2025年1月28日 WALNUT|レシート日記
そろそろ母の誕生日、プレゼントを何にしよう?と頭の片隅に置いて毎日を過ごしていた。ある日、インスタグラムでとびきりきれいな色のもこもこの写真が目に飛び込んできた。白とピンクと紅梅色のグラデーション。キャプションを見ると、お正月のニューカラーの毛糸でその名も「白蛇小梅ちゃん」。そういえば母は最近編み物にハマっている。しかも、このお店には星座をテーマにした手染めの毛糸シリーズがあることをわたしは知っていた。水瓶座の誕生日に、水瓶座の毛糸をプレゼントするってすてきかも。ピンク系の白蛇小梅ちゃんとブルー系の水瓶座の毛糸、もうこれしかないんじゃない?!とひとりでテンションが高まり、行ったことない京都の編み物の店、WALNUTにはじめて行ってみることにした。扉を開けると、店いっぱいにカラフルな毛糸。色の洪水に一瞬ぼうっとしそうになる。気を取り直して、白蛇小梅ちゃんと、水瓶座の毛糸を探す。すると店中央のメインテーブルの上にその2つの毛糸があった。しかし、同じ色でもふわふわ具合の違う毛糸が並んでいてわからない。店員さんに「プレゼントしたいのですが、わたし自身は編み物をしないのでわからなくって」と正直に相談すると「棒針?かぎ針?」などといくつか質問をされて、適切な糸の種類をおすすめしてくれた。毛糸についてなにも知らないので、結構いいお値段するんだな、と思ったけどこんなにきれいな色を、すてきな名前で売るのだから無理もないと思った。宅配便で毛糸を受け取った母からは「素敵!」とLINEが届き、ほっとする。水瓶座の毛糸ではハンドウォーマー、白蛇小梅ちゃんではポーチを編んでくれた。「いい毛糸で編むって、ぜんぜん違うのね!」と喜んでいて、わたしは嬉しくなった。母が京都に来たときには、WALNUTへ連れて行きたいな、きっとわたしよりもずっと店員さんとも話が弾むんだろうな。母があの店で、目をきらめかせるのを見るのが楽しみだ。

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こんなふうに、レシートからはじまるささやかな日記を、ZINE『レシート日記』にまとめました。
文フリ東京にて頒布予定ですので、よろしければぜひお立ち寄りください。
※このnoteの、WALNUTのお話はZINEに入っていません。
文学フリマ東京 42
日時:5/4(月) 12:00〜17:00
場所:東京ビッグサイト
ブース:と-52(南3-4ホール)
文フリWebサイト内、レシート日記のページ(気になる!で保存できます)
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