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なんでこんなに待つの?」救急外来のリアル

警察官から看護師へ‼️
守る場所が変わっても思いは変わらない
‼️
看護師パンダです
🐼

救急外来でよく聞かれる言葉があります。

「まだですか?」

「後から来た人が先に呼ばれたんですけど……」

「救急なのに、なんでこんなに待つんですか?」

患者さんからすれば、当然の疑問だと思います。

体調が悪く、不安な状態で病院に来ている。

一刻も早く診てもらいたい。

その気持ちは当然です。

でも、救急外来には一般の外来とは違う「優先順位」があります。



救急外来は「受付順」ではありません


救急外来では、基本的に

「来た順番」ではなく「緊急性」

を考えて診療が進みます。

例えば、自分より後に来た患者さんが先に診察されることがあります。

「自分のほうが先に来たのに」

と思うかもしれません。

でも、その患者さんに命に関わる可能性があれば、そちらを優先しなければならない。

救急外来では、そういう判断が日常的に行われています。


待っている=何もしていない、ではない


ここも、ぜひ知ってほしいところです。

救急外来では、患者さんが診察室に呼ばれていなくても、状態を確認したり、検査結果を確認したり、医師同士で相談したり、次の治療につなげるための調整をしていることがあります。

そして、重症患者が突然搬送されてくることもあります。

その場合、予定していた診療が一時的に止まることもあります。

救急外来は、

「予定通りに進む場所」ではありません。

何が起こるか分からない場所です。


「待ち時間」には、いろいろな理由がある


もちろん、すべての待ち時間が必要なものとは限りません。

人手不足や病床の状況、検査の混雑、診療科との調整など、さまざまな要因が重なることもあります。

だからこそ、救急医療を考えるときには、

「病院が遅い」

「患者さんが多すぎる」

という一つの原因だけを見るのではなく、

医師・看護師・検査・病床・転院先など、医療全体の流れを見る必要があります。


患者さんにお願いしたいこと


待っている間に、

「さっきより痛みが強くなった」

「息苦しくなってきた」

「意識がおかしい」

「新しい症状が出てきた」

など、状態が変わった場合は、遠慮せずスタッフに伝えてください。

最初の情報だけでは分からなかった変化が、その後の優先順位に影響することがあります。


救急外来で働いていて思うこと


救急外来では、

「早く診てほしい患者さん」と

「今すぐ診なければならない患者さん」

が必ずしも同じではありません。

この違いを理解してもらうことは、救急医療を知るうえでとても大切だと思っています。

救急外来は「早い者勝ち」ではありません。

限られた時間と医療資源の中で、最も緊急性の高い患者さんから命を守る場所です。

もちろん、患者さんの不安を軽く考えているわけではありません。

むしろ、その不安に寄り添いながら、一人ひとりを安全に医療へつなげる。

それが救急外来で働く医療者の役割だと思っています。

救急外来の「見えない仕事」も、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。


看護学生さんへ


救急外来では、教科書だけでは学べないことがたくさんあります。

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