緊張は、フィット過多のサインだった
ずっと前から知っている人。
なのに、なぜか緊張する。
その人の良いところを、わたしは知っている。
もちろん、嫌いでもない。
だけど、会うと、身構えてしまう。
言葉選びに気を遣って、
帰ったあとには、どっと疲れている。
反対に、初対面だけど、リラックスできる人がいる。
自分でも息がしやすいと感じられる。
なぜだろう。
ふと、そんなことが頭に浮かんだ。

きっと「相性の問題」じゃない気がしていた。
みんなといるときは、すごく楽しいのに、二人きりになると急に緊張することもあるから。
「がっかりされたくない」
「楽しませたい」
そんなふうに、無意識に、自分の良い面を見せようとしていたのかもしれない。
初対面の人が、おばあちゃんだったら、ほぼ緊張はしない。
けれど、
「このおばあちゃん、大企業の社長さんやで」と言われると、途端に緊張してしまう。
たぶん、自分と相手の距離を無意識に測っている。
距離が大きければ大きいほど、目の前の相手に、自分をフィットさせなきゃって思ってしまう。
「嫌われたくない」
「ちゃんとした自分でいたい」
緊張って、そんなときに出る、副産物なのかもしれない。

それでも、きっと、合わせることは悪いわけじゃない。
フィットさせようって思うとき、
きっと相手をリスペクトしてるから。
ただ、「フィット過多」になってしまうと、
しんどい。
疲れるし、そんな自分にも違和感を感じる。
「相手と繋がること」に一生懸命で、
「自分がどう感じているか」が置き去りになっていることがある。
もしかしたら、わたしは、知らず知らずのうちに、全員に好かれようとしていたのかもしれない。
「このままの自分では、離れていってしまう」
そんな気がして、無意識に調整していた側面もあったのかも……
誰かを前に、硬くなった自分に出会うことで、
「また合わせすぎてる」
「今、好かれようとしてる」
って気づける。
緊張が、
「わたしはわたしのままでいい」を
また新しい角度から教えてくれるバロメーターになってくれる。
絡まってた糸を、一本ずつ、丁寧に解いていく。
その作業を繰り返しながら、少しずつ、
そのままの自分を認めたい。
そうやって、ゆっくりと、自分の呼吸に戻っていく。
2026.5.19追記
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