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DXの本質は『X』──まずはそれ、必要か考えませんか?

DX推進のお仕事をしているので、
記念すべき1本目の記事は、
DXについて思うことを簡単に書いてみようかと思います。


✅DXの本質とは?

よく勘違いを起こしてしまうのですが、
DX(Digital Transformation、デジタルトランスフォーメーション)とは、
「単にデジタルを入れること」ではありません。
本質は『X(変える)』ことです。

忘れがちなので自戒の念も込めて言うのですが、
やめる・減らす・置き換える」の順で仕事を軽くする、
ということが大事なのかなと思います。
つまり、デジタルは、その変化を支える手段にすぎません。
ツールを増やす前に、
「そもそもそのフローは本当に必要か?」 を先に見直すと、
上手くいきやすいのではないでしょうか。

フローの変え方や効果については、以下の記事でも書いています。



💡なぜXが重要なのか

そう思ったのは、きっかけがありました。
僕が転職して最初に任されたのは、導入直後のSaaSサービスの運用でした。
既存のサービス終了がきっかけで“代替ツール”として入ったものの、
元のやり方に寄せようと無理やり使っている感じで、
第3者からの目線で考えても、正直、業務上の意味は薄い。。。
しかも価格はそこそこ高い。。。

どうやら上層部の鶴の一声で導入が決まり、
契約自体はいつでも解約できるはずなのに、
現実には関係者のメンツや周辺の微妙な期待が絡み、
やめる選択が取りづらい、ということになっていました。
結果、保守・運用・活用支援を続けることに。これはつらい。
僕は「これは“DX”なのか?」と入社早々、もやもやしてしまっていました。

この時、「そうかこれがいわゆる”手段の目的化”なのか」と感じました。
この経験を通じて腹落ちしたのは、
Dを“足す”よりまずはX、つまり“やめる“や“変える”から始めたほうがいいということ。
既存フローを前提にツールで“代替”しても、負担は減らない。
それどころかむしろ、
ツールに仕事を合わせにいってカスタマイズ過多になれば、将来の負債になってしまう。
標準機能に業務を寄せるか、そもそもフローを変える(統合・撤廃)か。
ツールの議論はその“後”で良いのだと。

極端に言えば、Dがなくても、それでうまくいくならOKなんです。
「業務整理したり、他部署に移管したら上手くいった!」
みたいな話もよくありますよね。

実生活だと

洗濯機は「洗う」を機械に置き換えただけでしたが、
ドラム式は「干す」のをやめています。
目的は“乾いた衣類を得る”ことなら、
ロボットに物干し竿へ“干させる”必要はありません。
工程を増やすのではなく、工程を消しているんですよね。

ドラム式の便利さたるや。正直干す行為したくないですし、
ドラム式なしではもう考えられない派です。
(そもそも乾いた洗濯物もちゃんと畳まなくてよくね?派でもありますが、
 家庭内で妻と上手く合意形成できていないのはここだけの話です…)


📌まとめ

さて、締めます。
DXを“変える”から始めるために、僕は次の順で考えます。

①やめる まず“なくしても困らない”を洗い出す。
  例)誰も見ていない帳票、二重入力、形式だけの報告。
②減らす 頻度・関与者・手順を削る。
  例)週報は隔週、承認は1階層、資料は1枚など。
③置き換える ここで初めてデジタルを使う。
  例)紙→フォーム、口頭→記録、属人→共有。

仮にSaaSを使うにしても、標準に合わせることを基本にし、
カスタマイズは「どうしても必要」「理由が明確」「将来も維持できる」
の三条件を満たすときだけに絞るべきなのかなと。
標準機能に業務を寄せることは、決して“ツールに負ける”ことではなく、
運用コストを軽くする現実解だと思います。

自戒の念も込めてですが、
ツールから入ると「導入して終わり」になりがちです。
けれど、「DXはXに意味があって初めて価値になる」ことを、
ゆめゆめお忘れなく。

💡今日のやってみよう

いまの仕事から”やめる候補”を1つだけ書き出してみてください。
例:二重入力/形式だけの会議/誰も見ない定例資料 など。

それでは、また次回。みなさんよい一日を🙌



※自己紹介記事はこちら

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