旅日記 初めて使う言葉 日本海側 ②
山形市での目的を見失い、迷走する。
とりあえずは近隣の寒河江市(さがえし)に行ってみることにしよう。

駅前のスナック街をウロついたり、ペニこい樹木を見たりするが、寒い!
身をよじりながら徘徊する。




楽しんではいるが、何というか「時間を潰している感」のほうが勝っている。ムゥ…
「道の駅寒河江 チェリーランド」へ移動してみたものの、特に。
俺は「冷たい肉そば」が吸いたかったのだが、道の駅の食堂にはソレは無かった。
肉そば、提供店は数あれど、11時開店14時閉店が多い。
現在の時刻は15時過ぎ。もう閉まっとる…
肉そばは諦めねばなるまい…
数時間前に「酒田か山形か」で迷っていた俺だ。
以前酒田に行った時に初めて吸った、冷たい肉そばが忘れられなくて…なぁ。
またソコに行って吸いたいな…と、
対して山形市は、未知の「ケンチャンラーメン」と未知のショップ+何か…なので、今回はコッチを選んだ。
が、ケンチャン以外は空振りした。どうしたものか…
クルマに戻ってアレコレ調べてみると冷たい肉そばの発祥地、「河北町」が現在地の隣町だった!
もう少し調べると、17時からの夜も営業するお店がポツポツ。
僥倖!僥倖!

即移動し「道の駅河北」で時間を潰す。この時間潰しはポジティブな時間潰しだ。

そこで「ヴィジュアル系演歌歌手 最上川司」の存在を知る。

V系演歌歌手はTAKASHIしか知らんかったが、色々あるのだろうな…

河北町は「スリッパ生産日本一」らしい。
ウチのもそうなんかな…そうだったら何か嬉しいな。

で、「といや」さんで開店待ち。

俺を含めた県外ナンバー、県内ナンバーが駐車場でジリジリ開店を待っている。
17時。
入店し、ココロを落ち着け「冷たい肉そば」を注文。
数分後着丼。数秒眺める…良い…コレですよコレ。

無骨な麺、ネギ、親鳥のモモ肉、ムネ肉。
シンプル!やはり山形の麺量だ!嬉しい!

まずご挨拶(初手で汁を啜る行為)。あ!旨いぃ!!
親鶏の脂で少しだけ甘くて醤油味でキリっとしとる!
「冷たい」といいながら常温なのも良い!この温度が良い。
麺を元気よく吸う。締まりまくって硬いけどそれが良い…
そのまま吸ったり、ネギ足してみたり、七味足したりして楽しむ。
………気づいたら麺が消えていた。
残った汁も全飲み。
こんだけ美味いんだ、多分体に良いハズ。
ウットリしながら店を後にする。
あぁ美味かった…(その後10分に一回の割合で「美味かった…」と独り言を呟く事に)
最高!飽きるまで吸いたい!お店巡りしたい…くらいに思った。マブで。
すっかり恵比寿顔の中年は、近隣の「ひなの湯」で風呂に浸かって1日を終える事に。

素晴らしい風呂!入浴料350円!(当時)もうすっかりご機嫌!
山形本当に大好き!俺ぁ単純な男よ!
風呂上がり、そこの食堂でも「冷たい肉そば」を提供しており、「…コイツも…行くか」と思ったが、埼玉のうどんで満腹感が消えなかった苦しみを思い出し、踏みとどまった。
「俺も後先の事をを考える様な歳になってしまったのだな…」と思った。
経験がブレーキに…なぁ。
そんな事を思いながら山形を脱出。
村上市の「道の駅 神林」で飲酒し、意識を刈り取られるように寝た。

冷たい肉そば、相当、相当美味かったので、GWに再び山形に行くことを考えている。
俺は結構本気だ。それくらい美味かった。
