つくることで生きていきたい
仕事で緊急対応に追われていた3月。
昨年からライターとバックオフィスの2本柱で仕事を続けてきましたが、ある出来事がきっかけで、心の休養が必要な事態になってしまいました。
そんな中で支えになったのは、フリーランスやライター仲間とのつながりと、大好きなアートの存在でした。
ライター仲間と美術館を訪れたり、イラストレーターの友人と作品制作について話し合ったり……。
こうした時間を過ごせたおかげさまで、何とか気力をつなぎ止められたと感じています。
心優しい方々に出会えて、私の状況を心配してくださった方もたくさんいて、自分はなんて恵まれているのだろうと噛み締める日々です。
そして、気持ちが落ち込みがちな間も、仕事やプライベートでいくつもの美術館やギャラリーに足を運びました。
つい先日伺った美術館で強く思ったのは、こんなことでした。
「つくることで生きていきたい」。
私は絵本作家を目指して学んできたものの、表現を続けられず挫折して、アートをサポートする勉強に転向しました。
仕事でも、アートの現場を裏で支えるスタッフとして従事してきました。
しかし、昨年の秋からアートと文化に特化したライターとして活動を始めたら、どんどん「つくりたい」という気持ちがわいてきたのです。
それは、「アートを言葉で伝える」という行為が、自分にとって作品づくりに近かったからだと思います。
何よりも嬉しかったのは、執筆した記事を読んで喜んでくださる方々がたくさんいらっしゃったことです。
全力を注いでつくったものを喜んでいただけるなんて、自分にとっては贅沢すぎるのですが、仕事でもっとも幸せを感じる瞬間であるのは確かです。
心を回復するために自分に正直になった今、仕事を詰め込む方向からは離れて、つくる時間を持ちたいと考えるようになりました。
創作で収入を得るのが厳しいことは重々承知しているため、仕事との両立が課題ですが、少しずつ探っているところです。
この記事のサムネイルは、今の気持ちを表現したイラストなのですが、描いていると心が落ち着きました。
これからは、クリエイティブな活動をされている方々とさらに交流し、つくることに貪欲に取り組みたいです。
自分の創作物が、ほんの少しでも誰かを元気にしたり、ほっとする時間を提供したりできたらいいなと思います。
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