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科学者たちが”楽園”を夢見た海上実験「アケイブ2」。なぜそれは、暴力とドラッグが支配する地獄に変わったのか


海上実験「アケイブ2」は、2018年にドキュメンタリー映画「THE RAFT」の題材として取り上げられた

1973年、大西洋の真ん中で、人類は自らの本性を試されました。理想と希望を胸に乗り込んだイカダは、やがて人間の最も醜い部分を映し出す鏡と化します。

これは、閉鎖空間で繰り広げられた、リアル「カイジ」とも言える海上サバイバルの記録です。


こんにちは、文翔です。

今回、私が皆さんと共に深く潜っていくのは、1973年に大西洋上で実際に繰り広げられた、ある社会実験の物語です。

その名は「アケイブ2」。人類学者サンティアゴ・ヘノベスが提唱した「暴力の起源」を探るという壮大なテーマのもと、人種も宗教も異なる男女11人が、わずか12メートル×7メートルのイカダ「アケイブ」に乗り込み、101日間の大西洋横断に挑みました。

しかし、この「海上のユートピア」は、なぜ暴力とドラッグ、そして性的な対立が支配する「地獄」へと変貌してしまったのでしょうか。
私たちは、この実験から、人間の本性について何を学ぶことができるのでしょうか。フィンランド公共放送(Yle)が45年後に当時の船長に取材した貴重な証言も交えながら、その深淵に迫ります。



理想主義者の夢と、その裏に隠された真の目的

この実験を企画したのは、メキシコの人類学者サンティアゴ・ヘノベス博士です。

サンティアゴ·ジェノベス氏
画像:マーカス·リン ディーン
出典 yle

Yleの記事によれば、彼は1972年に実際に飛行機ハイジャック事件に巻き込まれた経験から、「なぜ人間は暴力的になるのか」という根源的な問いに取り憑かれました。

彼は、閉鎖された極限状況に人間を置けば、その「原始的な衝動」が露わになり、暴力や性的な行動が引き起こされるという仮説を立てていました。

このアケイブ遠征は、彼にとってまさに「人類学的な研究」だったのです。

しかし、彼の目的は単なる観察に留まりませんでした。Yleの記事には、彼が「参加者にとってできるだけ困難なものにするため」に、意図的に摩擦を生むような選定基準を設けていたことが記されています。

参加者は、性別、宗教、民族、言語、そして既婚者であるかどうかに基づいて選ばれました。これはすべて、科学の名のもとに、彼らにとってできるだけ困難なものにするためだったのです。

ヘノベスはフェミニストであり、すべての責任あるタスクを女性に、そして船上の重要でないタスクを男性に熱心に委任したとも報じられています。

これは、彼のフェミニズム思想と、実験における意図的な「摩擦」の創出が結びついていた可能性を示唆しています。

寄せ集めの11人:彼らは何者だったのか

この「アケイブ2」に乗り込んだのは、ヘノベス博士を含め、5人の男性と6人の女性、計11人でした。彼らは、アメリカ、イスラエル、日本、キプロス、ウルグアイ、アンゴラ、フランスなど、様々な国籍を持ち、年齢も20代から30代半ば(ヘノベス博士は50歳近く)と幅広く、職業もダイバー、聖職者、人類学者と多岐にわたっていました。

人生に何らかの「刺激」や「再出発」を求めて、この奇妙な実験に志願した「自発的な参加者」が多かった。
写真:マーカ ス·リンディーン
出典 yle

Yleの記事では、当時の船長であったマリア・ビョルンスタム(Maria Björnstam)の言葉が紹介されています。

1973年当時、ビキニ姿の女性船長は珍しい存在だった。
写真:マーカ ス·リンディーン
出典 yle

彼女は30歳で、10年間船乗りとして経験を積んでいました。大西洋横断という響きに魅力を感じて参加したものの、実験の「真の目的」については理解していなかったと語っています。

「それはサンティアゴに聞いてください。私には決して理解できませんでした」と、彼女は後に述懐しています。彼女のこの言葉は、ヘノベス博士が参加者に対して、実験の全貌を明かしていなかった可能性を示唆しています。

