【創作レシピ】トルコ元在住者が探すあの味〜思い出の地ブルサ篇〜
はじめに
トルコに三年間住んでいた僕、タコ八。
イスタンブールから船で小一時間の古都「ブルサ」
そこに行ったら絶対食べて欲しいのが今日作る料理、イスケンデル・ケバブだ。
一度食べたら忘れられないくらい美味しくて、
もう一度近いうちに行きたいほど。
しかし一方、同じく日本の古都「京都」はどうだろう。いまや観光客でごった返し。
近いのにこの蒸しかえるような暑さではなおさら足を運ぼうと思えない。
正直昨今、観光客や移民問題が話題になっているが、 彼らとの共存を完全に拒むのではなく、共に日本元来の文化や暮らしの良さも守れるような 両立された時代は作れないのだろうか。
それこそトルコは古来より、アジアとヨーロッパの交わる要所だ。多くの人や文化が行き交う多様で活気の溢れる本当に面白い国だった。
もしかしたら僕たち日本人も彼らの文化と人間性から、 どこか学ぶべき部分があるのかもしれない。
まあ、それはそれでまた考えてnoteにするとして、そんなブルサの街で食べた
まさにほっぺたが落ちるトルコ料理、「イスケンデルケバブ」の味がどうしても忘れられない。
今回は、トルコ料理の中でもいちばんの大好物「イスケンデルケバブ」 ならぬ「家(イエ)ケンデルケバブ」を作っていこうと思う。
「家ケンデルケバブ」とは
まず、イエケンデルなんて命名するくらいだから、そりゃあ家で作れないと意味がない。
トルコのケバブは多種多様でどれも本当に美味しいが、
今回のイスケンデルケバブはドネルケバブの派生系と言えるだろう。
ん?ドネルケバブがそもそも何かって? ドネルケバブは日本でもまだ有名な方のケバブなんじゃないだろうか。 ケバブと言われて思い浮かぶイメージはなんだろう。
パッと素早く目の前から遠ざけられたりして、それを必死で捕まえる。
ちがうちがう。それはトルコアイスだ。
おそらく多くの人はケバブと聞いて、 串に肉を刺して、回しながら焼いているイメージが強いんじゃないだろうか?
ドネルケバブとは、ドネル(回る)の名の通り、みなさんご存知、ドでかい串に肉をぶっ刺して、それを火に当てながら回し削ぐ。そうして、ジューシーでカリカリの肉に仕上げるケバブ。それらを総じて「ドネルケバブ」というわけだ。
しかし、家のキッチンにドネルをする機械があるわけがない。 トルコに住んでいた僕の家庭にすらない。 だからこそ、今回は手に入らない材料の代用考案だけでなく、調理手法も少しアレンジして、できる限り本格的なドネルケバブを作ってみようと思う。
今回代用するものは、以下の通りだ。
ドネルの機械=フライパン(ホットプレートでも)
ピデ(トルコのパン)=食パン
ラム肉=牛肉
なんて手に入りやすい!
フライパン一つで本格再現!材料とレシピ
材料(四人分)
牛薄切り肉:500g
たまねぎ:1.5個
にんにく:3個
トマト缶:1缶
トマトペースト:大さじ1
食パン:5切れ(5枚切り)
無糖ヨーグルト:適量
オレガノ:大さじ2杯
パプリカパウダー(あれば):小さじ1杯
塩、胡椒、砂糖:適量
バター
オリーブオイル
レシピ
1.肉のマリネ
薄切り肉を塩胡椒(各小さじ0.8)、玉ねぎすりおろし(0.5個)、
トマトペースト、パプリカパウダー、オレガノで最低でも30分マリネする。

2.トマトソース
にんにくを弱火からじっくりと油で温め、玉ねぎのみじん切りを加え、狐色になってきたらホールトマトを加えて、塩(小さじ1)、砂糖(小さじ0.5)で調味。(余ったら後日トマトパスタにも♪)

そしてブレンダーで混ぜる。(面倒ならスキップOK!)

3.パンを焼く
食パン一枚一枚を9等分し、バターとオリーブオイルで(節約)
カリカリになるまで、フライパンで焼き上げる。

4.肉を焼く
マリネした肉をキッチンペーパーで拭き、しっかりと熱したフライパンで両面焼き付ける。(拭かないと水分が出て、きっちり焼き目がつかないから注意!)

5.盛り合わせる
皿にパン、肉を盛り、トマトソースをたっぷりとかけ、焦がしバターも目の前でかけてあげてたっぷりと。(このパフォーマンスも込みだぞ!)
最後に無糖ヨーグルトもトッピングして絶品「家ケンデルケバブ」の完成!
実食!圧倒的背徳感と、蘇るトルコの風景

うーん。これぞ、イスケンデルケバブ。 この味が家で再現できるとは。
肉とパン、トマトソースと焦がしバターのハーモニー。
カリカリに焼きあげたパンが、バターとソースで 少しジュワッとなっているのが最高に旨い。
そして、その上でまるで「カロリーゼロですよ。」というように爽やかな顔をしているヨーグルト。 正直かなりのカロリーかもしれないが、お前のおかげで許しちゃうもんね。
こんなにも背徳感満載の食べ物が存在していいのだろうか。 そりゃトルコ人の多くの美女やイケメンも、 おっさんおばさんになったらいつの間にか肥えてるワケや。 これを大昔に作った料理人はかなりの重罪に問われてもいいだろう。
口に入れた瞬間、トルコの思い出が蘇る。 食後にはキュネフェかバクラバと、濃いチャイを飲みたくなるくらいのものが出来上がって大満足。
おわりに
今回は前回と違い、AIの力はほとんど借りずに自分自身の少しの工夫とセンスだけでどうにかなった。案外この材料ならみなさん揃いやすいのではないだろうか?
トルコに行ったことがある人も、ない人もぜひ一度作って食べて欲しい
「家ケンデル・ケバブ」
ここいらで今夜はさよなら。 それでは、ごきげんよう。
P.S. 今回サイドにある、インゲンのトマト煮や、チョバン・サラタスも実はトルコ料理なのだが、それはまたの機会にnoteで紹介しようと思う。 お楽しみに。
フォローやスキをいただけると励みになります🫶
#このレシピが好き #料理 #レシピ #トルコ料理 #ケバブ #おうちごはん #タコ八のバーチャル台所 #創作料理 #フードエッセイ #思い出の味 #アミーゴ #トルコ #大学生 #男飯 #日記 #食べ物 #本格レシピ #再現レシピ #海外暮らし #丁寧な暮らし #イスタンブール #海外 #晩ご飯 #共生 #異文化
