吉成名高がONEと正式契約、バンルーロックと対戦へ~タイのスポーツニュースより
元ラジャダムヌンスタジアム3階級王者、元ルンピニースタジアム王者の吉成名高は、この度、ONEチャンピオンシップと正式契約、6月27日にルンピニースタジアムで行われるONEフライデーファイト114で、バンルーロック・シットワチャラチャイと対戦する。
タイのムエタイファンにも”名高”の名前は知られているが、現在タイの一般層を巻き込んで、盛り上がっているONEチャンピオンシップに本格参戦が決定したことで、より「吉成名高」への注目度が増している。ネットニュースやYoutubeでも数多く取り上げられており、 その中からニュース通信社のINN・スポーツニュース、10万人登録のYoutubeチャンネル 、Khaomuay の報道内容をここで紹介したい。 ※オフィシャルな日本語訳でなく、著者の大体の翻訳です。
INN NEWS ~名高がONEとの契約書に署名(5月20日)

ーーー 吉成名高、24歳のサムライファイターがONEチャンピオンシップと正式契約した。ソンチャイノイ・ゲッソンリットは名高との対戦に興味があるとSNSでコメントしている。ONEチャンピオンシップ・タイ事務局は「ようこそ、吉成名高、ONEチャンピオンシップへ。サムライの国から名高が正式にONEと契約し、世界の舞台で活躍する準備はできている。ファンたちは皆、名高戦いの最初の相手がタイ人の誰になるか知りたいでしょう」とSNSに投稿し、多くのファンが「いいね」をしたり、投稿をシェアしました。
ーーー名高は多くの実績を残していることから、現在の日本のムエタイ選手の中で、ナンバーワンの選手である。彼の対戦相手を沈めるスタイルは爆発的な成功をおさめて、様々なイベントにてタイ人、そして外国人選手から勝ち星をあげていた。(以前のRWSなどのリングでは)成すべきことは残っておらず、ONEのリングで自身のスキルを披露したいと、かねてから発言していたようだ。3月の日本で行われたONE172にスポット参戦した名高は、3ラウンドでラック・エラワンをKOに下すという素晴らしい仕事をした。そしてようやくONEと正式契約をすることを決心したようだ。
ーーー名高はこう話している「私の新たな挑戦により、ムエタイの技術は美しく、そして変化していっていること、私がエイワスポーツジムの中川会長やチームと習得し発達させたことをONEのリングで証明します。尊敬するチームメイトやトレーナーと、世界への戦いに挑み、力を発揮していきます。私は日本人とて初のONEのムエタイ世界王者にならなければいけません。その為に毎日準備をしています。この道(ONEへの参戦)へ進んでいくことを実現して下さった関係者の皆さまに感謝しています」
ーーー名高はONEではアトム級、105‐115ポンド(47.6- 52.1キロ)で活動していく模様。この体重はこれまで彼が戦ってきた階級である。ONEでは、この階級にも強豪は多いが、その中でもソンチャイノイ・ゲッソンリットが特別な存在である。名高とソンチャイノイとの夢のカードが実現すれば、世界中のファンからの注目を集めるだろう。

Khaomuay~私たちは勝つ機会があるのか?(5月30日)

ーーー吉成名高のONE参戦が決まり、6月27日のONEフライデーファイト114では、バンルーロック・シットワチャラチャイと対戦します。24歳の日本から来る名高の相手は、ナコンサワン出身の28歳で、試合はアトム級115ポンドで行われる。世界中のファン、関係者が、この階級では名高がナンバーワンの選手だと認識しています。名高に誰も叶わないだろうとも。クンスクレック(ラジャダムヌンバンタム級王者)を名高の対戦候補として挙げたいですが、彼は115ポンドの体重は作れないと思われます。115ポンドは軽い階級で身体も小さく、若い選手が多いが、バンルーロックはすでに28歳です。とにかく、名高のONE参戦によって、軽量級が活性化することを期待したいです。
ーーー名高のことを知らない人たちに説明すると、彼は誰にも負けていません。もしくは長く負けていません。彼はムエタイはプロ選手として68試合していますが、68戦で62勝、ここ最近では37戦無敗です。今年3月には日本で行われたONE172でラック・エラワンと対戦し、3ラウンドでKO勝ちしました。ラックは上手い選手で、この結果は信じられません。まさかラックがKO負けするとは、(タイのファンの)誰もが思いませんでした。
ーーーONEと正式契約した名高ですが、これまでONEに来なかったのは、彼自身がラジャダムヌンのチャンピオンで、その防衛戦を続けてきたからです。それにONEのアトム級では世界タイトルがなく、スーパーファイトもできない状況でした。しかし、名高の参戦によりONEはアトム級のベルトを作るでしょう。
ーーー当初、名高はソンチャイノイと対戦する予定でした。しかし、対戦前にお互いに一戦挟むのがベストとして、ソンチャイノイも近く誰かと、名高はバンルーロックと対戦することになります。バンルーロックは身体は小さい(159センチ)ですが、ONEではまだ敗戦がありません。前戦は5月2日にペットバンライに初回KO勝ちしています。
ーーー名高は身長165センチ、24歳、バンルーロックは159センチ、28歳です。名高が遊ばなければ、バンルーロックは序盤にもう、打つ手がなくなる。名高がテクニックでも我々の選手(バンルーロック)を完全に喰ってしまうのではないか。バンルーロックは身長差があるから、歩いて前に出なければならない。そういったハンデもある。ただし、リングで対峙すれば関係ない場合もあります。前回対戦した、キック主体のペッチバンライは168センチでした。試合が長くなるとより、距離の差が出てくるので、初回から勝負を仕掛けたのでしょう。
ーーーバンルーロックのジムは小さな小さなジムで、選手も数人しかいません。しかし彼は才能があり、ハンデを超えて強くなってきました。正直なことを言うと、名高との対戦は不利です。スピードは同等かもしれませんが、攻撃の重さでは名高が上回ります。後は運です。タイで試合が行われることもバンルーロックの助けになるでしょう。”バンルーロック・シットワチャラチャイ”、どうか名高を倒してください。
※写真はINN,Khaomuay, One Championship から。
photo from INN, Khaomuay and One championship.
