見出し画像

市販バジルパスタソースひとり食べ比べ大会

パスタといえば、日本人ならカルボナーラ、ミートソースやペペロンチーノなんかが真っ先に思い浮かぶことでしょうが、バジル(ジェノベーゼ)はどうですか。普段食べますか。
結構好み分かれそうですし、パスタといえば、で真っ先に挙がる味って感じはしないですよね。日本よりも本場イタリアで愛されてそう。イタリア製の瓶ソース結構種類あるイメージです。
そういうわけで、日本ではメジャーとマイナーの間みたいなポジションのバジルパスタを食べ比べていきます。

ご覧、一面の緑を

そして更に、検証開始後に入手したものを追加。

左は今回唯一の冷凍ソースで、右は無印の新商品

MCCの冷凍ソースについては定期宅配系サービスのラインナップにあったもので店頭で見かけたことはなく、さらにパスタソースと明記されておらず万能ソースの扱いなので取り上げるか迷いましたが、
バジル系に強そうなMCC製品なので常温品と比較したく採用。

というわけで今回15種類。イカスミの11種類を上回りますが、これでもいくつか諦めたものがあります。サクッと買えないものについては「ワンチャンいけたら」くらいの気持ちで収集してるのでご容赦ください。
それにしても気持ちいいくらい皆緑緑しています。

麺はこれです。いつものやつ。

いつもありがとう


1.ディチェコ「ジェノベーゼペースト」

4人前864円(税込) 有名シェフ監修で材料にこだわっているようです
モソッと硬めのテクスチャーでなんか本場っぽい気がする
まずはお手本の味が知りたい
満遍なくたっぷり絡み、チーズやナッツのかけらのようなものが見える

ジェノベーゼを食べ比べるにあたり、まずは本場のスタンダードを知っておきたい。スーパーでよく見かけるのは2.バリラだけども、ディチェコの麺美味しいからソースもおいしいのではと思いトップバッターに。

瓶を開けた瞬間青みのあるバジル香が漂い、麺に絡め一口含んで感じたのは生々しいハーブっぽさ。きっとこれは美味しいんだろうけど、日本人には少しクセが強く感じられる。草っぽいというか。
ただ慣れてくればチーズやナッツのコクを楽しむ余裕も生まれた。原材料に他のナッツ類だけでなく、伝統的なレシピ通り松の実を使用しているあたりにこだわりが感じられる。


2.バリラ「ペースト ジェノベーゼ」

4人前710円(税込) スーパーでも時々見かけるのでちょっと安心感ある
ディチェコより明らかにオイリー&クリーミー
絡めるとだいぶクリーミーなのがよく分かる
ディチェコが意外とクセ強だったから若干尻込みしている

初っ端から本場の味の洗礼を受けたので警戒しつつ食べてみると、ディチェコより青っぽさ控えめでより日本人受けする味。そしてよりクリーミー。
カシューナッツが入ってるんですね。バジルは程よく香る。日本でもよく見かけるわけが分かった。食べやすさもありつつちょっと本格寄りの絶妙なフレーバー。
満足度高くカロリーも高い。仕方ない。だってカロリーが高いほど食いモンは美味くなるから。


3.ピエトロ「おうちパスタ バジル」

6人前410円(税込) ここで超コスパタイプ投入
さらっとしたドレッシング状
絡めるとソースの色はほとんど消えてニュアンス程度になる
見た目ペペっぽい

イタリアメーカー2種の次は国内メーカーのこちら。一応松の実が入ってますがほとんど感じることはなく、あっさりしたオイルソース。
正直あまり期待してなかったのですが、食べてみたらこれはこれでいいと思いました。鷹の爪を足してバジルぺぺみたいな感じにしたらすごく合いそう。旨味要員で昆布茶が入ってるのでちょい和風に仕上げても良いかもです。


4.エム・シーシー食品「業務用 兵庫県産バジルのジェノベーゼソース」

1人前約230円(税込) 業務用シリーズパッケージリニューアルしたようで可愛らしいですね
オイルと緩めのペーストが分離したような状態
結構ソース量余裕ありました
オイル系だけど若干粘度も感じる絡み方

ジェノベーゼ=バジル+チーズ+ニンニク+松の実(ナッツ)だと思っていたら、こちらはナッツ類不使用でジェノベーゼの定義が分からなくなる。
バジルとチーズでペーストになってたらジェノベーゼと呼べるのかもしれません。
当然ディチェコやバリラのようなクリーミーさはありませんが、チーズがしっかり入っているのでコク深さを感じます。ソース量に余裕があるので具材を少し足すのが良さそうです。


