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WunderBar 或る世界表象の片隅に、在ル巣。

割引あり

ヒロ・ヒライさんを中心に運営される同人誌『エリクシル』。
その2巻目に掲載いただいた、我がBARの在り方・コンセプトに関する
「覚書」でありつつ、我が行先をセルフで鼓舞するための文体と成る訳で
これを讀み、興味・関心をお持ちになられたなら、その或ル巣へと是非


WunderBar 或る世界表象の片隅に、在ル巣。
小田悠太

 以前から、何事につけて分類したがるクセがあった。だから、ノートよりもルーズリーフ派であった。
 今、脳内には様々な場面・局面で得てきた知識が膨大にある。しかしこれらは海上に投げ出された木箱のように、右脳と左脳との微睡を縦横無尽に漂い続けている。
 これを一度回収し、同じ大きさの箱同士、分類し再構築したいと思うようになった。
再構築とまではいかないまでも、【驚異の部屋】のように、ざっくばらんに蒐集されたものをポンポンと詰め込んでいく部屋がそろそろ自分にも必要だと感じられてきたのだ。
 そして、やがてはこのバーチャル空間=ブログにおける【部屋】を シュルレアリスム的作法を以って、超現実を経てから現実に現出させることを目指している。
文字通りの、古今東西の珍奇・博物を収容する、我が玲瓏の緑成す城。。。ランボーの謂うところの「美しき狂気」が宿り、ヘミングウェイが見だしたところの「午後の死」の妖煙立ち込める箱庭。。。ベックリンが描き出した「死の島」の如き精神の墓場。。。
その第一段階としての、無意識と意識の境界を定める基盤=プラットフォームを作るための場がここで今後行っていく「蒐集」、そして「分類」であろう、と思いたいのだ。

 このように個人ブログに記したのは遥か昔だが、脳内にWunderKammerの如き部屋の情景がこべりついて離れなくなったのは八年ほど前か。

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2,443字

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