見出し画像

二週間も溜めてしまったのか、二週間しか溜めていないのか【2026年7月1日-13日:読書映画記録】

野咲きは週に一度、読書や映画の記録を整理しようと思っている。
しかし、先週は億劫になってやらずじまいだった。
これを二週間分溜めてしまったと考えるか。まだ二週間分しか溜まっていないと捉えるか。
野咲きは、後者と捉えた方がやる気が出る。事実は変えられないが、それをどう考えるかは野咲き本人に決定権があるのだ。
なんてことを先週読んだ『STOP OVER  THINKING』で学んだ。

本日の日程
4:30 起床
5:30 家族の見送り
6:00 二度寝
8:00 二度目の起床→朝食
9:00 家事→出かける支度
10:00 長距離の移動
11:00 目的地着→モーニングノート
12:00 創作(プロットを書く)
13:00 買い物→昼食
14:00 旧居の掃除(水周り)
15:00 シャワー
16:00 メール送信
17:00
18:00
19:00
20:00 夕食
21:00 noteの更新

空白の三時間は何をしていたんだろう。
SNSを見ていたような、……覚えがない。

読書映画記録
7月1日
短歌集『限界OLクソ短歌』埃
phaさんの影響で短歌の本棚を見るようになった。
いくつかあるうちでこの本がしっくりきたので、気に入って読んでいる。
他の短歌の本にも手を出してみたけれど、今のところこれが一番面白い。
笑っちゃう。歌の雰囲気も硬くなくて、自由でいいなと思う。
それから、野咲きは男性だが、共感できる歌が多い。
あと、疲れている女性はかわいらしい。応援したくなる。

7月2日
映画『そうして私たちはプールに金魚を、』監督:長久允
長久監督の著書『あなたにしか作れないけれど、世界に通用してしまう 脚本の教室』を読んで興味を持ったので、Youtubeで視聴した。
実在の事件をモデルにした映画。女子高校生がプールに200匹の金魚を放流したというもので、その動機を掘り下げた作品になっている。
面白かった。
この作品をきっかけにいくつか短編映画や個人制作の映画を見たけれど、この作品は圧倒的に分かりやすい。作りが丁寧なんだと思う。
表現には、アフレコを多用していたり、金魚をプールに放すシーンがなかったり、低予算の雰囲気はある。けれど、制約があるからこそ表現できるものもあるんだな、と思った。
描きたいものを堂々と表現しているのが一番格好いい。高級なCGを持て余してあんまり面白くなかった作品もいっぱいあるもの。

7月4日
映画『トイ・ストーリー』監督:ジョン・ラセター
構成分析をしながら途中まで視聴。

7月6日
啓発本『STOP OVER THINKING』 ニック・トレントン

最近読んだ実用書の中では、一番面白かった。
ストレスや不安への考え方と、具体的な対処方法が書かれている。
野咲きが三人称でnoteを書いているのも、この本に紹介されているストレスへの対処法の一つだ。三人称で書くことで、自分の不安を"感じる"のではなく、客観的に"認識"できるようにしている。効果のほどは不明だが、近頃は自分の調子を客観的に見られるようになってきた。とりわけ、病気が出て倦怠感に襲われるときは、凄まじい速さで思考が展開されている。本書で紹介されている54321法やABCモデルを使って、自分にとって良い結果を及ぼすように思考を選択できるようになってきた。

7月7日
エッセイ『できないことは、がんばらない』pha
気持ちが落ち込むたびに、読み返している本。
「カレーだったら食べられる」のお話がお気に入りだ。

7月8日
新書『精神科医の本音 患者の前で言えない本当のこと』益田裕介
精神科や診療内科へのFAQに、現役医師が回答するという本だ。
タイトルのゴシップ臭さに反して、うつ病そのものやよく処方される薬について教えてくれる内容になっている。
野咲きはうつ病で、これまで二つの病院に通ってきた。が、病院ではうつ病の正体や薬がどう作用するかは説明されたことがなかった。(多分、医者なりに意図のある判断なのだと思う)。また、初診以外は極端に診療時間が短く、薬を継続したり、変えて終わる。
そのあたりのことも、本の中で丁寧に説明してくれる。
うつ病で悩んでいる人や、周りにうつ病患者がいる人におすすめの本。

