「絵本はアートの入り口」📚レクチャーを開催しました!
絵本が大好きで、毎晩、母親の読み聞かせを楽しみにしていた子ども時代。
中学生になると、自分でも絵本をつくりはじめ、創作の面白さにのめり込みました。
美術大学では、絵本を専門的に学び、研究会にも参加するほど熱心に勉強。
好きなことをずっと続けてきて、現在は、アートWebメディアで絵本を解説する記事を執筆しています!
「絵本の魅力を、より多くの方と分かち合いたい」
そんな思いから、「絵本はアートの入り口」というレクチャーの企画を思いつきました。

私たちが絵本に引き込まれる背景には、作者のこだわりやメッセージがあります。
「どうしてこのキャラクターを描いたんだろう?」
「なぜこの色使いにしたのかな?」
ページをめくる手をとめて、表現に注目してみると、作者が伝えたかったことが見えてきます。
2026年2月19日に開催したレクチャーには、図書館司書の経験をお持ちのフリーライター、ケイさんをゲストにお招き。
7名の方にお集まりいただき、アートの視点で絵本を見る面白さを、みんなでシェアしました!
今日のnoteでは、レクチャーのレポートをお届けします。

🎨私はこんな人🎨
浜田夏実(はまだ なつみ)
・30代前半 / 5歳児のママ
・中学生の頃から美術を専門的に勉強
・武蔵野美術大学 造形学部 芸術文化学科を卒業
・行政の文化事業を担当する団体でフルタイム勤務
・2022年にフリーランスとして独立
・現在⇨アートと文化のライター / 国際演劇祭の事務局スタッフ / アーティストの方のサポート業務
図書館司書のご経験があるケイさんと絵本の楽しさを再発見!

今回のイベントは、だれもがアートを楽しめる「アートをむすび会」のプログラムとして実施。
レクチャーをするのが初めてで、「みなさんに楽しくお伝えできるかな…」と緊張し、開催を迷った時もありました💦
でも、「絵本をテーマにするなら、絶対にお話をお聞きしたい!」という思っていた方がいたんです。
それが、司書として子どもの本を担当されたご経験のある、ケイさんでした。
ケイさんは、絵本に興味がわくイベントを企画したり、さまざまな文化にふれられる海外の作品を選書したりと、絵本との関わり方に向き合ってこられた方です。
「ケイさんと一緒にお話しできたら、視点がさらに広がりそう!」と、とてもワクワクしました✨
アートの視点で絵本を紹介🎨

レクチャーでは、ケイさんと私で、次の2冊を選んでご紹介しました。
・子どもの頃に好きだった絵本
・大人になってからハマった絵本
ケイさんが子どもの頃に好きだったのは、島田ゆかさんの『バムとケロのにちようび』。
お友達のおうちにあった一冊で、ふたりで遊びはじめる前に、必ずこの絵本を読んで楽しんでいたそうです。
ケイさんの注目ポイントは、キャラクターの背景に描かれている室内。
物語にまつわるアイテムがさりげなく置かれていたり、バムとケロの暮らしが垣間見えるインテリアがあったり。
キャラクターだけでなく、細かい描写が絵本の世界観をつくり上げていることを教えていただきました!
いっぽう、私が大人になってからハマったのは、モーリス・センダックさんの『かいじゅうたちのいるところ』。
20世紀の絵本の最高傑作といわれ、学校や図書館に必ずといっていいほど配架されている作品です。
ところが、幼少期の私は、『かいじゅうたちのいるところ』の魅力が分からず、読まないまま大人になりました💦
しかし、この絵本の解説記事を執筆したことがきっかけで、表現の奥深さに魅了されたんです。
物語の冒頭で、いたずらをした主人公のマックスは、お母さんに叱られて、一気に不満を募らせます。
そして、「かいじゅうたちのくに」という空想の世界に逃げ込み、ファンタジーを思い切り楽しみます。
でも、マックスはお母さんが恋しくなり、自分の気持ちに整理をつけて、きちんと現実に戻ってくるのです。
作者のセンダックさんは、子どもの心の葛藤とそれを乗り越える過程を、繊細なペン画で、丁寧に描き出しました。
読み返すたびに、新鮮な気づきを味わえる絵本です。
このように、アートの視点で絵本を見てみると、新しい発見に出会えます。
参加者のみなさんから、「こんなに深いお話だったのですね!」「絵本を読みたくなりました」と、嬉しいご感想をいただきました!
みんなでお気に入りの一冊をシェア📙

