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手は実年齢を語る


車内で自分の前に座っていたのは50代くらいの女性でしたが、彼女から私は一体いくつに見られたのでしょう。弱々しい高齢者風情にみられたのでしょうか?吊り革につかまりきちんと立っていたし、危なげな雰囲気で座りたいアピールもしていなかったのに。

その後美容室でその話をしたところ、「え?まだ席を譲られるようには見えないよ」と言われ、ちょっとホッとしたのですが、何か腑に落ちない気持ちでした。

そういえば、92歳で亡くなった母が、晩年認知症気味ではあったのですが、よく自分の血管の浮き出た手や腕を見せながら「見てよ、ほら、もう骨皮筋子(ほねかわすじこ)よ」と言うのが口癖になっていました。

皮下脂肪がなくなり皮膚のハリと弾力もなくなって、血管だけがやたらと浮き出てゴツゴツしていたのを思い出し、そうか、座っている方の目線の先には私の顔よりも手の甲の方が間近に見えていたので「高齢者」と思われたのかもしれません。

しげしげと自分の手の甲を見てみると、シミはそれほどないにしても、確かに若かりし頃の手とは程遠く、おばあさんの手に見えちゃったのかしら?

本当はまめにハンドクリームをつけた方がいいのかもしれませんが、ベタベタするのがあまり好きじゃないので1日に1回つけるかつけないかくらいで、また洗い物もゴム手袋を使うのが苦手なので、思えばハンドケアが行き届いていませんでした。そのような状態だから、最近は手の爪も劣化してきて、しょっちゅう爪先がかけてしまうため、爪の補修液が手放せなくなりましたが、それ以前にハンドクリームで手のケアをするべきですよね。

それにしても、いつからこんな手になっていたのか、意識していなかったので、こうなるまでの途中の段階がわからないのが残念です。気づけばもう少しケアしたかもしれないのに。

手を握ってくれた夫も一昨年いなくなってしまったし、もうこんなしわくちゃな手を握ってくれるひともいないだろうから、いいっちゃいいんですけどね。逆に電車の中で席を譲ってもらいたい時は手の甲を思いっきり露出させてアピールして立っていればいいのでしょうか?(笑)




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