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フォトエッセイ 花びら縁取る水鏡

花散らしの雨が上がった翌朝。山道の小さなくぼみが、桜の花びらで縁取られた「水鏡」に姿を変えていました。泥を隠すように敷き詰められた白と、水面に映る柔らかな光は、この時期だけの忘れ物のように思えます。


そんな静かな景色の中で、不意に響いた高い囀り。顔を上げると、今季初めてとなるキビタキに出会いました。黄金色の胸を張って、初夏の訪れを告げるかのようなその姿に、季節のバトンタッチを確信した一瞬でした。


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