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我が青春の"JAPAN"

片付けモノをしていたら、レコード盤を詰めたスツールボックスから出てきたコレ…。

表ジャケ

これは焦げ猫のが中学生のときに美術の課題で作ったモノです。

裏ジャケ

JAPANの“Life In Tokyo ”…もう知らない人も増えちゃったかなぁ…。

焦げ猫も同じ課題をやらされてますが、「直線しか使わないでデザインしなさい」とか縛りがあって、似顔絵とかは描き込めませんでした(やろうと思えばできた?…とポリゴン的なモノを今なら想像しますが・爆)。
ちなみにわたしがタイトルにしたのはハワード・ジョーンズの”Human’s Lib”でした。

当時、洋楽カブレだったわたしの影響で、弟もベストヒットUSAを観たり洋楽雑誌を読んだり、その挙げ句ビバロックという雑誌に連載されていたシマあつこさんのマンガ「8ビートギャグ」の影響で洋楽ミュージシャンの似顔絵やマンガを2人して描くようになってたのです。
もちろんわたしと弟とではタッチというか作風がまったく違うのですが。

焦げ猫作のJAPAN、初期スタイル

実は焦げ猫も弟も、JAPAN世代ではありません。
焦げ猫が洋楽を聴き始めた頃にはJAPANはすでに解散しておりました。
なんでJAPANにハマったかというと、その、シマあつこ先生のマンガだったんですよね。
一線を退いてジャズや環境音楽にデヴィッド・シルヴィアン当人は向いていた頃だったと思うんですが、マンガでのキャラがおもしろすぎて、

「このでびって何者か?」

…と調べているうちにJAPAN時代の情報に遡り、ファンになったような感じでした。

思えばたった4〜5年のメジャー活動期間中にこれほど音楽性もファッションもすべてが変わってしまったバンドは他にないのでは…。
ニューヨーク・ドールズの模倣と言われたり「世界で一番美しい男」と揶揄されたデヴィッド・シルヴィアン(以下デビシル)ですが、デビューから2枚のアルバムではファッションはグラムロック、音楽性はホワイトファンク?といったところでした。
コレはコレで好きだった、むしろ後期のインテリな感じよりも個人的には…。
Quiet Life”という3枚目のアルバムを機に、デビシルを始めメンバーは髪を短くし、シャツのボタンを首まで閉めるようなスタイルに。
いちばん大きく変わったと思うのはデビシルの発声法・歌い方ですかね。もう別人で、“Quiet Life”を挟んで後期2枚と前期2枚が同じヴォーカリストだとは知らない人が聴いたら信じられないでしょう。

弟の作ったアルバムジャケは、ちょうどその過渡期の頃の曲での姿なのです。
この動画がこの曲のPVです↓


(最近ツーバスの要塞ドラムセットが当たり前のメタルに目が慣れてしまったせいかスティーヴ・ジャンセンのドラムセットになんか新鮮さを感じてしまった…演出で減らしてるのもあるでしょうが)

弟の絵は今でも昭和熱血劇画タッチ(ちばてつやさんや原哲夫さんなどが影響したと思われます)ですが、そのタッチでJAPAN描くとこうなる…しかも似てるってのが、姉バカですが未だにこの「作品」が出てきて大爆笑したのでした。

荒削りだが似ている…

まぁJAPANは焦げ猫や弟のその後の人生にもかなり影響しました。

弟はほかにもJAPANのメンバーだけでなく土屋昌巳さんや、当時売れ出していたa〜haなども描いてまして、その後バンド活動を始め、長いこと自分の愛機ストラトを「ツチヤギター」と呼び弾いておりました。

焦げ猫はというと車の免許を取ってからトラックを降りるまでの間も、JAPANはときどき聴いていました。
マイブームがパンク・ニューウェイヴに置かれていた期間が長いのですが、ロカビリーだったりした時期もあり、現在はメタル…その間においても、常に「ニュートラルな自分に戻る」音楽のひとつとして、JAPANの曲はそばにありました。

エキセントリックで唯一無二なJAPANという存在は、解散してなお厨二病真っ盛りの少年少女を虜にしたのです。

…そういえば、今の焦げ猫がブルー・マーダーを好きなのは、その当時からの嗜好なのかもしれません。
ギタリストだけでなく(ギタリストというならJAPANの場合は土屋昌巳先生ですが…ロブごめん)ドラマー、ベーシスト、それぞれが超個性的技巧派で、故にバンドとしては短命だった・それこそビッグインジャパンだったっていう共通点がカテゴリーはまったく違えどあり。

とくに、フレットレスベースの音にミックのベースで親しんでいたので、トニー・フランクリンさんやマルコ・メンドーサさんのベースは「リズムパートは悪目立ちしてはいけない」という鉄則のまったく逆を行きつつ素晴らしい効果を産んでおり…。
コレがバンドサウンドとしていちばんの共通点かも?

青春時代、JAPANに染まって感性が育ったからこそ、今になっても新しい音楽(自分が出逢った時期が最近という意味で)に出逢えて幸せを感じることができたのかもしれません。

ミック以外誰か亡くなったわけではありませんが、懐かしい思い出が蘇り、JAPANよありがとう…とつぶやきたくなったのでした。


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