「国宝」観た | 順風満帆な人生!
大好きな脚本家、奥寺佐渡子さんの最新作品「国宝」。ずっと公開を楽しみにしていた。なかなか子どもの帰宅時間と上映終了時間の兼ね合いがうまくいかなくて、先日やっとこ見に行けた。早めにチケット取っていたので近くに人がいない場所を取ってゆったり座るつもりだったけれど、行ってみればほぼ満席。ひとりで行ったのに隣にひとがいる映画は久しぶりで、ちょっとそわそわした。けれど、それはそれで楽しかった。知らない人が息をのむ空気、鼻をすする音、ポップコーンを落とした音。そういうのも映画館って感じする。
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※ 以下、「国宝」についてのネタバレを含みます。お気をつけください。
映画を見に行く前、社内でこの映画の話になった。今どんな映画やってるっけ?って話から、上司がシネマスケジュールを見て「国宝」ってやつやってるみたい。と言った。同僚が「ああ、吉沢亮の!」と言って、私は「ああ、横浜流星の!」と反応した声がちょうど被った。(横浜流星さんだいすきなんです。)そのときみんなで「派閥が~」とか言って笑い合ったのだけれど、見に行ったあと思うのは、「主演は間違いなく吉沢亮さんだった」ということ。
吉沢亮さんは来年の日アカで主演男優賞を取るだろうし、横浜流星さんは助演男優賞を取るだろう。横浜さんのすばらしさは、主演もたくさんされている俳優さんなのに、助演に徹すことも出来るところだと思う。「国宝」の主演は誰が見ても吉沢亮さんで、それは吉沢さんの演技のすばらしさと努力と演技力があってこそで当然の話なのだけれど、横浜さんが「主演を食ってしまう」と言われるようなことがないような助演の仕方をされていることに痺れちゃった。格好良すぎる。ふたりとも本当にすばらしかった。
辛い過去、決意、ご恩を受け、必死に頑張ったこと。報われたのに、苦しかったこと。どうにもならないこと。やけになりながらも諦められなかったこと。そんな喜久雄の波瀾万丈な姿をまざまざと魅せられ、圧倒されながら観ていたラスト、喜久雄はインタビューの中で「順風満帆」と人生をまとめられた。波瀾万丈と順風満帆、あまりにも正反対な言葉すぎる。歌舞伎の踊りや稽古のシーンも本当にすごかったけれど、この晩年の喜久雄の姿、順風満帆と言われたときのなんともいえない表情、すごかった。大好き。
主題歌もすごくよかった。
家に帰ってからレビューを見て、原作本を読んで、noteの感想を読んで。まだまだ楽しめる「国宝」の世界。まだまだ浸れそうで幸せ~~。よく心配されている3時間の上映時間は、そんなに気にならなかったです。事前にお手洗い済ませておけば大丈夫かな。(TOHOシネマの飲み放題を汲みにいく隙間はないので、飲み放題のドリンク頼むのはちょっと勿体ないかも…!)
