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ひな祭りのち悪い子になる(悪くはなかった) 2026.3.4

手抜き&調達に於いては私の力作

昨夜はひな祭りということで、ちらし寿司を我が家でいちばん大きなお皿に積み上げた。苺のデザートもつけた。毎年恒例のおひな祭りだ。おおよその年中行事に全力で乗っかる私。自宅で行われる年中行事とは、それが自然な家族の思い出となり、いつかのその人のピンチを支えるつっかえ棒に成長する時がくると信じて心にそっと種を埋める行為。祭りだ祭りだ〜食べろ食べろ〜と家族を呼ぶ。冷たい雨のひな祭りとなったが、わいわいと無事に終わった。

打って変わって今日は晴れて強い風が吹く。私は朝から何とも言えない気だるさを感じて休みたい。でもしかたなしと頑張って仕事に行った、そして私は働いてみてわかった。今日はダメだ。半分ほど働いたところで、適当な理由で早退きをした。そしてカフェで久しぶりのケーキを食べた。今日の私はちょっとだけ悪いことをした。悪い子になった。なんとなくダメだ以外の理由はない。でも私はどうしても悪い子にならなくてはいけなかった。まあそんなに悪くもない気もする。そんな日もあるのが健やかな人間なのだと言い訳も完璧だ。

ケーキを食べ終えて、文具屋さんで可愛いシールを買いスーパーで焼き鳥丼の材料を買ってから、やっとバス停でこれを書いている。とにかく私は思い切ってちょっとだけ悪い子になったことで絶妙なバランスが取れた。私のバランスを私が判断して取れたのでとても嬉しい。鬱々した気分が晴れた。さあ深く息を吸って吐いて、大きな伸びをして、お日様が照り風吹き荒れる中を、胸を張ってバスに乗りスィーっと我が家へ帰ろうと思う。

生きると言っても、ただ今のこと、なんてことない日々の連なり。そして生きる道は広い方がいい。選べる道は選んでみたい。それが意味のない、ちょっとの早退きとカフェのケーキのようなものであっても、今日の私は悪い子になってやってみたかった。悪い子になってみて、もしや何かを未然に防いでいたのだとしたらそれは起きなかったし、誰にもわからないのだ。ひとつ選んでやってみて、どうなるのか、私の行動の責任を私が持ってやるのなら、どの道も歩いてみたらいいような気がした。

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