シンギュラリティに関する深夜ポエム
2021年3月26日 午前1:15 ごろにつぶやいた深夜ポエムが面白かったので唐突に再掲してみる。
以下完全に深夜ポエムなのですが、
— Dr.(Shirai)Hakase (@o_ob) March 25, 2021
我々って2020年には部分的にシンギュラリティ超えてしまっているのですよね
単に社会が長いトンネルを抜ける間は真っ暗だから、体感がない。
「あー通過駅だー」って車窓が後ろに行くような視界がなくて
コロナのせいで家の中の世界を見ているうちに世界が変わる。
https://twitter.com/o_ob/status/1711173073016377614
本人もすっかり忙しさにかまけて忘れていたのですが、
とある音楽イベントでの実験の仕込みが終わって、
色々刺激を受けて考えている瞬間ですね。
Twitter(もはやX)で、Favoriteを頂いて思い出しました。
英語訳しておく
単に社会が長いトンネルを抜ける間は真っ暗だったから、体感がない。「あー通過駅だー」って車窓が後ろに行くような視界がなくて、コロナのせいで家の中の世界を見ているうちに世界が変わる。
Simply because it was dark while society was going through the long tunnel, there was no sense of experience. There was "Oh, it's a passing station," and no view in the dark train window going backwards, and the world changes. As you only see the world inside your house because of the Covid.
ポエム本編
以下完全に深夜ポエムなのですが、
我々って2020年には部分的にシンギュラリティ超えてしまっているのですよね
単に社会が長いトンネルを抜ける間は真っ暗だから、体感がない。
「あー通過駅だー」って車窓が後ろに行くような視界がなくて
コロナのせいで家の中の世界を見ているうちに世界が変わる。
特にバーチャルとリアリティに賭けてきた人々にとっては間違いなく大当たりで、世界が量子トンネル化して壁とか無意味になってしまった。
一方でアナログな空間、例えば外食や会合や観光や音楽や演劇、スポーツとか肉体を使うアートは本当に意味や価値を突きつけられた。
もともと厳しい世界なのに。
アバターやバーチャルライブを研究開発する私としては複雑な思いはあって「アナログ世界の問題」はわかるけれど、一旦人間側が有効なワクチンを開発するまでは生き延びるしかない。ステイホームしながらバーチャルでイベントやったり学会やみんなで動画見たりする世界を作って世界に発信してきました。
でもきっともう「技術で解決するだろう要素」は出揃っていて、それを「どうやって社会に実装」して、「どうやって社会全体を牽引」して、「どうやって次の人類」にたどり着くのか?」っていう段階に来ている、のかなと。
もちろん牽引するのはバーチャル側の人たち。 デジタルトランスフォーメーションって単なるアナログのデジタル化じゃない、変化して形作る習慣とか方向性の話。 ただアナログでしか生きられない、そういう人もいる。
こういう「アナログでしか生きられない人たち」を過去のデジタル化は容赦なく切ろうとした。だって無理だし、知識や技術どころか必要性がないのだし。
でも今回は違う。
アナログおじさん/おじいさんも何か言いたいことはある。
むしろデジタルナントカとか
バーチャルナントカにはネガティブな事を言ってやりたい。
まずはアナログで生きるの大変だし
彼らの人生で今まで何度だって中途半端な技術を見てきたし
むしろギターの歴史だって
むしろギターの歴史だって
クラシック、アコースティック、エレキ、ベースにMIDIや様々なギターたち、エフェクターやアンプにモニター…そういう技術たちと「抱き合って寝れる」そういう世界で生きてきた人たちがいる。
むしろ楽器捨てて生きろと言われるぐらいなら、
楽器抱いて死にたいと思っている
そういう僕ら愚かな人類の
生き様、死に様、それらは様々あって
幸いな事に生きている間は
そこそこ自由に選んでいい事になってる
死ぬ時はソロプレイだけど
ひとりで生きるのは辛いから
つぶやいたり歌ったり
叩いたりかき鳴らしたりして
人類はずっと仲間と一緒に
火を囲んでお互い見つめあってきた
アナログな命の設計図は、子供産んで育てる人がいる限りは
とりあえずいきなり絶えたりしない
だけど産まれた子供が二本足で立って歩いて洞窟の外の世界を知る頃には、食べていた肉や穀物、野菜など、みんなソトの人々がリスクあるけど運んできてくれたものだったって気づいて涙する
その先が大変
自分はこんな大変な世界に産み落とされてしまったけれど、
一体なんのために?
それを考えるには
余りにも狭い情報空間
自分の興味ある事
好きな事
リコメンドされるがままに
オススメされてきた
協調フィルタリングの効きすぎた入力
否定?自己承認?