5.エム・シーシー食品「ラ・クッチーナ 兵庫県産バジルのジェノベーゼソース」

1人前277円(税込) 小ぶりなパウチ
3.の業務用と同じ見た目
ソース量の差は感じるが絡めた姿もほぼ同じ
兵庫県たつの市は日本有数のバジル産地なんだそう

4.の家庭用製品。こちらもナッツのクリーミー感は無くチーズのコクとエキス類の旨味に支えられている。材料ほぼ同じだが、よく見ると業務用の方はこちらよりソース量が5g多く、フライドガーリック、ローストガーリックペーストが入っている。具材を加えることを考慮して家庭用よりも若干パンチ強めに仕上げているのかも。
あと、家庭用はフライパンでソースをあたためる場合オリーブオイルを少量加えるよう書いてあります。
同時に食べ比べているわけではないのもあり、私は大きな差は感じませんでした。MCCのジェノベーゼソースはOEMでも活躍しているようで、納得の美味しさ。


6.エム・シーシー食品「ジェノベーゼソース(バジル)」

4人前セット732円(税込?) 半年くらいもつので冷凍庫に置いとくのアリ
とても鮮やかな緑
和えたときにめちゃくちゃ香りが立って「これは!」と感じた
冷凍品だからか砂粒ほど細かいバジルも輪郭がはっきりしている

パスタソース食べ比べシリーズで初の冷凍ソース。お湯に数分浸けて解凍し器に出してみると、これまでとは緑の鮮やかさが明らかに違う。原材料は3.や4.と同じだが、バジルペーストはアメリカ製造とのことでアメリカ産?国産にすると価格上がっちゃうのかな。あと油量が少し多くカロリー高め。
湯切りした麺を小鍋に戻しソースと和えた際にフレッシュな香りが際立った。常温品のような加圧加熱殺菌をしていないから香りが残るということだろうか。これはうまい。おすすめ。

7.カルディ「くりぃみぃジェノベーゼパスタソース」(終売)

1人前321円(税込) 今までと毛色違うの来ました
たっぷり100gのソースは見た目からとてもくりぃみぃ
なんとも食べ応えありそうな仕上がり
でも油分が少ないので意外と128kcal

こちらはMCCが製造するいわゆるOEM製品。しかしこれまでのMCCのジェノベーゼとはコンセプトが全然違う。たっぷり100gのソースにカシューナッツペーストや乳、小麦粉などが使用されコッテリした仕上がり。絡めた感じはバリラにちょっと似ている。
味はバリラに及ばないものの、手軽にクリーミーなジェノベーゼを楽しみたいときには丁度良い選択肢になると思う。私は粉チをちょっとかけて風味を足しました。


8.無印良品「素材の旨みひきたつパスタソース ジェノベーゼ」

1人前350円(税込) 今検証で唯一のゴロゴロ具材入り
ペースト主体で130gもあるのであたため必須
ここでようやくいんげんの存在に気づく(ソースと同化してて気づかなかった)
ジャガイモがホクホクである

こちらもMCC製造。具材入りのため1人前130gとボリューミー。約1cm角のジャガイモとインゲンがたっぷり入っていて嬉しい。
パッケージ表面に「おすすめパスタ コンキリエ(貝殻のような形のショートパスタ)」とある通り、具材との一体感を高めるにはコロンとしたショートパスタが最適だろうと思う。
チーズが後ろの方に記載されてるので使用量控えめなのかも。トッピングで足すと良さげ。


9.無印良品「あえるだけのパスタソース 手摘みバジル」

2人前290円(税込) あたため不要のお手軽タイプ
オイルとペーストがはっきり分離している
若干3.ピエトロっぽい雰囲気
オイル主体のソースは香りが良く立つ気がします


こちらは同じ無印でも一番食品製造。4月下旬ごろ発売だったはず。
香りが爽やかでフレッシュな印象。緑も鮮やかだがこちらは冷凍品じゃないので色素で調整しているもよう。チーズ系原材料2種に加え水あめや砂糖も入っておりお手軽ラインながら適度なコク味。


10.キユーピー「キユーピーあえるパスタソース バジル」

2人前268円(税込) かなり手に入りやすい
とても鮮やかなのは着色料による演出かなと
こちらも良い香りが立ち上る
バジルの緑が若干大袈裟?

こちらのパスタソースシリーズは個人的に何味でも安心して手に取れる。なんかこう、多くの日本人がイメージする味のど真ん中に来てくれる印象がある。バジルも例外ではない。バジル片の緑色がちょっと鮮やかすぎるけど、バジルパスタは緑!という脳内の色イメージを反映させた結果なのかも。


11.創味食品「あえるハコネーゼ アンチョビとチーズ仕立ての絶品ジェノベーゼ」

2人前291円(税込) 縦半分に分割できるパッケージ
ぱっと明るい色のソース
唐辛子のかけらのようなものが見える
バジル少なめ?