また、この本から野咲きが得た気づきもここに書いておこう。
本を読む前に、野咲きはうつ病の治療で「考え方を変える」ことを集団療法などを用いて、考え方を変えましょうと勧められた。
そういう話を聞いて、結局、自分の考え方が原因なのだと考えた。言い換えると、自分が甘えているせいで、やる気が起きない状態なんじゃないかと落ち込んだ。
このとき、野咲きの中では、うつ病は以下のような図式だと考えていた。
原因:野咲きの考え方→症状:抑うつ状態
が、この本によれば、うつ病は脳という臓器の疾患であることは間違いないそうだ。決して、当人の甘えではない。
ただ、薬物治療に加えて、考え方を変化させることが快方に向かったり、再発を防止したりすることに有効なのも事実だトイう。
つまり、以下の図式になる。
原因:X →症状:抑うつ状態 →治療:抗うつ剤を飲んで、考え方を変えていきましょう
これは、脳という臓器を胃に置き換えれば、次のような式とも考えられる。
原因:Y→症状:胃に痛みが出る→治療:胃薬を飲んで、消化の悪いものは控えましょう
こう考えると、かなりうつ病の全容がつかめた気がするし、自分が何をすればいいかも分かる。
読んでよかった、と思った。

7月9日
小説『スパイ教室 6』竹町
一巻から続く淡々とした文体が、最も切れ味を発揮していた巻だった。
必要最低限の心情描写は、仲間の死という重い展開でも物語をテンポよく進行を可能にしていた。
同時に、突然現れる仲間の死に様のわずかな描写が、呆気なさを感じさせて、読み手の心を切り裂く。
BLEACHの涅マユリが、雨竜の祖父を拷問した様子が、小さなコマ(雨竜の瞳の反射だったか?)で見せられたときを思い出した。
引き算の美学だなと思う。

7月10日
映画『トイ・ストーリー』監督:ジョン・ラセター
構成分析を最後まで終えた。
第一幕中盤のインシデントの在り方、第一プロットポイントと第二幕序盤での課題設定について気づきを得られた。
一幕で慌てすぎなくてもいいのかもしれない。

トイ・ストーリー

7月11日-12日
映画『Mr.インクレディブル』監督:ブラッド・バード
構成分析をしてみた。やっぱり第一幕では、二幕の行動(本作でいえば、家族に秘密でヒーローの仕事をする)まで設定しなくてもいいのかもしれない。
それからインシデント(本作では、ヒーローが訴訟されて消えるシークエンス)は、ワンシーンでなくても構わないみたい。
一幕前半と、後半で状況をガラッと変えられるようにセッティングできればいいのかもしれないな。

Mr.インクレディブル

ピクサー作品は、最後の逆転の伏線が丁寧だな、と。
例えば、『トイ・ストーリー』で、バズの宇宙服を利用して火をつけるシーンだと、①二幕後半でウッディが虫眼鏡の光集約で額を焼かれていること、②ロケット発射日が快晴であることが明記されている。『Mr.インクレディブル』では、シンドロームのマントが飛行機のエンジンに吸われるけれど、あれも二幕前半で、多くのヒーローがマントが原因で命を落としたことが示されている。

あとは、『Mr.インクレディブル』について、制作当初は、三人兄弟ではなくて、誕生したばかり長女がいるという設定だったという話を聞いたことがある(子どものときにメイキングを見たので定かではないが)。
天下のピクサーでも、そうやって設定から作り変えながら制作を進めていくんだな、と思った。書き直すたびに前進しているんだな、と良いモチベーションになった。

いいなと思ったら応援しよう!