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holisticbaseniji
うちも要りませんので!!
「キイロちゃん、キイロちゃん!居る〜?
居るでしょ〜っ!車あるから分かってんのよ〜!」
チッ、バレてるか…。
ノロノロと仕方なく玄関に向かう。
前の家のおばさんだ。
ロクなことがない、いや正式には、ロクな物を持ってこない。
コレクションしたエプロンを見せに来て、どれがいいか選ばせる。
聞くだけ聞いて、「一番要らないコレあげる!」と葬式幕みたいな柄のをくれる。
「これ、うちはだーれも食べないのよぉ〜、だから食べてぇ〜!」
いゃ、あんたんちの食べないもの、うちもたべないっつーの!
こんな調子だから、居留守を使ったのに。
「これ、食べてぇ、腐ってないか確かめただけ!
大丈夫だったからいいわよぉ〜」
この日は真っ二つに切ったマスクメロンをくっつけて丸々一個持ってきた。
「要らない!うちも頂き物があるから」
「頂き物があってもいいじゃない、あげるっていってんの」
「うちは2つもあるから、3つは要らない!」
大嘘をついた。笑いそうになる。
「まぁ〜強情ねぇ〜。じゃあどうしようかしら?
あそこのミツエさんにあげようかしら?」
「それがいいよ!ミツエさんにぜひあげてよ!」
「わかった。じゃあミツエさんちに行くね」
ミツエさん、ごめんなさい、ホントごめんなさい!!
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昨夜、前の家に救急車がきた。
そして今朝、息子さんが「母が昨夜、亡くなりました」と挨拶にきた。
ウザいと思ってたおばさんだったが、涙がでてきた。
おばさんの御冥福をお祈りします。
