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サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』(2025)

1978年に「勝手にシンドバッド」そして『熱い胸さわぎ』を聴いて以来、ずっと追いかけ続けてきたサザンですが、1990年代に入った頃から少し興味を失ってしまい『世に万葉の花が咲くなり』('92) ~『葡萄』(2015)まで5枚のオリジナル盤は『熱い胸さわぎ』('78)~『稲村ジェーン』('90)の10枚に比べると再生回数がぐんと少なく記憶に残っていない曲も少なからずあります。

それがどうでしょう。
桑田がベスト盤『いつも何処かで』(2022)発表後に行ったソロ・ツアーのチケット抽選が当たり(しかも2日間)、初めて見る生桑田に感激して桑田熱、サザン熱が再上昇。その後「茅ヶ崎ライブ 2023」、「ロッキン 2024 ひたちなか」のライブ・ビューイングを見て熱はさらに急上昇。昨年夏頃から配信リリースされた「盆切り恋歌」を初めとする5曲全曲をとても好きになったことも熱が上がるきっかけになりました。

そんなこんなで。
これまでサザンオールスターズとしてのライブを一度も会場で体験していないので「今回こそは」と、当選確率が上る可能性があるという「チケット先行受付シリアルナンバー」付きの『THANK YOU SO MUCH』を購入し、神頼みをしながら結果を楽しみにしていたのですが今回も残念ながら落選。
ですが、2022年からの3年間で 1990年以降のサザン、桑田の作品をゆっくりと聴き直すことができたので、それはそれで良い時間を過ごせたかなと考えているところです。

さて『THANK YOU SO MUCH』
ネットで注文した CD が手元に着く前に、 桑田のラジオ番組「やさしい夜遊び」で収録曲が毎週のように ON AIR されていたのですでに耳に馴染んでいましたが、アルバムとして通して聴くとやはりまとまりの良さを感じます。

「ジャンヌ・ダルクによろしく」「夢の宇宙旅行」のような純サザンな曲は当然ながら心地良いのですが、ここ10年位の桑田作品の中では、2016年のソロ曲「ヨシ子さん」にどハマりしてしまった口なので、今回は「恋のブギウギナイト」「ごめんね母さん」みたいな曲が耳についてしょうがないんです。これはどういう種類の音楽に当たるのでしょう。「ヨシコさん」で桑田が Dear Friend に「何だよ」と質問している EDM というやつでしょうか。 私もそういうの疎いんですよ、妙に。
それと「暮れゆく街のふたり」「史上最強のモンスター」も中毒性が有って繰り返し聴きたくなってしまいます。アルバムの中ではちょっと異質な曲に桑田の凄みを感じてしまうのです。

話題を変えまして。
桑田が「やさしい夜遊び」で、このアルバム発表前に配信リリースした5曲「盆ギリ恋歌」「歌えニッポンの空」「Relay〜杜の詩」「恋のブギウギナイト」「ジャンヌ・ダルクによろしく」については、アルバム収録に当たって少し手直しをしたと言っていたので「それがどんなことなのか確認してみよう」とそれぞれを軽く聞き比べてみました。
◆「盆ギリ恋歌」配信バージョンにある効果音(イントロ:鳶(トンビ)の鳴き声と電車が走る音、エンディング:鳶の鳴き声と花火の音)がアルバムver.ではカットされている。
◆「歌えニッポンの空」配信ver.にある効果音(イントロ、エンディングとも蝉の鳴き声と波の音)がアルバムver.ではカット。
◆「Relay〜杜の詩」① 配信ver.では “いつもいつも思ってた~” の桑田の声にエフェクトがかかっているがアルバムver.ではエフェクト無し。(これはラジオで桑田自身が触れていました) ② 配信ver.エンディングの効果音(足音)がアルバムver.ではカット
「恋のブギウギナイト」「ジャンヌ・ダルクによろしく」は違いが全くわかりませんでした。他も含めて何かわかった方がいらっしゃいましたらぜひ教えてくださいませ。

さらに話は変わります。
ここのところ(新譜が出ると毎度のことですが)サザンのテレビ等マスメディアへの露出が凄いことになっていますね。
私が見た、読んだ、聞いたものだけでも以下のものがありました。
● テレビ
NHK『サザンオールスターズスペシャル ~テレビからの贈り物~』
テレ朝系『ミュージックステーション 2時間SP』
日テレ系『with MUSIC』
今後の予定 3/30、4/6 テレ朝系『EIGHT-JAM』
● 動画配信サービス
U-NEXT ロッキン ひたちなか 2024 特別編集版
● 雑誌
BRUTUS No.1026 2025年3月15日号「全国民に贈るサザンオールスターズ特集」
レコード・コレクターズ 2025年4月号「特集 サザンオールスターズ」
● Spotify Liner Voice+

桑子さんの『テレビからの贈り物』、有働さんの『with MUSIC』が特に面白かったですね~。
桑子さんは相手の引き出しを開けるのがとても上手なのでトーク番組が盛り上がるんですよ。桑子さんは数年前『クロ現』にゲスト出演した桑田と、桑田が和訳したボブ・ディラン「風に吹かれて」をデュエットしてました。桑桑コンビとか言ってかな。あれもかなり良かった。
有働さんはノリが良くて突っ込みが上手いですね。今回は原坊がいたこともあるのでしょうけれど桑田がタジタジする場面もありました。「恋のブギウギナイト」演奏中に桑田から呼ばれて真っ赤なドレスを着て登場した有働さん。桑田の隣で曲に合わせて踊る姿がとてもチャーミングでした。
もちろん興味深い話も多々有り、2番組とも永久保存決定です。

最後に。
サザンは2年後にデビュー50周年を迎えるのですね。
その時には一大イベントが開催されることは間違いないと思います。それまでの間、メンバーの皆さんが健康に過ごされますよう祈念しております。そして私自身、まずはチケット当選をし(これが一番大事)イベント初参加することができるように体力を蓄えていきたいと考えているところです。

長々と失礼いたしました。
最後まで読んでいただき Thank you so much
おやすみなさいませ。


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