自分にだけ厳しくしてしまうあなたへ
わたし、本当にダメな子やねん。
同じところで、またつまづいて、
また、失敗しちゃった。
そんな言葉をこぼしながら、友人が大粒の涙を流している。
たまらず、かけ寄り、
「そんなことないで。
わたしは、あなたのいいところ、たくさん知ってるから。
完璧な人なんかおらんよ。
大丈夫や。
よくやってるよ。」
そう、声をかける。
優しいあなたも、きっと同じように全力で励ましているだろう。
だけど、それが「自分」になった途端、言葉は全く違うものになる。
努力が足りんかったんじゃない?
もっとこうしたらよかったのかもね。
前もそこで失敗してなかった?
友達には絶対に言わないような言葉を、
なぜだろう。
自分には平気で放ってしまう。
わたしがこのことに気づいたとき、涙が止まらなかった。
一番味方であるはずの、一番一緒にいるはずの「自分」が、誰よりもわたしを責めていた。

「自分にはよいところがある」
そう思えない子どもは、少なくないらしい。
先日、高一長男の保健体育の授業でも、「長生きしたくない」と言う声が複数上がり、驚いたと話してくれた。
もしかしたら、「今の自分がすき」と言い切れる人は、ほんの一部なのかもしれない。
だからこそ、自分を好きになるって、
簡単なことじゃないんだと思う。
「自分が大好き」は、一番目指したいゴールではある。
だけど、どこか遠い話のような、今の自分とは離れて感じることがある。
そんなときは、もっと小さな一歩でいい。
「大好きだよ」
とは言えなくても、
自分を認めるだけでいい。
それも難しかったら、
「そうやったんやね」
「しんどいね」
そっと言葉にする。
それだけ。
責める自分に気がついたら、かける言葉をほんの少し変えてみる。
大事な友達にかけるように、
大切なわたしにも、声をかけてあげよう。
はじめは、形だけでもいい。
誰でもスタートは大根役者。
はじめから、うまくはいかない。
だけど、きっと少しずつ変わり始める。
傷つける言葉を減らせたら、
やさしい言葉が少しずつ、自分の中に積み重なっていく。
「最高のわたし!」とまで言えなくても、
「わたしはこれでいい」と思える日は来る。
その子は、あなただから。
優しくしてあげよう。
2026.5.11追記
たくさん読んでいただきありがとうございました😊💕



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