彼らは、まさに「実験動物」として、その本性を試されることになったのです。


閉鎖空間の現実:楽園の夢は、いかにして地獄へと変わったのか


「それは船なんかじゃなかった!」

アカリ号のいかだ
写真:マーカス·リンディーン
出典 yle

Yleの記事で、マリア・ビョルンスタム船長は、イカダ「アケイブ」についてそう表現し、高らかに笑っています。

ドキュメンタリーでは、生き残った参加者たちが、いかだのレプリカに乗って探検のトラウマを体験する様子が映し出されている。 写真:マーカス・リンディーン
出典 yle

彼女の最大の恐怖は、誰かが海に落ちても、イカダがUターンして拾い上げることができないこと、そして、他の船が衝突してきても、回避できないことだったと言います。

アケイブにはゴムボートと無線機はありましたが、GPSはなく、ビョルンスタムは六分儀とクロノメーターで航海していました。この時点で、すでに「楽園」という言葉とはかけ離れた、命がけの航海であったことが伺えます。

六分儀とクロノメーターで航海するイメージ

そして、何よりも過酷だったのは、プライバシーの完全な欠如でした。11人の男女は、文字通り「密着して」生活し、眠り、そして排泄の行為すらも、全員の目の前で行われました。

Yleの記事では、生存者たちがドキュメンタリーの中で、当時のトイレの様子を実演していると書かれていますが、そこには「お上品な人たちのための目隠しなど、何もなかった」とあります。

お尻が濡れることもあったというその描写は、想像を絶する不快感と、人間としての尊厳が少しずつ削られていくような感覚を私たちに与えます。
この閉鎖空間は、まさに人間の本性を炙り出すための、完璧な舞台装置だったのです。

「トイレに行ったらお尻が濡れてしまいました。」レプリカで再現。
写真:マーカス·リンデ イーン
出典 yle

博士の「質問攻め」と、歪む人間関係

ヘノベス博士は、参加者たちに様々な「厄介な質問」が書かれたアンケート用紙を配布しました。

Yleの記事によれば、その内容は、

  • 誰に一番イライラしているか

  • 船内で何人とセックスしたか

  • どれくらいの頻度で自慰行為をしているか

といった、極めて個人的で踏み込んだものでした。

ヘノベス博士は、参加者たちの行動が、当初の彼の仮説(暴力や性的な行動が露わになる)通りに進まないことに苛立ちを感じていたようです。

当初は「あまりにも仲が良すぎる」とさえ感じていたと報じられています。

いかだの上でのランチタイム。
写真:マーカス·リンディー
出典 yle

しかし、このアンケートは、博士が参加者たちを操作するための道具となりました。ビョルンスタム船長は、「サンティアゴは私たちが記入したアンケート用紙を、私たちに対して利用した」と語っています。

そして、「最終的には、私たち全員が多かれ少なかれサンティアゴに反感を抱くようになった」と。

この「質問攻め」は、単なるデータ収集ではなく、意図的に参加者間の摩擦を生み出し、心理的な圧力をかけるための、巧妙な「ゲーム」だったのかもしれません。

博士の執拗な質問と、それによって生じる相互不信は、閉鎖空間における人間関係をじわじわと蝕んでいきました。

噂の「セックスいかだ」:性行為と、その影

Yleの記事は、この実験が世間から「セックスいかだ」という不名誉なレッテルを貼られた経緯についても触れています。

陸上では、この遠征はマスコミにとって「クリスマス」のようなものでした。アケイブは「セックスいかだ」と名付けられ、ビョルンスタムは「ビキニ姿の船長」として見出しを飾るなど、センセーショナルな報道が過熱しました。

1973年、ビキニ姿の女性船長がニュースになった。
写真:マーカス·リ ンディーン
出典 yle

しかし、実際にイカダの上で何が起きていたのでしょうか。

記事によれば、少なくともイスラエル人女性の一人は、船内で二人の男性と性行為に及んだとドキュメンタリーで語っています。

彼女は、見張りの交代などで二人きりになった時に、そうしたことが起こり得たことを示唆しています。また、自慰行為をしていたと語る者もいました。

アケイブには「性行為のための目立たない場所」は
存在しませんでした。

ビョルンスタム船長自身は、「こっそり何かがあった可能性はあるが、私には全く気づかなかった」と笑いながら語っています。

この「性行為」の有無は、この実験の最もセンシティブな部分であり、同時に、閉鎖空間における人間の欲望と倫理の境界線を浮き彫りにします。

科学的な目的のために集められた人々が、極限状態の中で、どのように自らの肉体的・精神的欲求と向き合ったのか。

そして、それがどのように人間関係に影響を与えたのか。この「セックスいかだ」という呼称は、単なるゴシップとして片付けられるべきではなく、この実験が持つ、人間の本性に関する深い問いかけの一部として捉えるべきでしょう。


