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【乳がん闘病コミックエッセイ】ep11:抗がん剤治療、始まる


第11話

今回の領収書

日日伴走記

CHOCO'S column

ケモ、はじめました

病院によってやり方は色々だと思うんですが、私が通っていたところでは、診察室とはちょっと離れたところに「化学治療室」っていう場所があって、そこで点滴を受けます。
まずは採血して、主治医から「OK」が出たらいざ点滴へ、という流れ。

ちなみに、看護師さんたちは化学療法のことを「ケモ」って呼んでて、最初は「ケモ?なにそれ?」ってなったけど、だんだん私も自然とそう呼ぶようになってました。
あとから調べてみたら、「ケモ」は英語の「chemotherapy(化学療法)」の略で、抗がん剤治療のことを指すそうです。医療現場ではけっこう普通に使われてるみたい。

漫画でも描いたけど、「ケモ室」の看護師さんたちがほんっっとうに絶妙な距離感で接してくれて、しんどい治療中も安心して過ごせました。
あの空気感、最高でした。本当に感謝してます。

さてさて、私が受けたEC療法では、2種類の抗がん剤が使われます。

・エピルビシン(Epirubicin)

・シクロフォスファミド(Cyclophosphamide)

この頭文字を取って「EC」って呼ばれてるらしい。へぇ〜〜なるほど。

このエピルビシン、なんと点滴の色が真っ赤なんです。

これが体の中に入っていくのか〜と思うと、ちょっとドキドキ。不思議な感覚でした。
点滴が終わってトイレに行ったら、便器が真っ赤になっててびっくり!
漫画の中でも2~3日はトイレは二回流すようにと看護師さんから指示があるんですが、点滴後2日くらいは尿も赤かったので、トイレのあと2回流すのが日課になりました。ある意味わかりやすいサインでしたね。

また、「ジーラスタ」のボディポッドっていうのを、この病院で初めて知りました。
乳がんの闘病エッセイとか読んでたから、抗がん剤で白血球が減って免疫が落ちるのを防ぐために、ジーラスタっていうお高いお薬を打つってのは知ってたんです。

普通は治療の翌日〜2日後に病院に行って皮下注射するらしいんですが、これがまた「めちゃくちゃ痛い」とか「だるくてしんどい」とかの情報も仕入れていたので、めちゃくちゃ身構えてました。
っていうか、「副作用出てる時期に病院行けって…運転大丈夫なの!?」って不安MAXだったんですが、
ボディポッドで自動的に薬を投与してくれるって聞いて、めちゃくちゃホッとしました。

実際つけてみたら、お腹に刺す針も柔らかくて、痛みはほぼナシ。

ポッド自体はまあまあのサイズなので、「これでちゃんと寝られるかな?」と心配だったけど、夜にはダルさや気持ち悪さが出てきてほぼ寝たきり状態になったので、気がついたら寝てました。ボディポッドの存在を気にする余裕すらなかった(笑)。

副作用としては、よく言われる吐き気や胃痛とか。

胃はそこそこ痛かったけど、吐き気は「まぁ…なんとか耐えられるかな?」ってレベルでした。
ちなみに私は妊娠中のつわりもそんなにひどくなかったし、乗り物酔いもしないタイプ(三半規管が謎に強い)。
副作用ってつわりに似てるな〜と思って看護師さんに話したら、「そう言う方、けっこう多いですよ〜」って言われました。

つわりも生理痛も、人によって全然重さが違うし、「他の人が耐えられたから私も」とか「〇〇さんは平気だったらしいよ」なんて比べるのはほんとナンセンス。
吐き気止めもいろんな種類があるので、「効かないな〜」と思ったら、次の診察で遠慮なく伝えてください。薬、変えてもらえる可能性あります!
あと、自分の状態やつらさを「10段階でいうと今どれくらい」ってメモしておくと、先生と相談しやすいですよ。

人によって違いはあるけど、大体は数日乗り切れば、見違えるくらい元気になります!

無理しないで、ぼちぼちいきましょ〜。

【CHOCO/ちょこ】
Instagram:https://www.instagram.com/choco_phototime/

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