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【2027医学部受験】富山大落ち→金沢大、東京慈恵会医科、昭和医科正規合格。地方自称進から、参考書だけで合格した受験術をすべて公開(得点開示、出願書類、面接内容全て公開)

目次



1. はじめに
2. プロフィールと受験結果
 ・地方自称進学校から浪人へ
 ・合格校(国立: 金沢大学 / 私立: 東京慈恵会医科大学、昭和医科大学)
3. 科目別使用参考書及び勉強法
 ・2つの大前提
 ①数学
 ②英語
 ③物理
 ④化学
4.  各3大学の個別具体的な対策(筆記及び面接)
2026年度入試で実際に提出した志望理由書、面接前シートの内容、面接内容及び回答したことを全て公開します。
 ①金沢大学
 ②東京慈恵会医科大学
 ③昭和医科大学




1. はじめに

医学部受験は、情報戦である。

僕自身、浪人中に note で医学部受験の記事を多く探した。しかし、その多くは「超進学校出身の理3等のトップ層」か「奇跡的逆転合格、蓋を開けると鉄緑出身」の話であり、中間層のリアルな情報が全くなかったのだ。

例えば、現役時の僕は 第3回全統記述模試で総合偏差値61。通っていた高校偏差値はみんこうで68。いわゆる「医学部志望者の中では中間層」に位置していた。

そんな僕みたいな中間層が最も知りたいのは、次のようなことだと思う。


旧六医、御三家の医学部に危うげなく合格するのに必要な、参考書・使用法・戦略
• 点数開示

実際提出した志願理由書の詳細な内容(特に私立)
• 実際(2026年度入試)の詳細面接内容と回答したこと


しかし、そうした「必要十分な情報」は意外なほど公開されておらず、歯がゆい思いをしたものである。

そこでこの記事では、僕が一年浪人し以下の三つの大学の正規合格
金沢大学医薬保健学域医学類
• 東京慈恵会医科大学医学部医学科
• 昭和医科大学医学部医学科

に至るまでの

使用参考書
科目別勉強法
過去問の使い方
提出した志願理由書
面接内容と回答したこと

など僕が浪人期マジで知りたかった情報をすべて公開することとする。


この記事だけで、難関国公立、難関私立医学部受験に必須である、必要十分な情報を全て得られると強く確信する。





2. プロフィール

地方のいわゆる「自称進学校」(みんこう偏差値68)に通っていた。
高校では特別な受験環境があったわけではなく、塾もほとんど利用していない。

高1のときに4ヶ月間東進に通ったが、自分には合わないと感じてすぐに辞めた。その後は基本的に参考書中心の独学で勉強していた。


現役時

2025年 大学入学共通テスト 798点

受験結果
富山大学 医学部医学科 不合格
昭和医科大学 医学部医学科 一次不合格

(富山大の点数開示)

合格者最低点1277.7点 
5.2点差落ち。英語と物理で大失敗…
余談だが、海外臨床研修に挑戦したいと言ったら、「富山の地域医療はどうするの?」「海外じゃなきゃどうしてもダメ?」と突っ込まれた。一般的に田舎の大学は地元志向が強いことが多いため、ちゃんと理由を考えるべきだった(反省)

富山は6人1グループの集団面接でした。



一浪時

2026年 大学入学共通テスト 842点

受験結果
金沢大学医薬保険学域医学類 合格
• 東京慈恵会医科大学医学部医学科 正規合格
• 昭和医科大学医学部医学科 正規合格
• 大阪医科薬科大学医学部医学科 一次合格二次辞退

※以下に合格証を載せておきます。無断転載防止のために、『wakame@igakusei0103』と書いた紙と一緒に撮っています。

金沢大学
慈恵医大
昭和医科


なぜここまで大躍進できたのか?それは浪人時に培った戦略に集約している。以降、これらの戦略を余すことなく提供する。



3. 科目別使用参考書及び勉強法


(大前提)

まず最初に、僕の勉強法の大前提を2つ述べておく。

①各教科にて参考書は原則一冊に絞る

現役時代の僕はこの逆をやっていた。
例えば数学では
• やさ理
• スタ演
• ハイ完

などなど、巷で言われる難しい問題集を片っ端に購入しては最初の数ページをやったのち、全て積読となっていた。

当時の僕は「ハイレベルな問題集を学校に持っていくと頭が良く見えるのではないか」という、極めて浅く、プライドに満ちた戦略を採用していたのだ。笑止千万である。

しかし浪人してからは考え方を変えた。
一冊を完璧にする」ことを徹底したのである。

実際に、こうすることで高得点が安定した。

入試問題は別に、全ての問題が解ける必要はない。極めた一冊に載っている問題と似たような設定の問題を確実に解き、載ってない難問は潔く諦めるなど時間を有効活用することが必要だと思う。


②問題を◯△×に分けマークする&典型問題を極める

まず、解いた問題を次の3つに分類した。

→ 見た瞬間、解答までの方針が脳裏に流れる
→ 道筋はすぐには浮かばないが、手を動かせば解ける
× → 手を動かしても解けなかった

そして、それぞれ次のように扱った。

× → △ にする。
(方法)  繰り返しノートに解き直す
(注意)  詰まったポイントのみマークすること
△ → ◯ にする
(方法)  英単語帳と同じ使い方をする。

