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#0181 【ニュース雑感】石破首相とトランプ次期大統領:信仰がもたらす日米同盟への影響

こんにちは。釧路人おだわらです。

昨日、玉木代表の不倫報道が乱れ飛ぶ中、石破茂氏が第103代日本の内閣総理大臣に指名されました。

また、先週は米国大統領選でトランプ氏が当選しました。

これで石破・トランプによる日米の新たな時代が到来することになります。

これまでは、故安倍元首相がトランプ前大統領との個人的な信頼関係のもと、良好な日米関係を築いてきたわけですが、石破氏の独特の話し方がトランプ氏に合うイメージが全くわかないので危惧しています。話の内容の前に話し方だけでトランプ氏をイライラさせないだろうかと。

石破氏は長年、自民党内の非主流派として、時の首相に対しても率直に意見を述べてきました。いざ自身が首相になると、かつての自民一強の時代は終焉し、少数与党という厳しい立場からのスタートとなります。日本国内においては、この厳しい状況下で石破政権が短命に終わるのではないかとの見方も少なくありません。

石破氏が過去に批判してきた政策や独自の安全保障構想、特にアジア版NATOの推進については、国際政治や安全保障の専門家を中心に日米同盟に対するリスクとみなされています。

こうしたリスクばかりがフォーカスされがちですが、唯一、私が期待しているのは、日米首脳の信仰に基づいた共通の価値観を基礎とし、政治的な意見の違いを超えて、信頼関係を築くという未来です。

石破氏とトランプ氏はキリスト教カルヴァン派のという共通点を持っており、この点が両者の深い共通点となるのではと思います。

カルヴァン派「予定説」

人間の救済はあらかじめ定められているというカルヴァンの宗教信条。そこから人間は神から与えられた現世の仕事に努力することが求められたことが西ヨーロッパの資本主義社会の理念的背景となったと考えられている。

宗教改革におけるカルヴァンの思想は、より徹底した聖書中心主義であり、神は絶対的な権威をもち、人間の原罪はキリストの福音によってのみ救われるというものであった。

その神による救済は「予(あらかじ)め定められている」であり、それを定めるのは絶対の権限を持つ神だけである、したがって「人間はすべて平等に創られてはいない。永遠の生命にあずかるもの、永遠の劫罰に喘ぐのも、すべて前もって定められている」とした。

 そのような人間がどのようにして神への絶対的服従を示すことができるかというと、現世の天職を与えられたものとして務めることでしかできない、と説いた。このようなカルヴァン派の信仰は西ヨーロッパの商工業者(中産階級)に支持されていった。

 20世紀のドイツの社会学者マックス=ウェーバーは、西ヨーロッパの商工業者の中から、近代社会を出現させる資本主義が生まれてきたと分析し、その理念となったのがカルヴァンの予定説であると指摘した。『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

世界史の窓より

信仰が政治に与える影響

石破氏はプロテスタントのキリスト教信者として、その信仰が行動原理の中心に据えられていると思います。

これは、石破氏の著書のタイトルに「天命」という言葉が使われていることからもうかがえます。

彼の価値基準には、神の超越的な存在への畏敬が根底にあり、この神に対する畏敬の念は、政治活動においても深く影響し、自らの不完全性を謙虚に受け入れる一方で、神から与えられた使命(天命)を果たすことへの強い意識を持っているのではないかと思うのです。

神が自らを選びその使命(天命)を果たすべく動かしていると感じているならば、この使命感は彼の力の源泉として作用しているはずで、あれだけ与党内野党で時の首相に「首相を辞めるべきだ」と迫ったくせに、政権運営が厳しい状況でも自分は辞めないと平然と固辞するのも頷けます。

一方で、トランプ氏もまた自身を「無教派のクリスチャン」として認識しており、彼の行動や決断にも信仰が影響を与えていると考えられています。

特に、トランプ氏は「自分は神に選ばれた存在」と認識しており、これは予定説に通じる考え方です。この共通の価値観が、石破氏とトランプ氏の間で深い相互理解と共感を生む可能性があるのではと思うのです。

信仰による共感が日米同盟に及ぼす影響

石破首相はアジア版NATOの推進など、日米同盟の枠を超えた新たな安全保障構想を視野に入れています。これには日米同盟にとってリスクがあると懸念されていますが、石破氏とトランプ氏の信仰の一致がこのリスクを低減させるかもしれません

両首脳が共通の信仰に基づく価値観を持つことは、政策や安全保障に対するアプローチが異なる中でも、「平和」を実現するという高次元かつ深いところで一致するゴールに向かって協力を進める可能性はあります。

あまり日本人には馴染みのない宗教に基づいたリーダーシップは、たとえ異なる戦略を持っていても、共通の価値観から互いの立場を尊重し、互いの内在的論理を基盤にした信頼関係の構築にプラスに作用するはずです。

日米同盟の将来と信仰の影響

石破政権の前途は多難であり、国内の政策運営において難題が山積しています。

石破首相とトランプ大統領の間で、どのような発言や対話が展開されるか、二人の宗教的な価値観が新たな理解と協力の枠組みをもたらすことができれば、日米同盟も新たな段階へと進展する可能性があります。

もちろん、宗教が必ずしも政治的な協調に直結するわけではなく、かえってサムライのように潔くない奴と思われてしまったり、深いところで共感する前にブレークしてしまうことも考えられます。政治的にも両国の利益が必ずしも一致するわけではなく、緊張が生じる場面も予想されます。

信仰に裏打ちされた信頼関係という今まで余りフォーカスされていなかったことが、石破氏とトランプ氏の協力関係の基礎となるのか、それとも二人の天命がぶつかり合って、新たな摩擦を生むのか。

低俗なゴシップ記事なんかよりも、両首脳がどのように協力し、日米同盟をどのように導いていくかを注目していきたいと思います。

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