レクチャーの後に、参加者の方からも、お気に入りの一冊をシェアしていただきました!
吉川しおりさん
しおりさんが紹介してくださったのは、いせ ひでこさんの『ルリユールおじさん』。
作者のいせさんが、フランスを旅した時の情景がもとになった絵本です。
ルリユールとは、本づくりの職人のことで、壊れた本も元どおりにしてくれるのだとか。
主人公のソフィーが大切にしている植物図鑑を、ルリユールおじさんが丁寧に直していく様子が、情緒豊かに描かれています。
本を通して、さまざまな人の生き方が交差する作品で、ぜひ手に取りたいと感じました!
アスカさん
アスカさんは、木村カエラさんが手がけた『ねむとココロ』を紹介してくださいました。
主人公のねむ君は、いろいろな思いを我慢し、心に溜め込んでしまいます。
すると、石のように硬くなってしまったココロちゃんが登場。
「心をゴミ箱にしないで」というメッセージが込められていて、ストーリーを聞いているだけで、涙が出ました。
カエラさんの「BOX」という歌とリンクしているそうで、曲も聴いてみたいなと思いました!
ご好評につき「絵本の読書会」を開催予定!

開催後、参加してくださった方々や、「日程が合わなかったけど、参加したかった…!」という方から、たくさんのメッセージをいただきました🥹
嬉しいお声をいただき、大変ありがたく感じています。
たった今、終わりました!いや~めっちゃ良かった!いろんな絵本に出会えて本当に充実した楽しい時間でした^^
— アスカ@ママWebライター (@Mtnk1UeWrE40263) February 19, 2026
ほわほわして優しい雰囲気の夏実さんが紹介する絵本が怖い鬼が出てくる絵本だったので、そのギャップが印象的でした👀✨
ケイさんの子どもの頃に読んだ本のエピソードも素敵でした👏 https://t.co/wJvhd8XtPi
「大人こそ、いま絵本を読もう!」
— そら|余白で整える暮らし (@soranote2025) February 19, 2026
声を大にして言いたくなる時間でした。
絵本は、
子どものためだけのものじゃない。
余白がない日ほど、
短い物語が、
心を整えてくれる。 https://t.co/yCf1VnvSzo
絵本という言葉に飛びついて、参加をさせていただきました☺️
— 竹原とも|フードライター (@moyot321) February 19, 2026
ページをめくっていくうちに絵の色合いや余白が変化していく!作者のいろいろな意図が詰め込まれているんだと新たな発見の連続でした。視点を変えて読むことの楽しさを学べました🙌みなさんのお気に入りの一冊、とても深かったです😭感謝🫶🏻 https://t.co/5vvS2KsYNP
ありがたいことに、「また開催してほしい」というお声をいただき、これから定期的に「絵本の読書会」を開く予定です!
もちろん、ゲストにケイさんをお呼びしますよー!
最初の「絵本の読書会」は、4月下旬に開催しますので、楽しみにお待ちいただけましたら幸いです☺️
今回のレクチャーに参加いただいた方々、気にかけてくださったみなさま、本当にありがとうございます💐
アートをむすび会 イベントのご案内🍙

2026年2月25日(水)に、無料オンラインイベント「アートシェア会」を開催します🎉
《アートシェア会の特徴》
✅どなたでも無料で参加できる
✅オンライン(Zoom)で、色々な地域にお住まいの方と交流できる
✅事前のお申し込みがご不要で、当日気楽に入室できる
今月は、「今でも心に残っている作品」をテーマに、みんなでおしゃべりします。
実際に見た作品でも、テレビ番組や雑誌で見たものでもOK◎
みんなと話すうちに、大切な思い出がよみがえったり、ご自身の感性に気づいたりするきっかけになるはずです☺️
聞くだけ参加も大歓迎ですので、これからアートにふれてみたい方も、お気軽にご参加ください🙌
《アートシェア会》
日時:2026年2月25日(水)11:00〜12:00
参加費:無料
会場:Zoom
※Zoom URLは、メルマガでお知らせいたします✉️
《ご参加の方法》
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