LangChain v0.3 の変更点
以下の記事が面白かったので、簡単にまとめました。
1. LangChain v0.3 の変更点
1-1. Python
・LangChainパッケージは内部的に「Pydantic 1」から「Pydantic 2」にアップグレードしました。
・「Pydantic 1」は、サポート終了になりました。
・「Python 3.8」は、サポート終了になりました。
1-2. JavaScript
・coreの競合による型エラーを回避するために、@langchain/core が使用されるようになりました。
・コールバックは、デフォルトでブロックではなくバックグラウンドで非ブロックになりました。
・langchain から非推奨のドキュメントローダーとセルフクエリエントリポイントを削除し、@langchain/community と統合パッケージのエントリポイントを採用しました。
・community から非推奨の Google PaLM エントリポイントを削除し、@langchain/google-vertexai と @langchain/google-genai エントリポイントを採用しました。
・BaseMessageLike として「type」を持つオブジェクトを使用することは非推奨となり、より OpenAI に似た MessageWithRole を採用しました。
2. LangChain v0.2の開発中の改善点
・より多くの統合を「langchain-community」から「langchain-{name}」に移動しました。これは非破壊的な変更で、従来の実装は「langchain-community」に残され、非推奨としてマークされています。
・統合ドキュメントと APIリファレンスを刷新しました。
・詳しくはこちらを参照。
・ツールの定義と使用法を簡素化しました。
・詳しくはこちらを参照。
・チャットモデルと対話するためのユーティリティが追加されました。
・universal model constructor (python, js)
・utilities to trim
・filter and merge messages (python, js)
・rate limiter (python)
・カスタムイベントをディスパッチする機能が追加されました。
・(python, js)
3. 最新バージョンへの移行
最新バージョンへの移行するためのガイドは、以下で参照できます。
4. ドキュメント
以前のバージョンのドキュメントは、以下で参照できます。
5. LangGraph
「LangGraph」は、エージェントおよびマルチエージェントワークフローを作成するために使用される、LLMを使用したステートフルなマルチアクター アプリケーションを構築するためのライブラリです。「LangChain v0.2」以降、「LangGraph」はエージェントを構築するための推奨方法となっています。「LangGraph」には、「LangChain AgentExecutor」と同等のビルド済みの「LangGraph」オブジェクトが付属しており、すぐに使用できるエージェントソリューションを簡単に使用できます。移行方法については、こちらを参照してください。
6. 今後の予定
v0.3 リリース中に LangChainのマルチモーダル機能が改善される予定です。
