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聖心女学院卒のレディー・ガガ

ネットでレディー・ガガのプロフィールを見ていて、卒業したニューヨークの女子高が自分が住む近くにあることに気づき、散歩がてら行ってみた。

本名、ステファニ・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ。イタリア系でニューヨークに住む実業家の両親の下に生まれた。結構、金持ちだったらしく高級住宅地に住んでいた。

ガガが通っていた学校は、マンハッタン・アッパーイーストサイドにある「Covent of the Sacred Heart」(聖心修道院)。ニューヨークで最も古い私立女子校だそうだ。日本語にすれば「聖心女学院」に通っていた、と言えそうだ。

ジェームズ・バーデン邸の方。左側の建物がオットー・カーン邸

セントラルパークに面した5番街を91丁目で曲がったところにある重厚で壮麗な立派な建物。イタリア・ルネサンス様式というらしい。このへんは、カーネギー・ホールで有名な鉄鋼王の大富豪アンドリュー・カーネギーの邸宅だった一帯で、こんな大邸宅がいくつもある。学校として使われているのは、オットー・カーン邸(1918年完成)とジェームズ・バーデン邸(1905年完成)。内部でつながっているそうで、いずれもニューヨーク市の指定建造物、アメリカの国家歴史登録財になっている歴史的建造物だ。

学校の創建は1881年、幼稚園から高校3年までのカトリック系の一貫教育で、学校のサイトによると、生徒数は730人。3分の1はアメリカ以外がバックグラウンドのようだ。教員の89%が修士号か博士号を持っているとも(!)。コミュニティでのボランティア活動、奉仕活動にも力を入れている。授業料は、教材やランチ代込みながら、なんと年間7万ドル(1100万円超)だと(!!!)

学校のサイトより

日曜日なので、通学する女子学生の姿はない。通学時間に待ち構えて写真をバシバシ撮っていたら、ただちに不審者として通報されるだろう。人が通らない間に建物だけ撮って、さっさと帰る。向かいはクーパー・ヒューイット・スミソニアン国立デザイン博物館、隣はなぜかロシア総領事館なので、街頭の監視カメラに間違いなく写っているだろうなあと思いつつシャッターを切った。学校の名前が書かれたプレートは見当たらず、「聖心修道会」と英語で書かれた小さなプレートのみ。なんか不親切じゃないかなと、事情を知らない私は思うが、誰でも知っているから不要なのか、大きな看板を掲げないのが淑やかさとかにつながるなのかは分からない。

出身者のリストには、元駐米大使のキャサリン・ケネディさんの名前がある。それが示す通り、名家や資産家など上流階級の子女が通う「お嬢様学校」だったらしい。前述の学校のサイトには、何人かの卒業生が写真付きで紹介されていて、当然のことながら、各界で成功した人たちばかりが載っている。俳優やアスリート、経営者、学者。ケネディ大使の写真もある。ミュージシャン、アーティストもいるのだが、レディ・ガガの写真はない。学校がガガを除外したのか、ガガが拒否したのかは分からない。

学校のサイトより

ガガの家は、どちらかと言えば、代々続く名家というよりはもともとは「中流の上」で、「成り上がり」の金持ちだったことから、周りになじめず、ずいぶんいじめられたらしい。自身が後年、いじめ撲滅の運動に関わっているのも高校時代の自身の体験が基になっているとも言われている。高校のことを「規律が厳しかった」とし、合わなかったと振り返っている。いじめられているのは自分が「挑発的で風変わりだったから」と考えているらしい。

高校時代の写真がネットで出回っているが、本物なのか分からないので、引用するのは控える。(たぶん本物でしょう)当時から音楽や演劇、アートに傾倒していたが、ニューヨーク大学を中退してからは、一気にショービジネスの世界に引き込まれていく。いずれにしても、ステファニが青春の多感な時期をこの当たりで過ごしていたことは間違いないのである。

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