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フリーランスになった今、「3月のライオン」を見て、孤独との付き合い方がわかる。

羽海野チカさんの漫画が、もう20代の頃からずっと好きだったんです。

ハチミツとクローバーを見て、俺も美大に行きたかったなぁ…
主人公の竹本くんの純粋すぎるキャンパスライフに歯噛みして青春の甘酸っぱいエキスを頂いたり…

今は今とて、若い棋士・桐山くんの心の成長を描く「3月のライオン」を、娘と一緒にアニメで楽しんでいるんですね。

そして、何の気なしに見始めたアニメ「3月のライオン」ですが、これがフリーランスの僕の心の染み入るような作品だったんですよ。

3月のライオンの「孤独の描き方」に激しくシンパシーを感じる

というのも、3月のライオンって、「孤独を抱えたフリーランスとその邂逅」についての物語だと思うんです。

この作品…「孤独との折り合いの付け方」を描いてくれているのかも…という感覚を受けたんですよ。

例えば、主人公の桐山くんがいる「プロ棋士」は勝負の世界。

棋士の世界は個人戦ですから、頼れるものは己の力のみ。
つまりは、個人事業主なんですよ。棋士って。

そんな激しい勝負の世界に身を置く桐山くん。
家族を事故で亡くし高校生であるにも関わらず一人暮らし。
他の棋士との研究会にも入らず、誰にも頼らずに淡々と将棋を打ち続ける。

そして、「負けたら、自分の居場所が一つもなくなってしまう。」という恐怖と戦い続けているんですね。

そんな「孤独」な桐山くんが、彼が想定していなかった周りの人たちの優しさに触れることによって、徐々に邂逅していくんですね。

例えば、「自分から将棋を取ったら何も無い」と思っている桐山くんだから、将棋以外のところで気にかけてもらえることに慣れてないんですよ。

ただ、徐々にそれが「人の優しさ」なんだということに桐山くんが気づき始め、自分は一人じゃないし、優しくしてもらってもいいし、他の人に優しくすることすらできるんだ…と、今まで一人で抱えていた「孤独」と折り合いをつけていく…。

この桐山くんの様子を見ていると、僕、涙目になっちゃうんですよ。
かつてフリーランスとして稼働し始めた当初の自分を見ているようで。

フリーランスは孤独でいてはいけない。

実は僕もフリーランスを始めたばかりの時は、一人で頑張らなければ…という気負いがありました。

日々猛烈に勉強し、自分の技術を高めていかないと、もうお客様からは見向きもしてもらえない。
と思っていたんですが…それは勘違いだったと早々に気づくんです。

僕が一番最初に気にすべきは技術の向上ではなく、僕とお付き合いをしようと決めてくれたお客様だったんですよ。

そもそもフリーランスという働き方を選べたのも、会社員時代から気にかけてくれた信頼できる経営者さんたちが応援するよと言ってくれたおかげでしたし…

なので、フリーランスになってすべきは会社員時代には出来なかった「より深いお客様へのサービス、コンテンツへの理解」だったんだ。と考えを改めたんですね。

それからというもの、お客様の仕事に帯同したり、スタッフさんにインタビューしたり、なんならバイトとして中で働かせてもらったりしてから、企画、デザインを練るようになりましたね。大事にすべきは、目の前の人に対する理解なんです。

というか、これからフリーランスを目指そうとしている方には、ぜひ「3月のライオン」は見ていただきたい。

フリーランスは孤独じゃない。フリーランスこそ孤独と折り合いをつけて周囲の人をしっかりと見るべきなんです!



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