報道はセックスに焦点を当てていた。
写真:マーカス・リンディーン
出典 yle

理想の崩壊:募る不満と、忍び寄る「殺意」

博士への反感と、退屈という名の毒

当初の陽気な雰囲気は、長くは続きませんでした。

Yleの記事によれば、航海が進むにつれて、イカダの上は「退屈」になっていったと報じられています。

閉鎖された空間、単調な日々、そしてヘノベス博士からの執拗なアンケート攻め。参加者たちの不満は、次第にヘノベス博士へと向けられていきました。

ビョルンスタム船長が語るように、「私たち全員が多かれ少なかれサンティアゴに反感を抱くようになった」のです。

ヘノベス博士は、参加者たちが彼の期待するような「暴力的な行動」や「性的な対立」を見せないことに焦りを感じていたのかもしれません。

彼は、人間を極限状態に置けば、その本性が露わになるという仮説を立てていましたが、現実は彼の思い通りには進みませんでした。

退屈」と「不満」の蓄積こそが、イカダを蝕む静かな毒となり、やがて表面化する「腐敗」の序章となった

船長の苦悩と、博士の「裏切り」

イカダの航行は、当初の予定よりも遅れていました。大西洋横断自体は問題なかったものの、カリブ海の浅瀬は危険が多く、ハリケーンの季節が近づいていました。

ビョルンスタム船長は、陸に避難しなければ「命に関わる」と判断し、航路の変更を提案します。しかし、ヘノベス博士はこれを拒否しました。
彼は、参加者が外部の人々と接触することで、科学的な実験が台無しになることを恐れたのです。

ここで、ヘノベス博士は、自らの船長であるビョルンスタムに対して「反乱」を起こします。彼は、自ら指揮権を奪い、イカダの進路を陸に寄せることなく、カリブ海を進むことを強行しました。

しかし、ヘノベス博士は船乗りではありません。彼の独断専行は、イカダの安全を脅かすだけでなく、参加者たちの間にさらなる不信と憎悪の念を植え付けることになりました。

ビョルンスタム船長はヘノベス博士に
「激怒した」と語っています。

恐るべき「殺害計画」:人間性の深淵

そして、この物語の最も衝撃的なエピソードが、Yleの記事によって明かされます。

ドキュメンタリーの中で、参加者たちは、ある段階で「ヘノベスを殺して海に投げ込む」という考えを抱いたことを告白しています。

もし実行するならば、全員が共犯者となり、全員が同じように罪を負うために、皆で協力して遺体を大西洋に投棄する、とまで話し合っていたというのです。

「最終的にどれほど深刻だったかは推測できる。しかし、紛争が殺人へとエスカレートする危険性は、ありそうもないことではあったが、それでも存在していた」

Yleの記事のこの一文は、閉鎖空間における人間の心理が、いかに容易に「殺意」というタブーにまで到達し得るかを示唆しています。

科学的な実験という大義名分のもと、人間性を試された参加者たちは、自らの命の危険と、精神的な抑圧の中で、ついに「殺人」という究極の選択肢を検討するまでに追い詰められていたのです。

ヘノベス博士が探求しようとした「暴力の起源」が、皮肉にも、彼自身に向けられる形で顕在化した瞬間。

嵐の後の静寂:そして、イカダは陸に着いた

危機一髪の解決と、船長の誇り

幸いにも、殺害計画は実行されませんでした。ヘノベス博士は、自身が船長としての役割を果たせないことを悟り、ビョルンスタム船長に指揮権を返還しました。この瞬間、イカダは最悪の事態を免れたのです。

