむなら
2.バリラ
適度に本格的な濃度と味わいのソースなら
4. 5. 6.MCC
特に6.の冷凍ソースは手に入ればとてもおすすめの一品。
スーパーでよく見かけるものなら
10.キユーピー or 12.エスビー食品
日本のバジルパスタの最大公約数的な味?
13.日清製粉ウェルナ 青の洞窟
シンプルだがバジルの香り豊か
という見解に至りました。あくまで個人の感想です。
ペーストタイプに比べスーパーの食品コーナーに並ぶようなオイルタイプは大きな差がつきにくく、どれを食べても無難においしい印象。
ただその中で13.青の洞窟はバジルの香りが特に良かった。バジル感よりも旨味やコクを求めるなら11.ハコネーゼもアリかも。
次回予告と余談
めちゃめちゃ頑張りました。どっさり買い溜めた他のソースの賞味期限が気になりつつも、少しずつ食べ進めなんとか15種類比較検証できました。
で、次はもうソース揃ってます!チーズクリームやります。
本当は6月にチークリ記事出して7月にレモン系検証開始して爽やかな夏〜って感じにしたかったんですよね。まあでも8〜9月ごろにはレモンの記事もアップできると思います。
ところでニシキヤレトルトカレー制覇チャレンジも並行しつつダイエットにも取り組んでいますが、順調です。今年に入ってから12kg減りました。あと13kg頑張ればJK時代の体重に戻ります。これこそ記事にしたら需要あるんでは?今日も私はツナ缶とサラダチキンを食います。
