面接の「逆質問」は疑問ではなく「興味」を伝えるチャンス
今回は就活応援団のアールです。
私はキャリアコンサルタントとしても活動しており、大学生の就職活動や転職者の相談を受けています。その中でもよく話題になるのが「逆質問」
面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれたとき、どう答えればよいか悩む人はとても多いです。
「聞きたいことがもうない…」と逆質問に悩む求職者
ある日、社会人経験のある方がこんな愚痴をこぼしました。
「R先生、この前最終面接に行ったんですけど、始まってすぐ『では、何か質問はありますか?』と聞かれてしまって…。一次面接では40分、二次でも30分以上質問できたんです。だからもう聞きたいことなんて残ってなくて。結局、何も聞けずに終わってしまいました。ひどいですよね?」
確かに理不尽に聞こえるかもしれません。でも、ここに逆質問の本当の意味が隠れているのです。
逆質問は「興味の有無」を確かめるサイン
実は「何か質問ありますか?」という言葉は、「疑問点はありますか」ではないんです。この言葉の意味は「私たちのどこに興味がありますか?」と問われているのだと思ってください。
試しに置き換えてみましょう。
「何か質問ありますか?」⇒「いえ、特にありません」
「私たちのどこに興味がありますか?」⇒「いえ、特にありません」
…これでは会話が成立しませんよね。つまり逆質問は、企業への興味・関心を示す場なのです。
面接官を動かした質問
実際に、逆質問でチャンスを掴んだ学生もいます。最終面接で彼はこう尋ねました。
「御社が〇年に挑戦された△△事業について、社長インタビューを拝見し感銘を受けました。新規事業を進める中で特に大切にされている考えを伺いたいです」
すると、それまで静かだった会長が前のめりになって経緯を熱く語ってくれたそうです。その挑戦の後押しは実は若かりしころの会長が推し進めたものだったのです。
自社の挑戦に関心を寄せ、価値観に触れようとする姿勢は、面接官の心を動かしたのです。
「疑問」から「関心」へ
逆質問で単なる疑問だけを投げると、どうしても受け身の印象になります。しかし「なぜ」「どのように」という関心や自身の意図を添えれば、「主体的に行動できる人」という評価につながります。
近年はAIの発達や業務の自動化によって、新人が担ってきた単純作業が減ってきました。こうした流れはニュースでも取り上げられており、採用現場では“主体的に動ける人材”を求める傾向がますます強まっています。逆質問は、その力を示せる絶好の場なのです。
✍️ まとめ
逆質問は「疑問点」ではなく「興味・関心」を示すサイン
企業の挑戦や価値観に触れる質問は好印象につながる
主体性を伝えることが、内定への大きな一歩になる
最後まで読んでくださってありがとうございます。
就活や転職活動に挑む皆さんが、自分らしく力を発揮できる面接になりますように。少しでも参考になったら嬉しいです。
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