誰にも話せない夜、照明の色を変えてみた
誰にでも話せない夜がある。
話したくもないし、理由を説明する元気もない。
「大丈夫?」と聞かれるのも、少ししんどい夜。
部屋は静かだった。
音も、匂いも、特別なものは何もない。
ただ、思考だけがざわざわしていた。
いつもの時計の音が大きく感じた。
いつもの白い照明が、少し強く感じた。
電気を消した。
真っ暗で何も見えなかった。
スマホの明かりが眩しくて、それもすぐに伏せた。
なんだか更に悲観的に…。
あまりにも暗すぎたから、
間接照明をひとつつけてみた。
暖色のころんとした形のもの。
それだけで、心の音量が少し下がった気がした。
楽しくなったわけでも、
気持ちが切り替わったわけでもない。
ただ、さっきより少し心が軽くなった気がした。
***
明かりの色のや明るさ、光のちょっとした違いで、
心の音量は変わるんだと思う。
白くて明るい光は、
ちゃんとしていなきゃいけない自分を思い出させる。
暖色の柔らかい光にすると、
心のざわざわだけは少し落ち着く。
照度を落とす、光を暖かくする、
それだけで、体はちゃんと反応していた🫧
***
少ししんどいとき、部屋にいるとは限らない。
街灯が照らす夜の路地かもしれない。
薄暗い部屋にひとりかもしれない。
無理してみんなの前で笑っている夜かもしれない。
そんな夜、
家に着いたら明かりをそっと落としてみよう。
空間を整えると、
心のノイズもやさしく落ち着いてくるはずです🌿
次回予告

空間を整えることで、心のノイズを小さくする話
