欲しかったのは、余白|「いまのあなたに、ごほうびをあげるなら?」|ハッピーライティングマラソン#53
「忙しい」という言葉をなるべく使いたくない。
「忙しい」と言う人を見て、
「忙しいんだから話しかけないでね」
ってなんだか言われてるように感じるから。
でも、あえて言いたい。
最近、本当に時間が足りていない。
仕事に家事に、息子のバスケ。
書きたいこともたくさんあるし、読みたい本もある。
できれば映画とか見たいし、まったりした夜を過ごしたい。
ありがたいことに、メンバーシップも始まり、「あれもしたい」、「これもしたい」で、
頭の中はいつも賑やかだ。
だけど、現実は、夜ご飯を食べながら、瞼が勝手に閉じてしまう。
まるで3歳児だ。
この間なんて、ソファに座って少し休憩するつもりが、気づけば3時間寝ていた。
どうやら思っている以上に、疲れも溜まっているらしい。
ごほうび、もらえるのならば、やっぱり時間が欲しいなぁ。
そう思っていた。
だけど最近、わたしはひとつ、身につけたことがある。
おかしなことを言っているかもしれない。
でもあえて、言おう。
わたしは、釣りをしてる人に、
メンタルフィットできるようになった。
(テッテレー)

職場のトイレから海が見える。
そこで釣りをしている人を眺めながら、心の中でこう唱えるのだ。
「わたしはこの後、何の予定もない」
予定もない、予定もない……。
すると、あら不思議。
5秒くらいで気持ちがふわんと緩むのだ。
ただ、目の前には海がある。
風を感じながら、波を見つめている。
釣れても、釣れなくても、波がそこにある。
当たり前だけど減るわけがない。
次の予定も、やることリストも、ちゃんとある。
だけど、ぼうっと海を眺めている釣り人の豊かな時間に、少しだけ溶け込める気がする。
わたしが欲しかったのは、時間そのものではなく、おそらく余白だったのだ。
今日もやりたいことは山ほどある。
でも、ときどき立ち止まって海を見る。
5秒をごほうびにしながら。

本田健さんの「ハッピーライティングマラソン#53」に参加させていただきました。
書いていて楽しかったです♡
ありがとうございました😊
2026.6.8追記
たくさん読んでいただき、ありがとうございました🥰


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