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病気になって気づいたストレスとの付き合い方―― アサーションでストレスを軽くー 1型糖尿病の体験から

今回は病気治療と仕事の両立の応援団アールです。


健康維持はストレスの影響を受けることが多いです。
病気治療においてストレスは大敵。でもストレスは必ずしも「悪」ではなく、日常の刺激の一部であり、適度であれば集中力やパフォーマンスを高める力にもなります。
大切なのは、ストレスをゼロにすることではなく、自分にとって「適度」に調整できる力を持つこと。そのためには、自分なりの工夫や回復力が必要です。


糖尿病発症とストレスとの関わり

私は2018年に1型糖尿病を発症しました。生活習慣に関係なく細胞が破壊される自己免疫性疾患です。
発症の要因は複合的ですが、その一つにストレスが挙げられます。
免疫バランスが崩れ、自己組織への攻撃が助長されることがあるそうです。
実際に、発症直後に主治医から「大きなストレスはなかった?」と何度も尋ねられました。
実は重めのチャレンジ仕事が重なった時期で、思い当たるストレスは多々ありましたが、でもその仕事のおかけで自分が成長できた私の人生で欠かせない経験でした。
今思えば大事なのは「出来事そのもの」ではなく「その中でストレスをどう扱えたか」だったと感じます。


ノンアサーティブとアサーション

私はもともと自責的な傾向が強く、何か起きると「自分が悪いのでは」と考えがちでした。
伝えたいことがあっても、
「誤解かもしれない」
「私が頑張れば済むのでは」
と深読みして言えないことも多々ありました。

いわゆるノンアサーティブなタイプです。
一般的にノンアサーティブは主張できないだけではなく、その状態が続くと我慢が限界を超え、攻撃的(アグレッシブ)になったり、相手を避ける逃避行動にもつながることがあります。
結果的にストレスが増す悪循環に陥るということです。
そこで役立つのがアサーション(自己主張)です。
アサーションとは、自分の気持ちを正直に伝えながら、同時に相手の立場も尊重するコミュニケーションのこと。
攻撃でも我慢でもなく、対等な関係を築くためのスキルです。
私は体験を通じて、アサーションがストレスを「適度」にコントロールする手段になることを実感しました。

ノンアサーティブ・アサーティブ・アグレッシブ

勇気を出して伝えたとき

1型糖尿病発症し3週間の入院生活を終え退院後、私は一日5回の注射や食事管理を続けていました。
そんなある日、知人からこう言われました。
「えー、大変だよね。私だったら絶対耐えられないと思う。そんな病気、私には無理だなあ」
その人は普段から私を心配してくれており、悪気もなく素直な気持ちを口にしただけだと分かっていました。
けれど、私の胸には
「私だってなりたくなかった」
「そんなにマイナスな病気に見えるのか」
という負い目がずしんと残りました。
以前の私なら「悪気はないから」とその気持ちを飲み込んでしまったでしょう。
さらに言うと「悪気がない人にそんな感情を抱く私が悪い」と自分を責めたかもしれません。
病気になり以前と健康状態も違う自分のストレスを軽くすることは大切、勇気を出してアサーションを試みました。
「そうだよね、私もできればなりたくなかったよ。
でもそう言われると落ち込んじゃうから言わないでほしいな」

すると相手はすぐに、
「そうだよね、なりたくてなったわけじゃないもんね」
と共感してくれました。相手が気を悪くするのでは、というのは私の思い込みにすぎなかったのです。

自分で自分を労わることも大事

自分の一番の味方は自分

この経験から学んだのは、自分の気持ちを伝えることがストレス調整の第一歩だということ。
今でも時折言いたいことを躊躇することはありますが、
「自分の一番の味方は自分自身」
だからこそアサーションを意識して、心地よいコミュニケーションを積み重ねていきたいと思っています。


🌱 病気や仕事、日常生活の中でストレスと向き合っている方へ。
自分の気持ちを大切にして、少しずつ言葉にしてみるだけで、心はぐっと軽くなります。
やっぱり自分の一番の応援団は「自分」なので、自分にとってのストレスコントロールを見つけたいですね。

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