【乳がん闘病コミックエッセイ】ep7:治療方針決定?
第7話















日日伴走記

CHOCO'S column
圧迫面接の疑似体験
前回、認定看護師さんと仕事のことを詳しく話せたことで少し安心していましたし、「早期発見の乳がんです」と言われていたので、「転移なんてしてないでしょ、大丈夫でしょ!」と、どこか楽観的になっていました。
幸いにも、リンパ節への転移はなく、ステージⅠ。
認定看護師さんが説明してくれた通りに物事が進みそうだ――
そんな期待がふくらんできた、そのとき。最初に診てくださった先生は、なんと「主治医ではない」とのこと。
え!?じゃあ本当の主治医は誰!?と戸惑っていると、
別の診察室に案内されて――そこにいたのは、なんかお堅そうで、白い巨塔に出てきそうな先生!!(主治医、ごめんなさい!笑)
診察室の空気はずっしり重く、「ここで気を緩めたら飲み込まれる」と本能的に感じるような緊張感がありました。
主治医から告げられたのは、『トリプルネガティブ乳がん』という診断。
ホルモン治療が効かず、抗がん剤だけが有効れるタイプとされるタイプだそうです。
逆に言えば、抗がん剤が効きやすいタイプとも言えるらしいのですが――このタイプは、予防的なホルモン治療ができず、悪性度が高く進行も早いとのこと。
そのため、私の場合はステージⅠの初期がんでも「乳房全摘」と「抗がん剤フルコース」が勧められました。
(※病院によって治療方針はさまざまだと思います)
たぶん、事前に色々調べすぎたのが裏目に出たんだと思います。
私が読んだ体験談では、「がん告知から治療開始までには1ヶ月くらいの準備期間がある」ケースが多かったんです。
だから、こんなスピード感で治療の話が進むなんて思ってもいませんでした。
正直、全く心の準備ができていなかった。
主治医、看護師、旦那――
味方が誰もいないように感じたその日。
四面楚歌のような状態で、かろうじて保っていた心の均衡が崩れる音が、確かに自分の中で聞こえたのでした。
【CHOCO/ちょこ】
Instagram:https://www.instagram.com/choco_phototime/
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