初めてワーホリさんの採用に携わった話
これまで日本とニュージーランドの色々な会社で働いてきましたが、仕事内容は営業、ミドル、ミドルバッグ、事務全般、通訳翻訳、コーディネーター、EA、アドミン、マネージャーなどなど、人事や採用に携わったことはありませんでした。
それが最近、ニュージーランドで主にワーホリさんを採用をする機会があったので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。
ニュージーランドで人を募集してみた
仕事内容は難しいことはなく、例えて言うなら「引越しのお手伝い」的な内容です(実際は違います)。
単発ですが引越す人が出る度に人手が必要になるので、若干名の採用を予定していたのですが、SNSの「ニュージーランドで仕事探し」的なページに募集広告を載せたところ、なんと1日で20人近くの応募がありました。
ニュージーランドは現在不景気でなかなか仕事が見つからないとは聞いていましたが、まさか1日でこんなに応募があるとは驚きでした。
慌てて24時間経たずに締め切ったのですが、もっと長く載せていたらとんでもないことになっていたと思います。
もし今ニュージーランドで仕事を探している方がいたら、ここで格言をひとつ。「就活は運とご縁とタイミング」
採用過程
今回は基本単発の仕事ですし、特に求められるスキルや経験もありません。真面目に言われたことをしっかりこなす&時間を守る&ドタキャンしない人なら誰でもokの仕事のため、2〜3人を採用したかった私は、正直この中からどうやって選べばいいの?!と困惑しました。
しかし応募してくれた方たちとメッセージをやり取りする中で、自然とふるいにかけられていきました。
残念ながら採用にならなかった人たち
パターン1:
メッセージの語尾が全部「!」の人。
最近の若い子はこんな感じなのかな?
まぁ真面目に働いてくれたらそれでいいかなと思ったのですが、こちらから長文メッセージを送ったら「やっぱりやめときます」と自ら辞退されました。
パターン2:
最初のメッセージで「支払いはキャッシュですか?」と聞いてきた子。
うーん、気になるのそこかぁ。残念ながら銀行振込のみです。
パターン3:
SNSで募集したと書きましたが、Facebookのプロフィール写真なし、友達もゼロの方。
これは、裏垢ってやつ?
最近の若い子はFacebookをやらないらしいので、しょうがないかなとも思うのですが、採用する側からするとあまりにも人柄が窺えないのはマイナスポイントかもしれません。
ちなみにこの方は長文メッセージを送ったら既読無視でその後連絡はありませんでした。
パターン4:
これもFacebookのプロフィールなんですが、英語名がTaro Yamadaなのに日本語名がジョン・スミスになっていた方(仮名です)。
うーん、この方もたくさんの応募者の中から敢えては選ばないかなぁ。。
パターン5:
面接は対面またはオンライン、都合のいい方を選んでもらったのですが、オンラインで繋いだら外から「こんにちは〜」と元気に出てきた方がいました。
か、会社の面接とかも外から繋いじゃうのかい?!
と少々心配になりましたが、この方は採用して働いてもらってます。不採用の方に書いちゃったけど笑
まあ電波状況がよくて音声がクリアに聞こえれば、令和の時代、外から面接受けるのもありなのかな?どうなんでしょう?
パターン6:
募集広告には明確に○日とX日と△日に働ける方、と書いたのですが、「X日しか入れないけどお願いします!」とメッセージしてきた方。その後も何度かやり取りしましたが色々と噛み合わないのでお断りしました。他にも募集広告に書いてあることに答えないメッセージを送ってきた方はお断りしました。
パターン7:
これ、一番良くないと思ったんですけど、おそらくコピペで手当たり次第に応募しまくってる人。
今回はFacebookの日本語で募集しているページだったのですが、明らかに日本人と思われる方から「Hi, I’m looking for a job うんたらかんたら…」と一方的なメッセージと共にCV(履歴書)が送られてきたのは、一番「無いわー」と思いました。
日本でバイト探す時だって、普通一社ずつ募集広告に沿って応募しません?
どうしてニュージーランドでは広告主にコピペメッセージを送りつけてもokだと思ったのかな?
明らかなコピペメッセージを見て、彼を採用したいと思う人はいるのかな?と思いつつそっとメッセージをアーカイブしました。
結局面接まで進んだ人は全員採用!
何度かメッセージをやり取りをして、ごく普通に返信をくれた方全員と面接。みんな特に問題なさそうだったので採用となりました。
返信は即レスじゃなくても良いんです。だいたい24時間以内に連絡があればわたしは許容範囲かな。
普通にコミュニケーションが取れてやる気があれば、私は採用したいなと思いました。
逆に言うと、メッセージのやり取りと実際に会った印象がほぼ一緒だったので、オンラインでのやり取りだけでも結構見えてくるものがあるなぁと言うのが今回採用に携わった感想です。
敢えて順位をつけると、一番良かったのは最もレスが早くて唯一対面での面接を希望してくれた子。実際に会ってみたらメッセージのやり取り以上に更に良い子で、礼儀正しいし真面目だし、がんばって欲しい!と素直に応援したくなりました。
まぁそんな彼も初回の仕事の後にフルタイムの仕事が決まったと言うことで、その後はあまり入れなくなってしまったんですけど笑
一生に一度のNZでのワーキングホリデー。仕事漬けではもったいない。ワーホリライフをエンジョイして欲しいと思ってるので、単発の仕事なんて片手間で全然オッケーです。
求職中のワーホリさんへ
もし今NZワーホリ中の方で、なかなか仕事が決まらないと焦っている方がいたら、以下のメッセージを送りたいです。
景気が悪くて買い手市場なので、仕事がなかなか決まらないのはあなたのせいじゃないよ
普通に礼儀正しく、やる気があって、真面目にがんばってる人は、そのうち決まるよ
逆に↑に書いたような不採用の人に当てはまる人は、その辺りを見直してみたらいいかもしれません
再度格言を置いときますが、「就活は運とご縁とタイミング」。運とタイミングはなかなかコントロールできないけど、どこでどんなご縁に繋がるか分からないので、色んなところに顔を出してみたり、興味のあることにはどんどん挑戦してみてください。今はSNSで募集者と応募者の距離が近いので、積極的に繋がってみたらいいと思います
おせっかいながらもう一言
買い手市場の中せっかく見つけた仕事でも、もしパワハラとか何かおかしいことに巻き込まれていたら、思い切って辞めちゃおう!
貴重なワーホリ期間、嫌な上司の元で働いたり、気の合わない同僚に合わせる必要なんてありません。
自分の人生、自分のことを一番に考えて、ワーホリ生活を満喫してください。
もう、発言がいちいちおばさんなんですけど、言わずにはいられない。それがおばさんという生き物なんです。