ビョルンスタム船長にとって、最も劇的だったのは、バルバドスの沖合でタグボートと合流する時だったとYleの記事で語っています。

毎日、太陽の高度を測って自分たちの位置を計算し、タグボートに正確な位置を伝える必要がありました。

そして、タグボートが自分たちを見つけた時、
「それが私にとって最も劇的な瞬間でした。
私は正しかった」と彼女は語っています。

この言葉には、科学者の無謀な実験に巻き込まれながらも、船長としての責任を果たし、全員の命を守り抜いた彼女の強い誇りが込められています。

陸での「セックスいかだ」報道と、博士の失意

101日間の航海を終え、ついにイカダが陸に到着した時、彼らを待ち受けていたのは、衝撃的な新聞の見出しでした。

Yleの記事によれば、新聞は「このグループについて空想を繰り広げていた」とあります。

男女が混在するグループだったため、
すべての見出しは「愛のいかだ」や「セックスいかだ」といった内容で埋め尽くされていた。

ビョルンスタム船長は、「私たちは、そこに着くまで、新聞もニュースも何も知らなかった」と語り、「正直言って、私たち全員が腹を立て、悲しかった」と当時の心境を明かしています。

サンティアゴ・ヘノベス博士の大学の同僚たちは、このアケイブ実験に関するマスコミの報道に不快感を抱きました。

彼らは公の場で、大西洋に浮かぶこの物議を醸すイカダが、大学の評判を傷つけていると主張しました。ドキュメンタリーの中でヘノベス博士は、「今後は、誰も私や私の遠征について聞きたがらないだろう」と語っています。

彼はすべてを失いかけていました。全員の命を危険に晒した挙句、何も得られなかったのか?彼の理想主義は、現実の前に打ち砕かれたのです。


エピローグ:漂流の果てに、彼らは何を見つけたのか

封印された記憶と、40年後の「再会」

イカダが陸に到着した後、参加者たちはそれぞれの道へと散っていきました。Yleの記事によれば、彼らは「様々な方向に散り散りになり、人生は続いた」とあります。

サンティアゴ・ヘノベス博士は、この実験について本を執筆しました。しかし、多くの参加者にとって、この101日間の記憶は、心の奥底に封印すべき「トラウマ」となりました。

マリア・ビョルンスタム船長もその一人でした。彼女は、航海中の記念品やメモをすべてスーツケースに詰め込み、キッチンのソファの下に隠してしまいました。

そのスーツケースは、40年以上もの間、開かれることはありませんでした。彼女は、この「セックスいかだ」という不名誉なレッテルを貼られた経験を、決して語ろうとはしませんでした。

しかし、2013年にヘノベス博士が亡くなった頃、ドキュメンタリー映画監督のマーカス・リンデーンが、この「アケイブ」の物語を掘り起こし始めます。

マーカス・リンデーン
出典 wikipedia

彼は、ビョルンスタム船長に連絡を取り、その封印された記憶の扉を開くよう懇願しました。そして、リンデーン監督は、40年以上も「誤った名前でアーカイブされていた」16mmのビデオテープを発見するという「大当たり」を引きます。
これこそが、この実験の真実を後世に伝える貴重な記録となったのです。

ドキュメンタリー「The Raft(邦題:いかだ)」では、生き残った参加者たちが、イカダのレプリカの上で、当時のトラウマを追体験します。

Yleの記事によれば、ビョルンスタム船長は、この映画が「ある意味で、私たちにとっての償い」だと語っています。

そして、「もしあなたが何か完全に間違ったことをまとめたら、私は抗議します!」と、最後に付け加えています。

彼女の言葉には、不当なレッテルを貼られたことへの怒りと、しかし、ようやく真実が語られることへの、複雑な感情が入り混じっているように感じられます。

カナリア諸島からメキシコへの横断から40年以上経ち、アカリ号に乗船した6人の女性たちが、当時の心境を語る。

それぞれのその後:イカダが残した傷跡と教訓

Yleの記事では、個々の乗組員のその後の人生について、詳細な追跡はされていませんが、ドキュメンタリー「The Raft」やその他の情報源から、彼らがこの経験をどのように消化し、生きてきたのかを垣間見ることができます。