すなわち、問題をパラパラとめくりながら、「解法の道筋を瞬時に言えるか」脳内で何回も反芻するのである。この段階では、いちいち丁寧にノートに解き直す必要はないだろう。無駄な労力を使うだけである。

(より詳しい実例は、後ほど述べる科目別参考書及び使用法にて述べることにする)

結局のところ、本番では時間がない。
問題を見た瞬間に、複数の方針が頭に浮かぶかどうか。知らない問題は解けないし解けなくても合否に影響は殆どしない。

その際、重要なのは、使用する参考書が典型問題を十分に網羅しているかどうかである。

僕は浪人時代、医学部専門予備校として知られる 松濤舎 ↓の医学部受験に対する姿勢に強く共感した。(余談だが、この塾のサイトには各参考書ごとの使用法が書いているのでオススメ)

※松濤舎の回し者ではないです

核心は非常にシンプルだ。

典型問題を絶対に落とさないこと難問は解けなくてもよい。

これは国公立医学部だけでなく、慈恵のような問題が難しいと言われがちな難関私立医学部においても同様である。難問に長時間を費やすよりも、落としてはならない典型問題を素早く取り切り、総合点を安定させる方がはるかに効率的だ。

ここで重要なのは、

「典型問題のレベルを最大限まで上げること」

である。

これは「簡単な問題ばかり解く」という意味ではない。

そうではなく、

難関医学部で頻出の“典型パターン”をできるだけ多く網羅することを意味する。


例えば数学では、積分不等式ウォリスの積分具体値を求められない数列の極限ニュートン法カージオイド斜軸回転点光源の問題など

化学では、アミノ酸の配列順序油脂の構造決定(前提としてステアリン酸のみで構成された油脂の分子量が890であることを既知にする)ラクチドの構造決定分子量100の物質の構造決定など

これらはすべて難関医学部で頻出の典型問題に含まれ、知識の有無で大きく差がついてしまう。

では、ここから本題に入る。この「典型パターン」を最大限まで網羅した参考書を紹介する。これらは、僕の受験人生を文字通り変えた神参考書である。

数学、英語、物理、化学それぞれについて、実際の使い方まで含めて超具体的に解説していく。また、繰り返しになるが、一科目につき極める参考書は原則一種類を強く推奨する。


①数学

医学部攻略の数学 1A2B3

神。バイブルである。

この一年間、僕がやった数学の参考書は本当にこれだけである。特に数3については、この問題集より上手く構成された参考書は巷に存在しないと思われる。

この問題集の詳しい構成は、以下のブログで非常に明瞭に説明されている。

(僕自身参考にしてました)

この問題集の最大の利点は、

医学部入試で頻出の難関典型テーマを、体系的に網羅していることである。

例えば、
• 無限降下法
• ウォリスの積分
• e の評価と背理法
• 区分求積法
• 逆関数の積分
• イェンセンの不等式(凸関数利用)
• プレゼント交換問題の一般形
• ランダムウォークとカタラン数

など、難関医学部数学で頻出のテーマがほぼ一通り扱われている。

そして実際に、

今年僕が受験した
• 金沢大学
• 東京慈恵会医科大学
• 昭和医科大学

の数学でも、この参考書で扱われているテーマが多数出題されていた。

例えば、2026年度入試においては、金沢大では大問2、4が。慈恵では大問2、4が。昭和医科では大問2が、この医学部攻略に載っている問題とほぼ同じであった。(試験中に合格を確信)



医学部攻略の数学の使い方


基本的に、大前提で述べた①と同じである。ただ、△→◯にするのに2点工夫をした。

(大前提①の再掲)
----------------------------------------------------------------------------------------
まず、解いた問題を次の3つに分類した。

→ 見た瞬間、解答までの方針が脳裏に流れる
→ 道筋はすぐには浮かばないが、手を動かせば解ける
× → 手を動かしても解けなかった

そして、それぞれ次のように扱った。

× → △ にする。
(方法)  繰り返しノートに解き直す
(注意)  詰まったポイントのみマークすること

△ → ◯ にする
(方法)  英単語帳と同じ使い方をする。

すなわち、問題をパラパラとめくりながら、「解法の道筋を瞬時に言えるか」脳内で何回も反芻するのである。ここにおいて、いちいち丁寧にノートに解き直す必要はないだろう。無駄な労力を使うだけである。
----------------------------------------------------------------------------------------

2つの工夫とは?

その1「詰まったポイントだけを取り出し、次の問題でも使える解法として整理する」

ということである。

多くの受験生は、問題が解けなかったときに解答を最初から最後まで読んでしまう
しかし、それでは「解き方を見て納得しただけ」になりやすい。

重要なのは、
1. 自分がどこで詰まったのかを特定する
2. その部分だけ解説で確認する
3. それを同じタイプの問題でも使える形に一般化する

ことである。

つまり、

「この問題の解答」を覚えるのではなく、
「このタイプの問題を解く鍵」を取り出す

イメージである。

この作業を繰り返すことで、典型パターンが頭の中に蓄積されていく。



百聞は一見に如かずということで。↓(汚字すいません)

↑『⭐︎1』と書かれた部分
↑『⭐︎2と書かれた部分』
↑一般化の例

この一般化の考え方については、慶医のプリンアラモードさんが非常に分かりやすくノートにまとめている。僕自身も参考にしたので、以下にリンクを共有する。


その2 数3を重視せよ

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