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ぬくうさ|夕方の風の日

ぬくうさは、
夕方の風を受けました。

昼よりも、
少しだけやわらかい風でした。

ぬくうさは、
立ったまま、
そっと目を細めました。

風は強くありませんでした。
大きな音もしませんでした。

それでも、
耳の先にふれて、
ほっぺの横を通って、
ちゃんと届いてきました。

ぬくうさは、
その風が通りすぎるまで、
しばらくそこに立っていました。

強くなくても、
届くものは、
案外たくさんあります。

ぬくうさのことば。を、ここに少しずつ置いています。▼マガジンはこちら

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