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ありがとうの反対の言葉を意識するだけで変わること

「『ありがとう』の反対は何か分かる?」

去年、伯母から突然聞かれたのですが、僕は即答できませんでした。あなたは、これに答えることができるでしょうか?

これの答えは、「当たり前」です。

僕はこの答えを聞いて、すぐに納得できました。しかし、自分でそれに行き着かなかったことに恥ずかしさも覚えました。


去年から、僕は伯母とよく電話をするようになりました。この伯母は熱心な教育者です。

僕も散々勉強してきた人間なので、感謝が大事だということはよく分かっていました。しかし、最近になって、まだ分かっているつもりの域を出ていないということに気づいてしまいました。


あなたも感謝が大事だというのは、当然のように知っていますよね。

「今さら言われなくても分かってるわ」

と言いたくなるんじゃないかと思います。


感謝が大事だという話は、ちょっと探せばいくらでも出てきます。
本にも書いてありますし、ネットの記事や動画でも腐るほど見つかります。
いろんな人がそういう話をしています。
何なら僕も感謝が大事だという話をよくしています。

しかし、この感謝することの意味をちゃんと理解している人は、かなり限られてくるんじゃないかと思います。


物事がうまくいかない最大の理由

これは実は結論が出ていることです。
ものすごく簡単です。
もしあなたが今やっていることがうまく進まないという場合、大きな原因の一つはまず間違いなくこれだと思ってもらって構いません。

なぜかうまくいかない理由は、感謝の心が失われているからです。

これは恋愛相談を見ていると、本当に手に取るように分かることなのです。
うまく進まない原因は、相手に対して感謝できなくなっていることです。

最初は順調だったりするんですよね。
ところが、段々と雲行きが怪しくなっていきます。

その理由は簡単で、相手の存在が少しずつ「当たり前」になっていくからです。相手の存在もそうですし、相手がしてくれることも含めて、全部が当たり前に感じられるようになっていきます。
これはかなり慎重に気をつけていないと、どんな人でもそうなります。

もし相手にフラれたければ、相手のことを当たり前の存在だと思って接するだけでいいです。当たり前だと思えば、感謝はもちろん、尊重の気持ちすらもなくなっていきますから。


感謝を感じられないことには本気にはなれない

恋愛を例に出しましたが、他のことでも全部同じなんですよね。
仕事でも人間関係でも、何でもそうです。
この仕事ができることがありがたいと心から思えている人と、仕方なくやっているとか、いつものただの作業だと思っている人では、出す結果が変わってきそうなのはすぐに想像できます。

僕が自分事として感じるのは、感謝を感じられないことには決して本気にはなれないということです。
僕のところには、毎日何十件という問い合わせが来ます。最初はそれが少なかったので、一つずつ丁寧に対応していました。とにかく、嬉しいんですよね。
ありがたいんです。問い合わせをもらうということ自体が。

ところが、毎日何十件も届くようになると、問い合わせが来るのが普通になります。まさに当たり前という感覚です。
当たり前になると、問い合わせをありがたいと思いながら対応するのは本当に難しくなります。

これが、知らないうちにパフォーマンスが落ちていくカラクリです。

僕は気づかないうちに、感謝の心を忘れて仕事をしていたということが分かって衝撃を受けました。何しろ自分では感謝が大事だと人にずっと教え続けていたのですから。


どうやったら感謝できるようになるのか

では、どうやったらその感謝の心が育つのでしょうか。
すべてのことに感謝しようとよく言われます。あるいは、「ありがとう」を口癖にして、毎日何十回も「ありがとう」を言い続けようという人もいます。
どれも間違いではないと思いますが、どうしてもしっくり来ない人もいると思うんです。

それがなくなったときのことを想像するという方法もありますね。
ないと困ることを想像することで、ありがたみを感じられるようになるというものです。
これも確かにその通りではあるのですが、僕は理屈でしか理解できませんでした。

そもそも想像力が弱いと、それがないときの状況をリアルに想像できなかったりするわけです。
いなくなったら困るだろうなということは分かっても、いなくなる可能性がない人を見て、ありがたいとは感じにくいでしょう。


なぜ感謝する心が必要なのかを知ること

感謝が大事だということを僕自身が完全には理解できていなかった理由は、感謝の必要性がどこにあるのかが分かっていなかったからでした。

感謝が大事という話はとにかくよく聞きます。なぜ大事なのかという話になると、感謝の心を持てば相手に助けてもらいやすくなるなどのコミュニケーションに関するメリットが理由にされることがほとんどです。

ここが罠だと思うんです。

ほとんどの人は、相手に何かをしてもらうために感謝するということに、何か違和感のようなものを覚えると思うのです。
日頃から感謝の気持ちを表していれば、印象もよく、いろんな好待遇を引き出せるというのは基本的には間違いのないことです。

でも、もしそれを狙って感謝するのであれば、ハナからそれを期待できない相手に対しては一切感謝できないことになります。

本当に感謝の気持ちが必要なのは、相手に何かをしてもらうためでも、自分の印象を高めるためでもなく、自分にとっての対象物の価値を高めるためです。
自分が打ち込むものに、ありがたいと思えていれば、自分が気持ちよく行動できるようになります。そしてそれは、必ず人にも伝わり、結果にも現れるようになります。

今やっていることを、当たり前だと思わないようにして感謝できるようになると、力の入り方がまるっきり変わり始めます。


最も感謝しないといけない相手は誰か

一旦感謝できるようになると、あらゆることに感謝の気持ちを持てるようになっていきます。
最もありふれた存在である人たちに対しても、本当は当たり前の存在ではないということが分かるようになり、尊重できるようになっていきます。

こうなると、もう無限の好循環が回り始めそうですよね。

最後に、最も感謝しないといけない相手が誰なのかもぜひ考えてみてください。もうこれはすぐに答えが出てしまいそうですが、最終的にこれに行き着いたら、何でもできるようになるんじゃないかと思います。

ぜひコメントにでも答えを書いてみてくださいね。


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