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ロックライブとウマ娘ライブ 文化が全然違った話

ロックライブとウマ娘ライブは、想像以上に文化が違った。

これまでロック系のライブには何度か行ったことがある。ライブハウスの熱気、音の迫力、ジャンプやモッシュ。「音楽を浴びる場所」という感覚が自分の中のライブのイメージだった。

そんな自分が初めて行ったのが、ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGEだった。

そのとき一番最初に思ったのは、「文化が全然違う」ということだった。

会場に入った瞬間から、空気が違う。

ロックライブは基本的に身軽だ。黒Tシャツ、タオル、動きやすい格好。それがだいたいの標準装備だと思っていた。

でもウマ娘ライブの会場は違った。推しカラーのペンライト、痛バッグ、ぬいぐるみ、推しグッズ。まるで文化祭とライブが合体したような空間だった。最初は「すごい世界だな」と少し圧倒された。

ロックライブは「このバンドが好き」という感覚だけど、ウマ娘は「このキャラが好き」という文化だ。

自分の推しはシュヴァルグランで、ライブで発表された瞬間から気づけばそうなっていた。だから推しカラーを身につけて、推しグッズを持って行く、という行動が自然と生まれる。ロックライブではあまり見ない光景だけど、この文化の中にいると不思議とすんなり馴染んできた。

客層も意外だった。

アニメ勢、ゲーム勢、声優ライブ勢、競馬勢。いろんなところから人が集まるからか、30〜40代くらいの人がかなり多い印象だった。自分も30代だけど、むしろ同世代が多いくらいで、変な安心感があった。

ライブの作りも、ロックとは全然違う。

ロックライブは音楽が中心で、あとは熱量で押し切る感じだ。一方ウマ娘ライブは、ダンス、フォーメーション、スクリーン演出、キャラクター演出と、かなりエンタメショー寄りだった。最初は「ライブというより舞台に近いな」と思ったけど、これはこれでかなり面白い。

そして一番驚いたのが、声優さんのパフォーマンスレベルだ。正直もっとキャラ重視で、歌は雰囲気重視なのかと思っていた。でも実際は、歌もダンスもパフォーマンスも、普通に高かった。これは素直に驚いた。

文化は全然違うけど、共通しているものがある。

ライブの一体感だ。会場の空気、盛り上がり、「楽しい」という感覚。これはロックでも、ウマ娘でも変わらなかった。形は違っても、あの瞬間に何かが起きているという感じは同じだった。

最初は「すごいな」と少し距離を感じていた推し活の世界。でも今は、ここまで好きになれるものがある人生はいいなと思っている。

ロックライブもウマ娘ライブも、結局どちらも「充電される場所」なんだと思う。


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