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障子張りをした日

師走になり、いつやろうかとずっと思っていてやっと障子張りをした。

今年、いつも買っているドラッグストアに障子紙は売っていなかった。
和室のある家って、少なくなったんだなぁとブツブツ言いながら、
15分位歩いてホームセンターでやっと買えた。

我が家には小さい和室が一つあって、2年に一度、障子を張り替えている。
天気のいい日を選んで、朝早くから障子を4枚外して外に出す。
フェンスに立てかけ、ホースで水を満遍なくかける。

今の糊は剥がれやすいので、障子紙は楽に剥がれてくれる。
私がぶつけて破いた穴は、器用な娘が桜の花びらで補修してくれていた。
そこにも容赦なく水をかけて、紙を剥がしていく。

器用なムスメ作

桟にこびりついた紙や糊は靴ブラシで擦る。
これが結構大変。
桟の交わった所には、糊が溜まっている。
つけ過ぎた場所があると、何度も擦らないと取れない。
3枚目、4枚目になると腰も痛くなってくる。
大きな日本家屋は、何枚も障子あって大変だろうなぁ、こんな時は小さい家で良かったと思う。

陽のよく当たるところに、障子枠を干してその隙に昼飯を食べる。

障子張りの友

よく乾いた障子枠を家に入れる。
最初の1枚目は緊張する。
障子枠に糊を塗って、巻いてある障子紙を勢い良く転がす。
ここで躊躇すると斜めになったり、ずれてしまう。
カッターで余分な紙を長定規を当てて切る。

やっと1枚出来上がり。
2枚目からは慣れてスムーズに作業は進む。

そういえば、こんなことがあった。
何年か前、張り終わった障子の上を、愛犬がダイビングして破ったことがあった。
思わず「こら!!」と怒ると、愛犬は驚いた顔をして固まってしまった。

やっと貼り終えたのに!

その驚いた顔が可愛くて、「いいよいいよ大丈夫。怒ってごめんね」と頭をナデナデして、ご機嫌取りをした。

元気に走って来た愛犬は、昨年私の腕の中であっけなく死んでしまった。
16歳と1ヶ月、老衰だった。

そんな事を思い出しながら、障子張りはどうにか終わる。
できた順から、障子を元の場所に入れていく。
古い家なので、歪んだ敷居に嵌める時は苦労する。
最終的には足で蹴飛ばして入れる。

今年は、それでも入らなかった。
家人に障子枠の下側を削って貰って、やっと入れることが出来た。

その年によって一度でパリッと貼れる時もあれば、シワが気になる時もある。
そんな時は霧吹きで水をかける。
何日かかけていれば、パリッとする。
それを見るのが私は好きだ。

張りたて

新しく真っ白になった障子。
それだけでも、清々しい気持ちになる。
たった4枚でも、達成感は大きい。
これで新しい年を迎えることができる。

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