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【月刊♨️ ボイラー通信】Vol.02(7月号)|下駄を履く者

お風呂バンドのボイラー室からこんにちは。
夏は下駄履き、四ツ丸です。

下駄を履くようになったのは、たしか小学校低学年くらいからだったと記憶しています。
3、4歳の頃から『ゲゲゲの鬼太郎』にハマっていて、鬼太郎の「リモコン下駄」に憧れ、自分も履きたくなったんですね。
それが親づてに伝わったのか、自分で言ったのかあまり定かではないのですが、ある日祖父の家に行ったら、日曜大工で手作りの下駄をこしらえてくれたんです。
材料は木の端材で鼻緒はビニール紐でしたが、それはちゃんと下駄の形をなしていて、履いて歩くとあの「カランコロン」という小気味いい音が…。
すっかり嬉しくなって、走ったり跳ねたりして遊んだのを覚えています。

それ以来、外で遊ぶときはできるだけその下駄を履きました。
さすがに学校には履いていけませんでしたが、放課後や休みの日には、カランコロンと音を鳴らしながら近所で遊んでいました。
しかし、子どもの成長は早いもの。高学年にもなるともう窮屈で履けなくなってしまいました(特別足の大きい子どもでした…)。

そこで、お小遣いを3千円ほど握りしめ、近所の靴屋へ。
店内に並ぶ商品のほとんどが靴でしたが、奥のほうにこじんまりと下駄のコーナーがあって、そこに黒い鼻緒の紳士下駄が置いてありました。本当は鬼太郎の下駄と同じ赤が良かったのですが、黒もカッコいいなと思い、それを持ってレジに。
小学生が紳士下駄を買うというシュールさに店員さんは戸惑っていたかもしれませんが、“本物の下駄”が手に入る喜びでいっぱいだった当時の自分はそんなことを気にしていませんでした。

ウキウキとした気分で家に持ち帰り、さっそく履いてみました。
少し大きく感じたものの、歩いたり走ったりしても問題なさそうだったので、次の日からはその下駄を履いて遊ぶようになりました。

下駄を履いて遊んだ後に、裸足で家の中を歩くと、床がなんだか凸凹しているように感じるのですが、あの感覚が妙に好きでした。

家がいつもの家じゃないみたいな不思議な感じ…
まるでスポンジの上を歩いているような気分…

その時のなごりでしょうか、夢の中で走るとき地面はいつもぐにゃぐにゃで、いまだに上手く走れません。

その下駄は高校生くらいまで履いていたと思います。
中学・高校では履く機会がだいぶ減りましたが、それでも下駄が好きで、ときどき散歩に履いて出かけていました。
大学では、下駄を履いていても何も言われないので、5月から10月くらいまではずっと下駄で過ごしていました。

そのうち一本歯下駄にも興味が湧いて、京都でつくっている1万円の一本歯下駄を通販で買って履いていたこともあります。ただ、砂利道や柔らかい土の上だと難儀するので、普段履きはしませんでした。ちなみにその下駄で縄跳びも跳んでいました。

今でも、初夏くらいから下駄を履きはじめます。
散歩やちょっとした買い物のときなどに、カランコロンと音を響かせて歩いています。
現代のアスファルトの道を歩いてると、下駄は意外とすぐすり減ってしまうので、今の下駄は5代目です。

あなたの住むまちでも、ときおり耳を澄ますとカランコロンという音が聞こえてきませんか?

それはきっと四ツ丸です。

現在履いてる下駄(5代目)


♨️今月のクイズ♨️

ニッポンお風呂バンドでパーカス担当のぱんすと和尚が、四ツ丸から「作詞作曲してみませんか?」と言われたとき、「数年前に○○プリンというものを食べた時の気持ちを歌詞にしてみたい」と答えました。この○○に当てはまるのは次のうちどれでしょう?

①焼酎
②餃子
③松茸
④紫蘇

答えは次号に発表します♨️
(ちなみに、あれから3年…いまだに歌詞は送られてきていません)

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