  • サンティアゴ・ヘノベス(人類学者): 彼はこの実験について本を書き、その理論を追求し続けました。
    しかし、彼の名声は「セックスいかだ」というレッテルと切り離せないものとなり、学術界での評価は賛否両論でした。
    彼は2013年に亡くなるまで、この実験の意義を問い続けたことでしょう。

  • マリア・ビョルンスタム(船長): 彼女は船長としての責任を全うし、全員の命を守り抜きました。
    しかし、その記憶は長く封印され、ドキュメンタリーによってようやく解放されました。彼女の「償い」という言葉は、この経験が彼女の人生にどれほどの重荷を負わせていたかを物語っています。
    Yleの記事では、彼女が「40年以上経ってから、ようやくこの悪名高い遠征の遺品が入った箱を開ける気になった」と述べられています。
    彼女はその後も海に関わる仕事を続けたと言われています。

  • ガブリエラ・ドゥラン(イスラエル人女性): 彼女はイカダ上での性行為を告白した人物の一人です。
    この経験が彼女のその後の人生にどのような影響を与えたかは定かではありませんが、閉鎖空間での極限状態が、人間の行動に与える影響の大きさを象徴する存在となりました。

  • その他の乗組員: ドキュメンタリーに登場する他の生存者たちも、それぞれがこの実験によって深い傷を負いながらも、それぞれの人生を歩んできました。

Yleの記事によれば、彼らは「正直言って、私たち全員が腹を立て、悲しかった」と当時の心境を語っています。

彼らは、この経験を公に語ることを避け続けてきましたが、リンデーン監督の粘り強い説得と、真実を伝えたいという思いから、再び集結しました。

彼らにとって、このドキュメンタリーは、過去と向き合い、自らのトラウマを乗り越えるための、重要なプロセスだったのかもしれません。

「アケイブ2」は、科学実験としては失敗だったのかもしれません。ヘノベス博士が期待したような「暴力の起源」を明確に解明することはできませんでした。

しかし、この実験は、閉鎖空間における人間の心理、人間関係の脆さ、そして、極限状態における人間の本性を、生々しく、そして恐ろしいほどにリアルに描き出しました。

それは、私たちが普段、社会という枠の中で抑え込んでいる「原始的な衝動」が、いかに容易に表面化し得るかを示唆しています。

そして、その問いかけは、40年以上経った今も、私たちの心の中に、静かに、しかし確実に、響き続けているのです。

実際の航路
大西洋を漂流しただけではありません。
それは、人間の心の深淵を漂流し、
その醜さと美しさ、弱さと強さを、私たちに突きつけます。
出典 yle

今日できる3つの行動

  1. ドキュメンタリー「The Raft」を観る: 本記事で触れたマーカス・リンデーン監督のドキュメンタリー映画「The Raft」は、この実験の生々しい記録を映像で追体験できる貴重な作品です。
    ぜひご覧になって、あなた自身の目で「アケイブ2」の真実を確かめてみてください。

  2. 閉鎖空間での人間関係を考える: 職場や家庭など、あなたが普段過ごしている閉鎖的な空間での人間関係について、改めて考えてみましょう。
    ストレスや不満が溜まった時、どのように対処していますか?「アケイブ2」の教訓は、私たちの日常にも潜んでいるかもしれません。

  3. 情報源を多角的に検証する: 本記事でも触れたように、メディアの報道は時にセンセーショナルになりがちです。
    一つの情報源だけでなく、複数の視点から情報を収集し、あなた自身の頭で真実を判断する習慣をつけましょう。


今回の記事は、いかがでしたでしょうか。

「アケイブ2」の物語は、人間の本性、そして閉鎖空間における心理の脆さを、私たちに痛烈に突きつけます。

理想と現実のギャップ、そして、極限状態の中で露わになる人間の醜さ。それは、決して他人事ではないのかもしれません。

この記事が、あなた自身の心の中を、深く覗き込む、一つのきっかけとなれば幸いです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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出典

  • Yle.fi: 45 år senare talar kaptenen ut: Sanningen om sexflotten (2019年1月20日公開) https://yle.fi/a/7-1358287

  • The Raft (Documentary Film by Marcus Lindeen, 2018)

  • Genovés, Santiago. The Acali Experiment. (1979)

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