温かいばかりが優しさではない|子育てと部下育成に共通する考え方
こんにちは、コミュニケーション応援団のアールです。
最近、「親の関わり方ひとつで、子どもの社会との接点が180度変わる」という趣旨の記事を読み、私も記事でいうモンスターペアレントには出会っていませんが、共感する部分がありました。
👉その記事はこちら
今回は、ゴールデンウィーク中に見かけたある光景から「温かいばかりが優しさではない」と考えたことについて書きたいと思います。
微笑ましいけれども、もったいない出来事
ゴールデンウィーク中、私は暦通り仕事をしていましたが、
中日はお休みの方も多いのか、幼稚園の近くでは
お父さんもお迎えに来ている、微笑ましい光景を見かけました。
あるご家族は、小さな赤ちゃんを抱っこしたお母さんとお父さんのお迎えで、
年中さんくらいのお兄ちゃんは、ウキウキと嬉しそう。
道路を後ろ歩きしながら「見てー!」とニコニコしていました。
幼稚園の先生も「気をつけてね」と見送っています。
そのご家族の後ろを歩いていた、私を含め通勤途中の人たちは
かわいいなぁと微笑ましく見ていたのですが、
途中から「あれ?まだ続くのかな?」と少し戸惑いました。

ずっと後ろ歩きのままなので、道路は少しずつ渋滞。
駐車場から出ようとする車も、発進していいのか迷っている様子で、
歩行者も車道にはみ出して抜かすべきか迷うような状況でした。
そんな中、お父さんはニコニコと我が子を見ているだけで、何も言わない。
その様子を見て、私はふと、「お父さん、もったいないな」と感じたんです。
ここでどんなことを伝えるかで、その子の将来の人との関わり方は変わっていくからです。
「知っていること」が周囲の関わりを変化させる
人は経験や多くの人との関わりの中で、
社会の中でどう振る舞えばいいのかを少しずつ学んでいくものです。
だからこそ、成長していく過程で、
いろいろな人と関わるための土台をつくってあげることが大切ではないでしょうか。
幼い頃はまだ真っ白な状態で、善悪の区別がつきにくい面があります。
例えば、電車の中で座席に靴のまま上がってしまう。
これも本人にとっては悪気があるわけではないと思います。
でも、その行動は、急に知らない大人から冷たい目で見られたり、注意されたりすることもあります。
きっと本人にとっては、とても戸惑う出来事でしょう。
身近な大人は何も言わなかったのに、なぜ今こんな冷たい態度をとられるんだろう…と。
一方で、「たくさんの人が使う場所だから、靴を脱ぐことが大切だよ」と教えてもらっていれば、行動も変化し、周囲の人は温かい目で見守ってくれる環境を作ることができます。

注意は相手を守ることでもある
子どもは、小さいうちは見逃されることも多いけれど、
少し大きくなると注意されるようになり、
さらに大きくなると「普通はさ」「当たり前でしょ?」と、その人の人柄、コミュニケーション能力の問題と言われるようになっていきます。
でも、本人にとっては、ただ「知らなかっただけ」ということも多い。
今まで怒られてもいないことで、急に責められると嫌だなという気持ちが起きます。
嫌だなってなると、その注意を素直に受け取るよりも、反発したり正当化したり、別の方向に向きやすくもなります。
それってその人にとってマイナスになってしまうのではないでしょうか。
注意は、「我が子が今後困らないように守ってあげること」でもあると思います。
そして、我が子が、多くの素晴らしい経験と出会いに恵まれるように、伝えることは早ければ早いほどいいと考えています。
これは組織の部下育成にも通ずる考えと同じではないでしょうか。
始まりの関わりは、その人のコミュニケーション力の基礎に大きな影響を与えるので、大切にしたいですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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