【乳がん闘病コミックエッセイ】ep23:抗がん剤治療の中止
第23話









今回の領収書

日日伴走記

CHOCO'S column
知らなかった副作用に悩まされて
パクリタキセルの主な副作用としては、
・骨髄抑制(白血球・赤血球・血小板の減少)
・末梢神経障害(しびれ・痛み)
・脱毛
・消化器症状(吐き気・嘔吐・食欲不振など)
・関節痛や発熱
が挙げられます。
私の場合、もっとも顕著に出たのは【しびれ&痒み】でした。吐き気などは圧倒的にECの方がつらかったです。関節痛もありましたが、ジーラスタを打っていなかったこともあり、”副作用が一番重く出る時期の一時的なつらさ”と比べると軽いものでした。
ただ、本当に大変だったのがしびれ、そして痒み。
痒みについては事前に聞いた事もなく、ネットで調べてもあまり情報がなかったので、最初は何かのアレルギーやもしや水虫!?と疑いました。でも腫れることも荒れることもなく、冷やすと落ち着くので、おそらく副作用の一種ではないか?という結論に。看護師さんも主治医も「そんな症状が出た人は初めて」と言っていましたが、X(旧Twitter)で呟いたところ数人いらっしゃったので少しホッとしました。
常に足の裏が”正座の後”のようにしびれており、歩いて血行がよくなると尋常じゃない痒みが襲ってきます。特に足の裏や指の間がゾワゾワ痒くなるので、小さい保冷剤を持ち歩いて常に冷やしてしのぎました。
Weeklyパクリタキセルは週1で投与するため1回の量は少なく、副作用も最初は軽めでしたが、回を重ねるごとに体に蓄積し、徐々に強くなっていきました。疲れやすくなり、関節痛も出てきて…。
歩くとしびれと痒みが出るので、杖をつきながらゆっくり歩くのですが、1時間程度が限界。夫とスーパーに行った時も、会計時には立っていられなくなり、車に駆け込んだこともありました。
これは抗がん剤投与中の冷却をもっと厳重にしていれば防げたのかもしれません。冷やすことで末端に薬剤が到達しにくくなり、副作用を軽減できるそうです。人によるかもしれませんが、これから受ける方に【大げさなくらい冷やす】のをおすすめしたいです。
パクリを4回経験して学び、キャリーケースに保冷剤をしこたま詰め込んで挑んだ5クール目で、まさかスキップになるとは思いもしませんでした…。抗がん剤の副作用で治療がスキップ・中止になるのは珍しくないそうですが、順調に進んでいた分、初めてスキップした時はショックでした。
さらにこの頃は左腕の血管も細くなり、針を刺すのもかなり痛い…。 「最初からCVポートを入れておけばよかった!」と処置室で後悔したほどです。なかなか針が入らず必死で頑張ってくれている看護師さんにも申し訳なくて。
そんな中、2度スキップした後に「抗がん剤がよく効いて腫瘍が小さくなっている」と言われた時は心底安心しました。
あっけなく終わった抗がん剤治療。 その後、友人に誘われて行ったクリスマスパーティで、ウィッグを外してトナカイの角をつけて登場したら「せんと君じゃない!?」と大笑い。抗がん剤も終わったので、そろそろ髪も生えてくるはず。今だけのつるっぱげ状態をこれでもかというくらい楽しみました。
ちなみに、”そろそろ”が思った以上に早く、正月明けにはすっかり一分刈りくらいになっていたので、毛根の強さには本当に驚かされました。

【CHOCO/ちょこ】
Instagram:https://www.instagram.com/choco_phototime/
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