「アンチョビとチーズ仕立て」とある通り、わりとはっきりしたコク味が感じられる。
ニンニク系原材料が2種類入っているのでニンニクも結構強め。少しパンチや旨味強めのバジルソースが欲しい人におすすめかも。


12.エスビー食品「まぜるだけのスパゲッティソース バジル」

2人前297円(税込) とても鮮やかなパッケージ
ソースの色は暗めで、絵の具のビリジアンのような深い青緑感がある
仕上がりはやはり青みの強い緑
和えたとき最初に感じたのはチーズ的香り

第一印象としてバジル感はもちろんありつつも比較的穏やかで、チーズやガーリックっぽい香りを強く感じたのでガツン系かなーと予想したが、食べてみるとクセの無いシンプルなバジルパスタ。
オイル系は結構似たような感じなので違いを見つけるのが難しい。同時に食べ比べるぐらいじゃないと正確な比較できないかも。ここまで来てそんなこと言うなよって話だけど。

13.日清製粉ウェルナ「青の洞窟 ジェノベーゼ」

2人前345円(税込) 青と緑のパッケージが美しい
9.無印あえるだけver.のような完全分離したソース
かなりパッケージに近い色に仕上がる
大きめのバジル片が入っている

青の洞窟はジェノベーゼが美味いという評判を耳にしたことがあるし、実際スーパーでこのシリーズの売り場を見ると高確率で置いてあるイメージ。
たしかに、麺と和えたときしっかり香りが立ち上って他製品との違いを感じた。
バジルペーストだけでなく通常のバジルも原材料に書かれているのでそのおかげかも。魚介やチーズのコクにあまり頼らずバジルの風味で勝負している感じがする。人気なのも納得。

14.ピエトロ「あえるだけパスタソース コク旨香るバジル」

2人前248円(税込) まさかの「本製品のソースはピエトロおうちパスタを使用しています」
かなりさらっとしたソース
別添オイル効果でテリテリ
オイルのかかった部分はオリーブの香りがして嬉しい

ピエトロから2品目。調理時に裏面を見て1品目のボトルタイプ「おうちパスタ」と同じソースであることが判明。完全に順番間違えた。おうちパスタの次にこれもってくるべきだった。原材料同じなので味も恐らくまったく同じ。

一字一句違わず
絡めた感じもほぼ一緒(現像スキル低くて色味全く違うのはごめんなさい)

というわけで、両者の違いはBOSCOエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)の有無。つまり店頭に両方とも並んでいた場合、家にEVOOがあるならボトルタイプを選んだ方が圧倒的にお得ですね。
パッケージのとろみはソースのとろみではなく別添オイルの存在を強調した演出だったんだなあ。


15.日清製粉ウェルナ「マ・マー あえるだけパスタソース 香るバジルソース」

2人前242円(税込) スーパーにはあったりなかったりな印象
はっきり分離、穏やかな色合いで着色っぽさを感じさせない(着色料は入ってる)
これでバジルソースの検証も最後だと思うと感慨深い(ひとつめを食べたのが4月半ば)
大きめのバジル片がぱらぱらっといる

隠し味的な材料は特に無いシンプルな構成で、シンプルな味わい。このちょっと大きめのバジルが青の洞窟に似てるな〜と思いつつ途中まで食べ進めたところで、どちらも日清製粉ウェルナであることに気が付く。製造所も同じ。そういうことですね。
こちらの味を基準とするなら、青の洞窟は味の方向性は同じながらもバジルW使いでより豊かな香りを楽しめる上位互換と言えそう。


まとめ

本場っぽいこってりしたジェノベーゼを楽しむなら
2.バリラ

適度に本格的な濃度と味わいのソースなら
4. 5. 6.MCC
  特に6.の冷凍ソースは手に入ればとてもおすすめの一品。

スーパーでよく見かけるものなら
10.キユーピー or 12.エスビー食品
  日本のバジルパスタの最大公約数的な味?
13.日清製粉ウェルナ 青の洞窟
  シンプルだがバジルの香り豊か

という見解に至りました。あくまで個人の感想です。
ペーストタイプに比べスーパーの食品コーナーに並ぶようなオイルタイプは大きな差がつきにくく、どれを食べても無難においしい印象。
ただその中で13.青の洞窟はバジルの香りが特に良かった。バジル感よりも旨味やコクを求めるなら11.ハコネーゼもアリかも。


次回予告と余談

めちゃめちゃ頑張りました。どっさり買い溜めた他のソースの賞味期限が気になりつつも、少しずつ食べ進めなんとか15種類比較検証できました。

で、次はもうソース揃ってます!チーズクリームやります。
本当は6月にチークリ記事出して7月にレモン系検証開始して爽やかな夏〜って感じにしたかったんですよね。まあでも8〜9月ごろにはレモンの記事もアップできると思います。

ところでニシキヤレトルトカレー制覇チャレンジも並行しつつダイエットにも取り組んでいますが、順調です。今年に入ってから12kg減りました。あと13kg頑張ればJK時代の体重に戻ります。これこそ記事にしたら需要あるんでは?今日も私はツナ缶とサラダチキンを食います。

いいなと思ったら応援しよう!