DIY大型おもちゃ滑り台からエアホッケーへ
〜コロナ禍で生まれた“1台2役”の最強おうち遊具〜
コロナ禍で公園の遊具が使えなくなった時期、子どもたちの体力とストレス発散の場をどう確保するかは、多くの家庭にとって悩みの種だった。我が家でも同じ課題に直面し、「それなら家で作ってしまおう」と思い立ったのが、今回のDIY遊具の始まりだ。
シンプル構造で作る大型すべり台
材料はホームセンターで揃う手軽なものばかり。
6ft(1.8m)のオレンジ色に塗装されたコンパネと、1×4材を2本、1×2材を2本購入し、コンパネは縦に半分にカットしてもらう(今回は半分のみ使用)。
構造はとてもシンプルだ。
左右それぞれにL字のフレームを作るイメージで、1×2材を下に、その上に1×4材を立てて配置し、木ねじで固定する。左右で向きを逆にしたL字を2つ作り、それを並べる。
その上にコンパネを橋のように渡し、1×2側・1×4側の両方からしっかり固定すれば土台は完成。
滑る際に引っかかりがないよう、木ねじの頭が出ないように一手間加えて下穴を開けておくのがポイントだ。
要するに、「たわまないように左右からしっかり支えた板」を作るだけ。
構造は単純だが、これがしっかりとした遊具になる。
シリコンスプレーで滑走性能アップ
仕上げにシリコンスプレーを吹き、布でなじませると表面は驚くほどツルツルになる。
これだけで滑り心地は一気に向上し、子どもたちのテンションも段違いだ。
家庭用の脚立に固定すれば、立派なすべり台の完成。
当時2歳だった息子は夢中で何度も滑り、室内でもしっかり体を動かせる遊び場となった。
使い方は無限大
このDIY遊具の良いところは、すべり台だけにとどまらない点だ。
・座卓に乗せて大きなねんど板に
・ベランダのプールと組み合わせてウォータースライダーに
ちょっとした発想で用途がどんどん広がる。
外出が難しかった長いコロナ禍の中で、この一台は我が家の遊びを支える主役だった。
第二の活躍、エアホッケー台へ
しばらく出番が減り、冷蔵庫の横に立てかけていた滑り台。
そんなある日、学童で見かけたエアホッケー台をヒントに、再び活躍の場が生まれた。
子ども用の大型おもちゃ箱を2つ並べ、その上に滑り台を載せる。
これだけで、即席のエアホッケー台が完成する。
再びシリコンスプレーを使って滑りを良くすれば、パックはスーッと気持ちよく滑る。
アタッカーにはニューブロック、パックには妖怪ウォッチのメダルを使用。身近なもので十分に楽しめる。
ハンデ調整で年齢差も楽しめる
ニューブロックのアタッカーは、形を変えたり、両手持ちにしたりすることで自然にハンデ調整ができる。
1.8mと距離がある反面、幅が40cmほどなので、保育園児と小学生でもいい勝負になる。
兄弟で白熱した対戦ができるのはもちろん、大人が混ざっても本気で楽しめる。
雨の日の定番遊びに
こうして生まれた「すべり台兼エアホッケー台」は、我が家の雨の日の定番となった。
一度作れば長く使え、形を変えながら遊び続けられる。
既製品にはない自由さと、作ったからこその愛着があるのもDIYならではだ。
外に出られない日でも、家の中で思い切り遊べる環境は、子どもにとっても親にとっても大きな価値になる。
もし家に眠っている板や木材があれば、少し手を加えて「遊び」に変えてみるのも面白い。
きっと想像以上に長く、そして楽しく使える一台になるはずだ。
