中道とは?日本を左右する。◀|第5話|選ばない自由は、もう残されていない
政治の話になると、
「よく分からないから」
「誰に入れても同じだから」
そう言って距離を取る人は多い。
それ自体は、責められることではない。
政治は難しく、言葉は多く、
意図的に分かりにくくされている場面もある。
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だが、ここまで見てきた通り、
▶決めないことそのものが、立場になる◀
時代に入っている。
誰も選ばなければ、
「一番声が大きい立場」が残る。
誰も判断しなければ、
「既に動いている構造」が続くだけだ。
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中道という言葉は、
対立を避けるための位置取りとして使われてきた。
だが現実には、
▶どちらにも踏み込まない姿勢は、外部から最も利用されやすい◀
守ると宣言しない国は、
守られる前提に立てない。
距離を保つと言い続ける国は、
距離を詰められたとき、拒否する理由を失う。
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ここで重要なのは、
「どの党が正しいか」ではない。
「どの思想が上か」でもない。
問われているのは、
▶日本という立場を、誰が引き受けるのか◀
という一点だ。
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選挙は万能ではない。
一票で世界が変わることも、ほとんどない。
それでもなお、選挙は残っている。
なぜなら、
▶それが最後に残された“意思表示の仕組み”だから◀
■
たかが一票。
そう思う人もいるだろう。
だが実際には、
その一票が積み重なった結果だけが、
「国の意思」として外に見える。
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だから最後に、これだけは言っておく。
▶選挙権のある私たちは、必ず投票しなければならない◀
完璧な選択でなくていい。
迷ったままでいい。
それでも、選ばなければならない。
たかが一票。
されど、大きな一票である。
©︎2026 Nasu Takako
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