どれも他人の👍と👎でできてる
様式便器だ
街を歩いていて得られる情報空間
綺麗な服を着た異性
誘う呼びかけ
旨そうなにおいのする飯屋
味のある看板
心動かされる広告写真
聞いたことない音楽
浮浪者の独り言
図書館の本棚
なんだかわからないグラフィティ
みんな忘れてる
街を歩いていて得られる情報空間
— Dr.(Shirai)Hakase (@o_ob) March 25, 2021
綺麗な服を着た異性
誘う呼びかけ
旨そうなにおいのする飯屋
味のある看板
心動かされる広告写真
聞いたことない音楽
浮浪者の独り言
図書館の本棚
なんだかわからないグラフィティ
みんな忘れてる pic.twitter.com/HlAP6q4FiF
雑草と呼んでいた草たち
鳥と呼んでいた渡鳥
虫と呼んでいた分解者
毎週買ってた雑誌
毎日見ていた雑踏
毎日の電車での混雑
仲間との雑談
僕らの世界の解像度や焦点は
いちばん細かい事も
抽象的な何かも
なんの脈絡もないハイパーリンクも
ぜんぶおおらかに受け止めていた
みんなこの世界を一生懸命プレイしてる
自分たちの正義
自分たちの美学
自分たちの遺伝子
自分が信じた信念
こいつらぜんぶデジタル化がむずかしい
他者と擦れ合うしかないし
奪い取っても意味がないやつ
非交換性いちじるしくて
非合理で非生産的で非常識なやつ
だからどうか
バーチャルでデジタルな僕らは
頑固なおじいさんたちに
寛容でいて欲しい
無知でなおばあさんに
話を聞かない天才に
話が下手な青年に
笑ってばかりの女子大生に
生真面目すぎる新入社員に
僕らはもう無限列車に乗っている
勝手に夢を見て眠りながら
どこに向かっているかなんて知らない
バーチャルでデジタルで
胸が大きくて耳がケモノのお兄さんたちは
美学も技術も自己管理も
人生の意味も出会いの大切さも
繋がりの大切さも
繋がれて狭い部屋も
みんなより先に知ってる
好きになった友達が
突然卒業しちゃったり
心の師が鬱になったり
残酷な人の業をよく知ってる
だからもっと寛容でいて
だからもっと噛み締めて
綺麗な空気のために
綺麗なテーブルのために
綺麗な線のために
綺麗な音のために
大切な何かを交換してる
誰かが何かを抱きしめてる
ああ
大きな声で歌えたらいいのにねえ
鳴り響く固有振動数
空気も壁もスピーカーコーンも
隣の人も脳細胞も
ふるえて感じあえるのに
ああ
そんな無駄な事はやんないよねえ
消化不能な動画視聴
毎月サブスク観ても忘れる
流行りに乗っても語る相手がいねえ
バーチャルな僕らは
各駅停車でここまで来たんだ
どこに向かうか知らないけれど
車窓を楽しむ余裕はあるし
バーチャルな僕らは
満員列車は大嫌いなんだ
どこに向かうか知ってるけれど
急いでも無駄な事しかないし
笑っても記号にしかならないのなんて
前世紀から知ってたからさ
(おわり)
ご視聴
ありがとうございました!
補足: 言いたいことを
抽象化しながら
練り込みながら
もんにょりしながら
1ツイートで切り出しても成立しそうなシーンとして収まるように
歌詞っぽくまとめてみました
気に入ったフレーズあれば
いいねいただければありがたいです
もっといい感じでやりたい
(もしくは明日朝には消す、羞恥心で)
そんなわけで
今晩、実証実験ライブ最終日となります。
システム面は万全ですが
お客さんやプレイヤーなど
何が起きるか読めないことも多いのが
ライブのおもしろいところでもあり
難しいところでもあります
常に挑戦終わらない挑戦を楽しんでいきたいとおもいます
バーチャルライブで培った
— Dr.(Shirai)Hakase (@o_ob) March 25, 2021
熱狂共有技術「 #VibeShare 」
日を追うごとに視聴者の使いこなしが素晴らしくなるリモートおひねり技術で
苦境にあるライブミュージシャンに一石を…いや💰YELL💰を飛ばしたい。
明日いよいよ最終日です!
19時30分にはワイン🍷持って
上質な音楽の時間を楽しんで欲しい! https://t.co/zprfJbqB1T
2021年3月26日 午後1:22に終わっている。
ライブツイートだったんだな
感想を頂いた
ありがたい。
https://twitter.com/TK0096/status/1375282107975487490
これ、素晴らしい https://t.co/7hxztMUSzr
— 黒田哲平 (@TK0096) March 26, 2021
なんか技術系の人がコラムを書いてる…と思って読んでたら途中から歌いだしてびっくりした https://t.co/iLEQWO1ZLy
— dali-einerZy:=asteain-ninia (@einerzy) March 25, 2021
ごめん
シンギュラリティの定義…… https://t.co/m19BD1QXWC
— muu (@muumuunimuu) March 25, 2021
この一連のツイートがデジタル(VR)とアナログ(ライブや舞台)の双方の世界を愛し、かつ刀ミュ東京心覚を見た人間としては涙せずにはいられなかったので、つい全RTしてしまいました…;; https://t.co/Nk5pfHEthV
— 金魚草/鈴灯@海灯花工房 minneやCreemaでシーグラスのお花のランプやシェルランプ販売中 (@kingyo_sou) March 26, 2021
VR側に片足を突っ込んでいる一方で、ライブや演劇というアナログな世界を愛している人間としては、一連のツイートに思わず涙が出てしまったのでもしよろしければ是非とも残しておいてください…!!
— 金魚草/鈴灯@海灯花工房 minneやCreemaでシーグラスのお花のランプやシェルランプ販売中 (@kingyo_sou) March 25, 2021
ありがとうございます
金魚草さんをはじめ
あらゆる各駅停車のVRアーティストに捧げます
(リツイートを見て泣いた)
2021年3月26日 午前8:55
いま振り返ってみる
生成AIが爆発する以前のツイートなんだけど、
シンギュラリティの訪れを感じるよね…。
深夜ポエムに付き合ってくれてありがとうございました。
以下有料パート
なにかの応援と思ってご支援いただければ幸いです。
ボツ絵を並べておきます

ここから先は
チップとデール!チップがデール!ありがとうございましたー!!
